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ロボアドは危ない?やるならオススメはどこ?有名どころを比較してみた!

みなさんごきげんよう🌸
お金と政治が大好きなインターン生の塚田です🎵

最近の市場は急激に上がったり下がったりで、気にしないと決め込んでいてもかなりメンタルが磨耗していってしまいますよね😢
正直、全部プロの運用に任せて自分は気楽に資産が増えるのを待っていたいという気持ちも….

そんなことを考えながらこの前ネットサーフィンをしていたところ、ふと目に入ったのが石原さとみさん率いる某ロボアドのCMでした。

そういえばロボアドって試したことなかったな…

ただ、ロボアドと聞くと、なんだか少し怪しかったり危ないんじゃないかという印象がありますよね。
そこで今回は、ロボアドの仕組みや、本当に危なくないかなどを調べてきました!

「そもそもロボアドって何?」という方や「ロボアド始めるつもりだけどどれ選べばいいかわからない」という方に向けてもわかりやすく解説して行くので、ぜひ最後までご覧ください✨


そもそもロボアドとは?

ニュースや流行に敏感な方だとロボアドと聞いてピンと来るかもしれませんが、実際の世間では「そもそもロボアドって何なの?」といまいちなんだかわからない方が大多数だと思います。

ロボアドとはロボットアドバイザーの略称で、端的に言えば自動で投資をしてくれるサービスのことを指します。

ロボアドの仕組みは以下の通り。

ロボアドの説明画像

ユーザーが運用システムに資産を預け、システムが投資を実行。
運営会社はシステムのメカニズムの管理を行う対価として、運用残高から定期的に手数料や、投資にかかる信託報酬など受け取るといったモデルをとっています。

投資益の一部は取られるものの、運用を全てシステムに任せられるというのは投資初心者にとってもありがたいことでしょう。

現在、様々な証券会社や銀行がロボアドサービスを提供しており、有名どころだとウェルスナビやらくらく投資、ROBOPROなどが挙げられます。
一口にロボアドといっても、全く同じような投資手法を取るわけではなく、投資スタイルや信託報酬の割合は会社によって異なるので、自分に合ったロボアドを見つけることが重要です。 

また、本記事ではあまり触れませんが、自動で投資を実行するのではなく、あくまでも個人個人に合った投資アドバイスのみを行う助言型といったロボアドも存在します。
AIの判断に全てを委ねるのが心配な方などは、まずは助言型ロボアドの利用から初めてみるのが無難でしょう。

ロボアドは危ない?

ここまでロボアドの概要を見てきましたが、一見すると自動で投資をしてくれるめちゃくちゃ便利なサービスですよね。
しかしながら、うまい話の裏には当然それなりのリスクも存在します。

一部ではそのリスクを取り上げて「ロボアドは危ないからやめとけ」という声も…
果たしてロボアドは言われている通り本当に危ないのでしょうか?

結論、ロボアドは危険ではありません。
確かに、手動で運用するのに比べてややリスクは高いと言わざるを得ませんが、そこまで劇的な違いはないと言えるでしょう。

ロボアドが危険だと言われる理由は主に以下の二つ。


  • 手数料が高い

  • 短期の利益が見込みにくい


それぞれ詳しく見ていきましょう。

手数料が高い

ロボアドが危ないと言われる一つの要因として、手数料が高いことが挙げられます。

ロボアドの手数料は1.0%程度が相場ですが、実際に投資をしている身からすると、確かにやや高いと言わざるを得ません。

当然、自分で株を運用していれば運用にかかる手数料はゼロに抑えることができますし、似たようなサービスである投資信託でも、信託報酬(≒手数料)は1%を切るものがほとんどです。

投資にある程度慣れている人は、わざわざ高い手数料を払ってまでロボアドを使う必要はないでしょう。

ただし、これはあくまでも投資に慣れている人に限った話。
「投資はしたいけど、何から始めればわからない」という人にとっては一番使いやすいサービスですし、正直に言って手数料の差は誤差に近いです。

ロボアドに任せることで、浮いた時間を他のことに費やせると考えれば、手数料1.0%も十分お手軽な範疇だと考えられます。

短期の利益が見込みにくい

ロボアドが危ないと言われるもう一つの要因として、短期の利益が見込みにくいことが挙げられます。

投資について少し調べると、散々長期目線を持つことが大事と出てきますよね。
これはロボアドについても同じで、取引の安定性が高まるからこそ、数年や数十年といった長期目線で運用設計されていることがほとんどなんです。
したがって、数週間、数ヶ月で利益を出したい人にとって、ロボアドは相性の悪いツールだと言えるでしょう。

よく、SNSや個人ブログなどで「ロボアドに騙された」といったような投稿がありますが、ああいった発信のほとんどは短期的な利益を追求して失敗しているケースとなっています。

そもそも短期取引自体がリスクの高い=危ない投資手法となっているので、ロボアドだから危ないといった話ではありません。
ロボアド以前に、投資初心者の方はまず短期取引そのものを避けたほうが賢明だと言えるでしょう。

逆に、手堅く長期目線で資産形成をしたい方にとっては、ロボアドは強い投資の味方になってくると考えられます。

やるならどこのロボアドがオススメ?

最後に、様々なロボアドがあるうち、結局どこのロボアドを使うのが良いか見ていきましょう。

今回は、ロボアド業界でも特に著名なSBIラップ、Wealth Navi、らくらく投資、ROBOPROの4つを比較していきます。

手数料

まず最初に、手数料を比べて見ましょう。
ロボアドの利用にかかる手数料は、運用代行の対価として求められる手数料に加えて、投資先商品の手数料(信託報酬、ETF保有コストなど)が加算されることが一般的です。

手数料一覧は以下の通り。

  • SBIラップ:手数料0.660%+信託報酬(平均)0.292%

  • Wealth Navi:手数料1.100%+ETF保有コスト0.07〜0.13%

  • らくらく投資:手数料0%+信託報酬(運用管理費用含む)0.4915%

  • ROBOPRO:手数料1.10%のみ

手数料で見ると、楽天証券が手がけるらくらく投資が最も安く、それ以外の3社には大きな差がないことがわかります。

最低投資金額

次に最低投資金額を見てみましょう。
最低投資金額が低いほど投資へのハードルが下がるので投資初心者の方にもおすすめとなってきます。

  • SBIラップ:1万円

  • Wealth Navi:1万円

  • らくらく投資:100円

  • ROBOPRO:10万円

ここでもらくらく投資が頭一つ抜けて安いですね。
100円から投資できるので、収入源の少ない学生や、お試しで投資を始めたい方にもおすすめとなっています。

逆に、SBIグループ傘下の株式会社FOLIOが提供するROBOPROは、最低投資額が10万円と、かなり本格的に投資を始めたい方向けとなっています。

リバランス

ロボアドでは、金融市場の動向によってポートフォリオ(資産の構成比)が変化します。
例えば、ウクライナ情勢や中東情勢を受けて金価格が上昇した場合は、金の比率を高めるように金融資産の売買がされるといった具合です。

このように、金融市場の動向を受けながら、運用方針に合わせてポートフォリオの調整を行うことをリバランスと呼び、基本的にはこの機会が多いほどリスク管理が徹底しているということになります。

各サービスのリバランスタイミングは以下の通り。

  • SBIラップ:原則毎月上旬に1回(ただし、相場の急激な変動が予測される場合は臨時リバランスを実施)

  • Wealth Navi:原則半年に1回(ただし、最適ポートフォリオとの著しい乖離があった際は自動で検知しリバランスを実施)

  • らくらく投資:非公開

  • ROBOPRO:原則1ヶ月に1回(ただし、相場の急激な変動が予測される場合は臨時リバランスを実施)

この中では、SBIラップやROBOPROが質の高いリバランスを行なっている印象です。
特に、ROBOPROは24年8月に大暴落があったにもかかわらず利益を出しており、高いリスク管理ができていると評判になりました。

運用方法

最後に、各社の運用方法を見ていきましょう。

  • SBIラップ:リスク許容度などを自分で選ぶ必要がなく、全ての管理をAIが行うAI投資コースor全ての管理をファンドマネージャーが行う匠の運用コースの二つから選択

  • Wealth Navi:5段階のリスク許容度から一つを選び、後は自動で資産の運用が行われる

  • らくらく投資:5段階のリスク許容度から一つを選び、後は自動で資産の運用が行われる

  • ROBOPRO:リスク許容度などを自分で選ぶ必要がなく、全ての管理をAIが行う

投資の自由度という面では、リスク許容度を選べることからWealth Naviやらくらく投資に軍配が上がります。

一方で、「考えるのが面倒臭い」「ニュースなどを見る時間がない」といった方は、1から10まで全てを自動で行なってくれるSBIラップのAI投資コースやROBOPROがおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか🌸

ロボットアドバイザーは投資初心者でもお手軽に本格的な投資をできるのが魅力です。
自分で運用するのに比べて手数料が高いなどのデメリットはありますが、投資の第一歩としては十分にアリな選択肢だと言えるでしょう。

しかしながら、どんな投資にもリスクは必ず存在します。
ご自身でもしっかりとリサーチを重ねたうえで、自己判断で投資をするよう心掛けましょう!

もっと詳しく知りたい方は、計量ファイナンスの専門家のインタビューも載っているので、ぜひ下記記事も参考にしてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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本記事の執筆はインターン生の塚田が務めました(^▽^)/
それではみなさん、また別の記事でお会いしましょう🎵

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