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今話題の大型IPO!東京メトロとキオクシアを紹介
皆さんこんにちは😊
3年愛用しているイヤホンが最近壊れかけて意気消沈しているインターン生の伊藤です!
私事ですが、自分はインベストメントブリッジでインターンを初めて、早5カ月ほど経ちました。
それ以前は、「タイミー」という隙間時間にバイトができるサービスを半年ほど使いまくって生きてきました。
そのタイミーが24年7月に上場を果たし、久しぶりの大型IPOとして話題に。
そんなこんなで自分もIPOに興味が湧いたので、大型IPOとして注目されている「東京メトロ」と「キオクシア」について調査してみました👍
まずはIPOについて
まずはIPOについての軽い説明から。
IPOは「新規株式公開」のことで、株主が少数に限定されている未上場会社が、証券取引所に上場をすることで、一般の投資家が誰でも買えるように株式を売り出すことです。
そしてIPOの中でも、時価総額が1,000億円以上になると大型IPOと言われ、より一層注目が集まります。
参考として過去数年で大きな話題を呼んだ大型IPOは以下の通り。
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東京メトロもキオクシアもかなり大規模なIPOですね。
導入はここまでにしておいて、「東京メトロ」と「キオクシア」について早速紹介していきます!!
東京地下鉄(東京メトロ)🚉
まずは東京メトロから。
皆さんご存じの通り、首都東京の鉄道インフラを支える「旅客鉄道事業」を運営しています。
2004年に民営化されましたが、上場には至らず20年越しに上場がされることに。
株主と売却益の使途
民営化はされましたが、上場はしていないということで、株は誰が保有しているのでしょうか?
調べてみると、株主構成は以下の通りでした。
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株主は行政とのこと。
こうなって来ると「民営化とは?」という感じですが、本題から外れそうなので置いておきます。。
上場によって、国と東京都がそれぞれ半分の株を売り出すそうです。
この政府保有分の売却益は、東日本大震災の復興財源に充てることが「復興財源確保法」によって定められています。
一方、東京都の売却益の活用法はまだ未定ですが、鉄道や防災など都市インフラを整備するための基金に計上する案が上がっています。
注目ポイント
個人的な注目ポイントとしては以下の2つ。
・株主優待
・事業の多角化が必要
やはり最も注目されるのは株主優待ではないでしょうか。
鉄道株は、業績も安定しているインフラ企業であることに加え、配当金や株主優待が魅力的で長期保有をしている投資家が非常に多いです。
一例として、他の鉄道会社の株主優待を見てみると、以下のようなものがあります。
JR東日本:4割引の割引券
JR東海:1割引きの優待券
東急:東急百貨店や東急ストアなどでのお買い物割引券など
近鉄:乗車券やあべのハルカスの入場優待券など
ということで、東京メトロも漏れなく株主優待に注目が集まっています。
また注目ポイント2つ目ですが、事業の多角化が今後求められていくでしょう。
以下の24年3月期のセグメント別の営業収益をご覧下さい。
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運輸事業の営業収益が全体の91%を占めていることが分かります。
現在は収益が安定しているかもしれませんが、今後事業を多角化していくことが求められていくでしょう。
以上、東京メトロの紹介でした!
首都東京を支える鉄道会社で、業績が安定しており、投資家にとって身近な方が多いことを考慮すると、人気な銘柄となりそうですね👍
キオクシアホールディングス
続いてキオクシアについても紹介していきます!
キオクシアは、半導体メモリの開発・製造・販売事業及びその関連事業を行う企業です。
国内半導体メーカーとして3位の売上高で、フラッシュメモリ市場においては世界2位のシェアを誇っています。
キオクシアは少し面白い過去があるのでご紹介します。
2017年:
「東芝」のメモリー半導体事業を分社化し発足。
2019年1月:
「東芝メモリホールディングス」から現在の社名「キオクシアホールディングス」に変更。
2020年:
東証に上場を承認される。
しかし、米中間の貿易摩擦や新型コロナウイルスによる業績悪化懸念の影響から、上場を延期。
このような過去がある中での上場ですが、何よりも時価総額の大きい点が特徴です!!
時価総額1.5兆円での上場を目指し、2024年最大のIPOとなります。
東芝の上場廃止前の時価総額は約1.9兆円なので、それに迫る勢いです!
(ちなみに2020年に上場を延期していなかった場合、想定時価総額は2兆1,300億円の予定でした。下がってしまいましたね…)
上場による調達資金は、研究開発費や設備投資などに充て、競争力を高めるために使う予定となっています。
半導体業界ということで、今ホットな業界です!
しかし、シリコンサイクルという半導体業界ならではの景気変動サイクルがあるなど、株価変動が激しい業界ですので、今後の動向にも注意していきましょう!
IPO企業について知りたいあなたへ
ここまで東京メトロやキオクシアのIPOについてまとめてきました。
弊社ではいろはにマネーというサイトで、IPO予定の企業情報や初値予想などをまとめた記事を公開しています。
まだ東京メトロやキオクシアの記事は公開されていませんが、上場が承認され次第、執筆・公開する予定ですので、ぜひチェックしてみてください👍
最後に
いかがだったでしょうか。
東京メトロは身近な企業であることに加え、株主優待の面から、またキオクシアは2024年最大のIPOということで注目を集めています。
今後の動向にも注目していきたいですね👍
また、新たに大型IPOが登場したら、再び本noteで紹介するかもしれません!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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