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SONYの市場シェアや強みを解説してみます。
円安を追い風に時価総額は20兆円を超え、絶好調のソニーを徹底解剖!ソニーが落ちぶれた時期から今に至るまで何があったのか。業績にも触れながら解説していきます。
1.SONYとは
1946年に電子機器会社として井深大と盛田昭夫が「東京通信工業」を設立しました。最初に作ったのは電気炊飯器(失敗作)です。「sonus」ラテン語で音、「sonny」は英語で坊やという意味があるそうです。
1960年代:世界初のトランジスタテレビを発売
1979年:カセットテープを持ち運べる「ウォークマン」を開発。世界的に大ヒットして音楽の会社として有名に
1989年:ハリウッドの映画会社「コロンビア・ピクチャーズ」を買収(ソニーピクチャーズ誕生)
1994年:PS1発売
今となっては優良企業のソニーですが、2000年〜2010年代後半までは赤字が続き危険な状態でした。
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ソニーの代名詞だった「家電」がライバル企業との競争に負けていました。特に、ソニーは輸出企業(売り上げの8割が海外)なので円高や、海外での出来事は結構響きます。
ソニーの迷走期
海外勢との競争に勝てないので事業の選択と集中をするべきですが、社長がコロコロ変わり、方針もすぐ変わるのでパッとする成果が出せませんでした。「史上最高の構想改革」と言われるまでの改革を成し遂げたソニーはどうやってこの苦境を乗り越えたのでしょうか。
平井一夫(ソニーを復活させた男)
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