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【米国株】11/14以降の投資戦略&ポケットピボットについて
本文は全て無料で読めます!ドトールでの執筆作業時にコーヒー代を奢ってくれる心優しい方は是非お願いします🙇
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市場情報は「Confirmed Uptrend」に11/10に変更。確固たる上昇相場入りしています。
週半ばの時点では、株式市場の上昇は不調だったが、木曜日には予想を上回るインフレ報告により、大幅に上昇した。中国は金曜日にコヴィッド規制を緩和し、株式と商品を再び押し上げた。
ダウ工業株30種平均:4.15%↑
S&P500種株価指数:5.9%↑
ナスダック総合株価指数:8.1%↑
ラッセル2000:4.6%↑
アップル株は、水曜日に約4カ月ぶりの最悪の終値を記録したが、急騰して週足では8.2%の上昇で取引を終えた。AAPLは50日線を上回ったが、10月下旬に抵抗線となった200日線を下回っている。マイクロソフトの株価は、11月3日に弱気相場の安値をつけた後、11.6%急騰して50日線を上回った。
エヌビディアは先週、15.3%高の163.27と4週連続で上昇し、3つの2桁上昇のうちの1つを記録した。
10年物国債利回りは33ベーシスポイント下落し、3.81%になった。市場では、12月に50ベーシスポイントのFRB利上げが強く予想されており、2月には4分の1ポイントの利上げに傾きつつある。
ドル円は、利回りの急落を反映して急落し、週次では過去最悪のマイナスとなった。
米原油先物は、金曜日に反発したものの、3.9%下落の1バレル88.96ドルだった。
満月新月相場に関してですが10月中旬からは機能しており今週の満月相場では堅調に上昇しています。次の新月は24日までなのでそこまでは上目線で考えています。
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11月アノマリーの振り返りです。
11月は1年で1番強い月になっており中でも小型株は最高の1ヵ月に過去なってきました。来週は堅調に上昇する予想でアノマリー、指数のテクニカル的にも重要な抵抗線を抜けているので良い形に見えます。ブル日は15日。ベア日は無いです。
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唯一の懸念事項は2008年のチャートと酷似している事です。24日近辺は少し警戒すべきかもしれません。
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最後にVIX指数ですが金曜日に22.52と非常に低い位置で引けています。毎週言及している10日移動平均線を20%乖離、50日移動平均線の上抜け、下抜けは今週は遠い所にいるので順張りでいいと思います。直近だと20を下回ったあたりで反発するケースが多いのでそこが警戒ポイントになりそうです。
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今日はポケットピボットについてプチ勉強していこうと思います。
皆さん聞いたことはありますか?
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オニール流ではカップウィズハンドル、高値ブレイク等が主な戦略になりますが横横が続く環境や下降トレンドに入った時は上値抵抗線が強く失敗に終わるケースが多いです。そんな時にこのポケットビボット戦略が有効と自分は考えています。
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実際のチャート例ですがソーラー銘柄の先導株「ENPH」のチャートになります。3月、7月のPPを書いている部分がポケットピボットになっており、株価が揉みあいのベースからブレイクアウトする直前の買いポイントを見つける方法になります。
ポケットピボットの考え方は単純でマーケットの主導株である事が証明されている強い銘柄で、適切なベースの底を形を作った際に機関投資家がベースの底値で買い集めのサインが出たら購入するという戦略になります。
この戦略もちょっとしたルールがあるので条件を7つ紹介していきます。
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【条件1】
右肩上がりの上昇トレンドに乗っていることが条件になります。下降トレンドでのポケットピボットは成功率が悪いので注意が必要です。
【条件2】
オニール流のCANSLIM投資の条件と同等です。自分はIBDの総合評価が80以下は投資対象に入れないことにしております。
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【条件3】
株価が上昇した際の出来高が過去10日間で最も下降した出来高よりも大きくかつ50日移動平均線から反発するように上昇することが必要になります。先程の「ENPH」のチャートではクリアしているので確認してみてください。
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【条件4】
条件1と似ていますが全体のチャート形成が数ヶ月の下降トレンド(5ヶ月以上)にある場合は、ポケットピボットを買わないでください。ベースの丸みを帯びた部分が形成されるのが大事です。
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株価が50日移動平均線や200日移動平均線などの重要な移動平均線の下にある場合はそこが抵抗線になり上昇を阻む事が多くなるので買わないでください。
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【条件6】
株価が急落して鋭いV字型を描きながら上昇していく銘柄は気を付けてください。通常株価が上昇した分の調整をするには長い期間を掛けて機関投資家が買い集めをする必要があるがV字型にはそのフェーズがないので上昇のパワーが溜まっていないことが多いです。
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【条件7】
10日移動平均線から乖離している場所でポケットピボットが出た場合は買うのを我慢すべきだと言われています。理由としては10日移動平均線が株価に追いつく機会を与えてしまうので数日間固まってから買うようにしましょう。
以上がポケットピボットの考え方ですがいかがでしたでしょうか。皆さんもこのような銘柄を探す旅に出てみてください!
来週も宜しくお願いします。
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