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飲食業界での知名度抜群!厨房機器メーカー「ホシザキ(6465)」の将来性はどうなの?【いろはに企業分析】

みなさんごきげんよう🌸
お金と政治が大好きなインターン生の塚田です🎵

この度弊社の新しい施策として、noteデビューを果たしました!
皆様が今ご覧になっている記事が私の処女作という訳ですので、なにとぞ優しい目で読んでいただければ幸いです(笑)

インベストメントブリッジのnoteでは、今後個別株を紹介し、将来性などを検討していきます
どんどん気になる記事を投稿していく予定ですので、今のうちにぜひフォローの方をよろしくお願いします!!

さて、1本目となる今回の記事で紹介するのはホシザキ(6465)
これまでの業績や株価の推移、僕自身の投資経験から将来性を分析していきます🔍


ホシザキ(6465)ってどんな会社?

「そもそもホシザキってどんな会社?」となる人もいると思うので、会社の説明から入ります。

まず見てほしいのがこの画像。

同社HPより引用

飲食店で働いたことがある人なら一度は目にした経験があるのではないでしょうか?

ホシザキは飲食店などで使われる厨房機器を製造するメーカーです。
主力商品をピックアップすると以下の通り。

  • 自動製氷機

  • 業務用冷蔵庫

  • 食器洗浄機

  • ビールディスペンサー

これらの商品は国内でもトップクラスのシェアを誇っており、特に自動製氷機は日本だけでなく世界中で高いシェア率を叩き出しています。

この他にも、ホシザキは厨房機器の定期点検や整備・修理なども手掛けており、飲食業界での知名度は群を抜いていると言えるでしょう。

ホシザキの創業は1947年で、日本企業の中でもかなり長い歴史を持っています。
2008年には東証一部市場に上場し、現在は東証プライム市場で証券コード6465として登録されています。

業績

企業の概要が分かったところで、過去の業績を見ていきましょう。
売上高と営業利益の推移は以下の通り。

同社決算説明資料より

コロナショックで飲食店がモロにダメージを負ったことから、2020年には著しく業績が落ち込みましたが、コロナが終息し始めた2023年にはV字回復を成し遂げ過去最高を更新。

全体的に見ても右肩上がりの安定的な成長を遂げている企業だと言えそうです。

また、技術力や知名度を活かし、海外輸出に力を入れている点も好印象
2023年度12月期の総売上高は3,735億円でしたが、そのうちの1,715億円(45.9%)は海外売上が占めています。

同社決算説明資料より

積極的な輸出を行い、巨大な海外市場でも着実にシェアを伸ばしていることが伺えますね。

株価推移

続いて株価推移も見ていきましょう。

TradingViewより

全体的にはコロナに大きく揺さぶられたという印象。
基本的には弱い上昇トレンドを持ちながら推移していますが、ボラリティがかなり高い点には注意が必要です。

暴落や急騰の予兆が読みづらいこともあり、短期取引を繰り返すよりは、業績向上に期待し、5年~10年単位の長期間で保有した方が安全だといえるでしょう。

ここまでのまとめ

ホシザキの直近の業績と株価推移を振り返ってきましたが、ここで一旦ポイントをまとめてみます。

  • コロナショックは受けたものの業績は順調に伸びている

  • 海外でシェアを拡大中

  • 株価は上昇傾向にあるもののボラティリティが高い

個人的に気になった懸念点

これまでのポイントを見ると、ホシザキは長期投資に魅力的な銘柄に思えてきます。
しかしながら、ホシザキについて調べていく中で不安材料となった点があることも事実。
ここでは、それらの中から個人的に重要だと思った懸念点を2点ピックアップして紹介します。

為替レートの変化

ホシザキは総売上の45%程度を海外売上が占めていますが、輸出を積極的に行っている分、為替レートからの影響を強く受けます。

現在は円安の影響から輸出がしやすく、売上も伸ばしやすい段階にありますが、今後円高へと転換すれば売上が落ち込むことも視野に入れなければなりません。

また、円安が更に加速した場合は、海外輸出がしやすくなるというメリットがある一方で、海外から輸入する材料価格の高騰や海外進出の際のコスト上昇(特に海外企業の買収時顕著に表れる)といったデメリットが生じます。

海外展開に力を入れている分、為替レートの変化がもたらす影響については注意しておきたいところです。

販管費上昇

世界的なインフレの影響により、近年では物価上昇や人件費高騰が目立ってきています。

ホシザキはメーカー企業なので、ある程度は卸売業者や飲食店に値上がりの負担を押し付けることができますが、急激な材料費高騰や人件費高騰は依然として無視できない問題だと言えるでしょう。

特に、海外での物価上昇は日本以上に顕著であり、ホシザキの海外進出へ対する足枷となってくる可能性は少なくありません。

将来性はあるといえるか?

以上の点を踏まえたうえで、ホシザキの将来性について検討していきましょう。
結論から言うと、ホシザキはかなーーーり将来性のある企業だと言えます。
理由は大きく以下の3点。

  • 圧倒的なシェア率・知名度

  • 海外展開

  • インバウンド需要

それぞれ見ていきましょう。

圧倒的なシェア率・知名度

まず、ホシザキは厨房機器メーカーとして圧倒的なシェア率と知名度を誇っています。
国内2位のフクシマガリレイに対し、約3倍の圧倒的な売上高で業界トップに君臨。

また、世界市場で見てもホシザキの求心力は高く、米国最大手のミドルビーに続いてシェア率世界2位を獲得しています。

このことからも市場での優越的な地位は確固たるものだと言えるでしょう。
少なくとも売上や業績面で心配する必要はあまりなさそうです!

海外展開

この記事で何度も触れてきた通り、ホシザキは海外展開に力を入れています。

既に高いシェア率を獲得していることから海外展開への確度も高く、為替レートに短期的に左右される可能性はあるものの、今後も安定した成長を見込むことができます。

圧倒的な商品力を武器に、莫大な海外市場へ向けてしっかりとアプローチができている点は、投資を考える上でかなり好印象ですね!

インバウンド需要

コロナショックから回復してきた国内の飲食店業界ですが、最近ではさらにインバウンド需要によって追い風を受けています。

観光客へ向けた外食産業の売上拡大にともなって、厨房機器の需要も増しており、ホシザキも強い恩恵を得られると考えてよいでしょう。

特に、日本の政策として観光大国を目指すというテーマがある以上、今後もインバウンド需要とともにホシザキが提供する商品の需要も伸びていく可能性が高いです。

もっとホシザキを知りたいあなたへ

ここまで、ホシザキについてインターン生の目線から分析をしてきました。
ですが、もっと詳しい分析を見たい方もいるのではないでしょうか?

私がインターンとして所属するインベストメントブリッジでは、「ブリッジレポート」というものを出しています👀

ホシザキのブリッジレポート

ブリッジレポートでは、ホシザキの業績動向や今後のビジョンについて、プロのアナリストが分析を行っています!

もっと詳しくホシザキについて知りたい方は、ぜひご覧くださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか🎵

ホシザキは優れた商品力から市場でも国内外ともに確固たる地位を獲得し、順調な成長を遂げている企業です。

安定した経営基盤を持っており、成長の軸となる海外展開への確度も高いことから、ホシザキはかなり将来性のある会社だと言えるでしょう。

ホシザキへの投資を考えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしていただければと思います✨
しかしながら、どんな投資にもリスクは必ず存在します。
ご自身でもしっかりとリサーチを重ねたうえで、自己判断で投資をするよう心掛けましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
インベストメントブリッジでは今後も投資に関するお役立ち情報を投稿していきますので宜しければスキ、コメント、フォローなどをお願いします🌸

本記事の執筆はインターン生の塚田が務めました(^▽^)/
それではみなさん、また別の記事でお会いしましょう🎵

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