株式投資のための半導体シリーズ⓪:ちょうざっくり半導体。
半導体?
半導体はスマホや家電、ゲーム機、車など、だいたい電気の通るものには必ず入っています。ICと呼ばれたりもします。(正確には違いますがざっくり説明で行きます!)
出典:JEITA
半導体がやってることはおおきく3つ。
考える。
覚える。
伝える。
素敵な図があったのでどうぞ。
半導体のつくりかた
半導体はつくるのがめっちゃ大変。なので誰でも作れるものじゃないんです。切ったり、塗ったり、酸化させたり、磨いたり、チェックしたり、、、いろんなことします。
このツイートの図を見たら大変ってことわかるかと思います。
半導体を作ってる会社
半導体を作る会社は設計する会社、開発する会社、製造する会社の3種類です。そして、半導体をつくる装置を作る会社もあります。
おおまかな設計図をARM($NVDAが買収)がつくって、$QCOMなどが詳細な設計して、それを$TSMなどが、$AMATのような企業が作る製造装置を使って半導体をつくるようなイメージです。
半導体銘柄例
銘柄はいっぱいありますが、有名どこは$TSM $NVDA $ASMLあたりかと思います。半導体がはじめてならここから見ていくのもいいかも。
$TSMは世界最大の半導体のファウンドリ(作り手)です。
$ASMLはEUVという次世代の半導体製造技術を独占的にもっています。
$NVDAは高い技術力と先進性があり、AI向けの開発などをしています。
半導体ETF
$SMHや$SOXXなどがあります。ここでは経費率の低い$SMHを紹介します。
$TSM、$NVDA、$ASMLがTOP3ですね。これらで25%ほどになります。
出典:Bloomberg
過去5年では$SMH(オレンジ)は$QQQ以上の成績です。5年で約400%!
ただ、今後はどうなるのかはもちろんわかりません!
市場規模自体は今後も伸びる予想です。
出典:Bloomberg
こちらのサイトでは$SMHと$SOXXがより細かく比較されています。
半導体市場
半導体市場は2025年には2019年の約2倍になることが予想されてます。
(市場動向調査会社の富士キメラ総研の予測)
参考:マイナビニュース
半導体は需要が大きく、現在供給が追いついていません。ここ最近自動車業界での半導体不足のニュースが多く出ています。
おまけ:ムーアの法則
「集積回路上のトランジスタ数は18か月ごとに倍になる」という法則があります。簡単に言えばどんどん半導体の性能が上がっていくということです。
ちなみにこの法則でいくと10年で約100倍になります。
この法則が、ITの成長の速さの理由の一つです。ただし、最近は技術発展は遅くなっているとも言われています。
記事紹介等
もう少し細かいところを知りたい人向けに記事紹介です。
こちらでこのnoteの解説をおこなっています。
youtubeで使っているPDFはこちらからダウンロードできます。
最後に
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