投資のアイデア:あんなナンピンこんなナンピン
あんなナンピン。
こんなナンピン。
いっぱいあるけれど。
みんなみんな・・・。
みなさんはどんなナンピンをしているのでしょうか。
ナンピンについて触れて行きますね。
マイブームのヒットアンドアウェイナンピン
例えばドル円。
105円で買い。
104円に下がった場合。
104円でナンピン買い。
すると相場が動いて104.2円になった。
このときの各ポジションの損益
105円買い:-80pips
104円買い:+20pips
わたしはこういうときに一旦プラスが出ているポジションを決済したりします。
その狙いは
・上がったら損が減るので良し。
・下がったらもう一度、おかわり買いをする。
うん、けっこう危険です。
半額になったらナンピン
次は株のお話です。
コロナ相場前に住友化学という銘柄を購入していました。
手堅い銘柄と思っていましたが、あれよあれよとコロナ相場で下がりました。
買値のほぼ半額に近い株価になった時に、ナンピン。
その後、上昇して微損で撤退しました。
そのまま持ってればよかったな・・・。
手堅い銘柄であれば、こういった半額ナンピンもあり?
積立投資・・・。
こんなナンピンしてみたい
お金があるならこんなナンピンをしてみたいんです。
それは。
105円で買い建て:1lot
104円で買い建て:3lot
103円で買い建て:6lot
下がるたびにロットを増やしていくナンピンです。
これなら多少の反発で利益も狙えます。
だが・・・そんなお金はない!
それに・・・。
だったらドテン売りしとけ!(相場が下降トレンドに気付いてないのに買いばっかりしている可能性)
ナンピンは相場感を狂わせているかもしれませんね・・・。
番外編:股咲き
ナンピンをする人はどうしても損をしたくない人ですか?
はい、わたしです。
そんなときは両建て・・・いわゆる股咲き(股裂き)という手を使います。
例えばドル円。
買いポジション105円
売りポジション104円
この状態であれば、ずっと-100pipsのまま時を止めていられます。
この状態の次を想像してみましょう。
・106円まで上昇したが、ここから下がりそう
このときに105円の買いポジションを106円で決済します。
そして売りポジション104円を放置します。(ここで売りを追加しないのがマイブーム)
例えばここから100pips下がって105円になったら、損益は0になります。
105.5円などであっても、上がりそうだと感じたらそこでいったん買いポジションを建てることで、損が減少しています。
ただし、106円から上昇して106.5円などになったら・・・わたしなら・・・あきらめます。(このとき、売りを追加しなかったことが損を膨らませない技となっている)
寝る前に決断ができないというときはこういった損切風股咲きを使う手もあるのではないでしょうか。
ただしポジションが消えないように、逆指値注文には注意が必要です。
結論:ナンピンはよくない?(株やETFなどの積み立てはナンピンではない)
ナンピン・・・それは・・・。
予想がはずれたことをごまかす手段。
含み損でチャートに張り付きの刑になる地獄へのはじまり・・・。
きっぱりと損切するのが潔い・・・かもしれません。
わたしの場合、ナンピンをしてしまうのは、含み損から早く逃げたいからです。(FXの場合)
みなさんがどういった考え方でされているのかはわかりません。
そういう心理でされている方は多いのではないでしょうか?
また
「含み損がやばい・・・でもこれだけ下がったなら上昇に転じるだろう・・・ここで損切したらただの養分じゃん、ナンピンだ!」
こういう場合もあります。
みなさんはない?
ここからさらに含み損が膨らむパターンが多いんですけどね。
ナンピンをするにしても、その前にまず相場の流れと自分の建てているポジションの方向を確認すべき。
完全な下降トレンドなのに買いのナンピンをするのは自殺行為。
でも売りのナンピンなら・・・まだ一筋の光が見えます。
ナンピンや股裂きのときに注意したいのはポジポジ病+決済病です。
すぐに決済をして、すぐにポジションを建てる、これを繰り返すとかなり痛い目を見ることが多い。
つまり、ナンピンや股裂きをすることは相場感を鈍らせて、トレードをしているという感覚を無くしてしまう可能性が高い。
損切→フラットな気持ちで相場を見る
これがやはりベストかもしれません。(自分に言い聞かせる)
そもそもナンピンで建てるポジションは、読み間違えたポジションに対する救済的なポジションであることを自覚しておくことでしょうか。
あー、耳が痛い。
おしまいです。
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