投資のアイデア:逆の発想
雪にコロナに大変なことになっていますね。
年末で忙しいという方も多いと思われます。
ご自愛ください。
思い込みを捨てると見えてくるものがある
投資のテクニカルやファンダメンタルズ分析をしているとわかってくることがあります。
それは本当に実践的なことです。
例えば決算は良かったのに株価が下がる、とか。
指標が悪かったのに通貨が買われる、とか。
何やら織り込まれていたとか後付けのようなことが書かれますが・・・。
実際に価格が下がったり、通貨が買われている事実というものがあります。
つまり、そういったデータはその場その場ではあまり意味をなさないときがあるんですよね。
逆に言うとそれで儲かったら誰でも勝てるのが相場になっちゃいますものね。
ではテクニカル、人気のオシレーターを逆の発想で見てみましょう。
デッドクロスが買いのサイン!?
MACDを見ているとよくわかるんですけど。
一般的に周知されている、「ゴールデンクロスは買い」「デッドクロスは売り」というのは本当に意味をなさない・・・と痛感します。
下記をご覧ください。
15分足のMACDですが、デッドクロスをしている部分が案外、買いのポイントみたいになっちゃってるのがわかります。
多少の下振れがあるんですけどね。
まあこれはMACDの性質上、仕方ないんですけど。(よくわかってないけど、たぶんそう)
かといってゴールデンクロスが売りというわけではなく・・・つまり上昇相場ではデッドクロスなんて押し目みたいなものってこととも取れます。
買って買ってかいまくれということでしょうか。
しかしながら、上のグラフは15分足なので、これを1時間足や4時間足、日足・・・と上位足に変えていくと、少しずつ都合が変わってきますよね。
こんなふうによくよく見てくるとわかることっていっぱいあります。
RSIの70以上が買いのサイン!?
通常、逆張りで使われるのがRSI。
70以上が売り、30以下が買い。
でもトレンド相場では機能しないよ~、ということですよね。
では下記をご覧ください。
1時間足なんですが・・・ご覧のようにRSI70で売りをしたら簡単に焼かれることがわかります。
しかし逆に買ったらどうなるんでしょうか!?
なんと上記のチャートの場合、RSI70以上で買うと儲かるチャンスというか・・・上昇相場に乗れちゃう。
RSIが70越えをしたときの価格がサポート転換したときみたいにサポートとなってトレンド相場を作っているようにも見えませんか。
もちろん、これは一例で70以上で売れば儲かる相場もたくさんありますけども・・・おもしろい見方なのかなって思います。
RSI70が上昇相場の狼煙みたいな感じになっちゃってる。
逆の発想は相場の感覚を高める
ちょっと見方を変えると相場の真実が見えてくるのがわかりました。
だからといって簡単に勝てるわけでもないのが相場だということが身に沁みます。
本当に投資で勝つということは難しいのがわかります。
ですが、こういった様々な視点を持つとポジションを持っているときの気持ちが私は変わりました。
上昇相場でデッドクロスをしても「いや、まだ伸びる可能性あるな」とか。
RSIが70を超えても「ここから上に行く可能性ある」とか。
そういった「ポジションを持ってからの感覚」を磨くことができるのではないでしょうか。
逆の発想、おもしろい。
おしまいです。