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株式投資のための半導体シリーズ①:半導体とは何か??

はじめに

このnoteでは株式で半導体・集積回路へ投資するにあたり必要となる知識を簡単にまとめます。シリーズ①では半導体とは何かを説明し、以降のシリーズで半導体業界や具体的な投資方法、半導体の未来図について説明をする予定です。

個人的には半導体は十分に早く底堅い成長をする市場であり、技術的な参入障壁が高いので、非常に魅力的な投資先の一つだとトウシドリは考えています。

半導体とは?

半導体とは、一定の電気的性質を備えた物質です。物質には電気を通す「導体」と、電気を通さない「絶縁体」とがあり、半導体はその中間の性質を備えた物質です。また半導体とは、トランジスタ、ダイオードなどの素子単体(ディスクリ-ト半導体部品)や、トランジスタ等で構成される回路を集積したIC(集積回路)を総称したものを示すことも多くあります。

引用:半導体とは

上記のように半導体とは正確には単なる導電体と絶縁体の中間物質ですが、IC(集積回路)の総称ともなっています。この記事ではIC(集積回路)も含めて半導体と呼び説明することとします。

ちなみに単純化して説明すると、集積回路とは電子回路を半導体を利用して効率化・小型化したものです。電子回路とはデータ転送や信号の増幅、計算を行うものであり、ダイオードやトランジスタなどから構成されます。

まとめ:半導体=集積回路=計算を行うもの
乱暴ですがとても単純化するとこんな感じです。

半導体の用途と歴史

半導体はラジオやPCなど情報を扱うもの全てに使われています。
下図は半導体の歴史です。どんどん世の中に半導体を使う製品が増えていることがわかります。
より複雑な計算などを行うものほどより多くので、そしてより優れた半導体を必要としています。
これからも、より多くの、より優れた半導体が必要とされる世の中へとなっていくでしょう。

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出典:半導体の歴史

半導体市場

先ほどは半導体を使っているものの例などをあげ、その需要を説明しましたが、ここではデータを示します。
下図は、用途別の市場成長率を示しています。半導体市場は自動車やデータ処理を中心に大きく成長する市場であることがわかります。流行りのEV、AIもこの用途に含まれるかと思います。


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まとめ

今回は半導体とは何か?をおおまかに説明しました。半導体とは何か、どれだけ世の中に必要とされ、そして成長する市場なのか、が大体わかったかと思います。
次のnoteでは、半導体の具体的な構成や種類について説明したいと思います。半導体の複雑さ、製造の難しさを説明し、その特性から半導体業界のモートや投資妙味についての考察を加えています。
今回は半導体の話のみでしたが次のnoteでは具体的な銘柄も含まれていて投資色もあります。

次のシリーズnoteはこちら


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