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日本のバークシャーハサウェイ?光通信(9435)の将来性はどうなの?【いろはに企業研究】

目次


みなさんこんにちは✨
最近ヒッチハイクに挑戦したインターン生の橋口です👻

光通信という企業を知っていますでしょうか??
長年株をやっている方からしたらITバブル時20連続ストップ安という不名誉な記録が思い浮かぶと思います。😂

携帯電話販売の代理店という形で始まった光通信は現在、安定した収益を上げる大企業へと変貌しています。💪

投資会社としての顔もある光通信について詳しく見てみましょう🤩


光通信(9435)ってどんな企業?

潰れないことを意識して事業と純投資の二つの取り組みを行っています。

  • 盤石な顧客基盤からの事業収益

  • 割安な企業への投資による収益

それぞれ詳しく見ていきましょう。

盤石な顧客基盤からの事業収益

光通信は個人法人どちらに対しても顧客基盤が非常に厚く、その基盤を活用し継続的な収益を上げています。
具体的には

  • 電気・ガス

  • 通信

  • 飲料

  • 保険

  • 金融

  • ソリューション

など日常的にお金を支払うものを中心に多岐にわたる展開をしています。

特に光通信は契約後に毎月支払われる基本契約料金、使用料金、保険料金等から得られるストック利益に注目しています。

そのため、たとえ景気が後退したとしても安定して収益を得る事ができるようになっています。

割安な企業への投資による収益

光通信は今まで積み上げてきた自己資本を上場企業に投資をして収益を上げています。

ファンドと違い企業を買うという視点から株を買っているため制約が少なく投資できています。

ファンドは流動性が高いものにしか投資できませんが光通信の場合、出来高がほとんどないような企業にも投資していることがあります。

このため、純粋に割安に評価されている企業に投資できてる点が個人的に好きです😁

光通信の投資先

以下光通信が投資している企業です。
含み益が全体で二倍以上になっており非常に高いリターンを得ています。

光通信が保有している企業に自分自身も直接株を投資するのもいい戦略だと思います。

同社IR資料より

上記は光通信が多額のお金を投資している企業です。
それだけこれらの企業のビジネスに期待をしているとも見れます。

同社IR資料より

上記は光通信がこれらの企業の保有している比率が高い企業です。
時価総額の低い企業にも多くのお金を投じている事が分かります。

投資先としての評価

将来性はあると思います。
実際に業績や株主還元について見て行きましょう。

業績

売上・利益

バフェットコードより

売上、利益ともに堅調に推移しています。
売上も利益率も増加傾向でストック収益が着実に積み上がっていることが分かります。

キャッシュフロー

バフェットコードより

フリーCFが常に+で安定している点、それが年々拡大している点が非常に魅力的です。

財務CFは長期借入金による収入でプラスとなっています。
これは有利子負債の金利による支払い以上に稼げる光通信にとっては素晴らしい取り組みだと思います。

投資CFがーである点や有利子負債を活用している点で光通信はさらに成長の余地があるといえそうです。

株主への意識

  • 株主に対してしっかり還元してくれるか、

  • 経営陣に企業は株主のものという自覚があるのか

という2点を見て行きましょう

株主還元

配当は累進配当を意識、自社株買いも必要に応じてやる姿勢を見せているため株主に対する意識が向いている企業といえそうです。

同社IR資料より

資本コストや株価を意識した経営

下記の資料から株主のことを考えている企業と分かります。

  • 株主資本コストを定量的に予想していること、妥当性があること

  • PBR等の市場評価の指標も意識していること

同社IR資料より

また、社外取締役には柳下裕紀氏が在籍しています。
柳下氏は自身で投資運用業を経営し、
著書に『真のバリュー投資のための企業価値分析』などがあります。

プロの投資家目線の方がいることからも株主に対する意識が非常に高いことが分かります。

光通信はやばい?

光通信と検索すると「光通信 やばい」と最初に出てきます。

これは過去過労死の事件等が発生してしまったためです。
では現在の光通信の労働環境はどのようなものなのでしょうか。

結論:やばくないです。
投資対象として大きな懸念材料は見当たらないなと感じました。

改善された労働環境

過労死が起きた当時と比較して残業時間はかなり減少しました。

同社IR資料より

一般労働者の月平均残業時間は13.8時間であることから全く問題ない水準だと思います。

そのほかにも光通信は実力主義な社風から国籍、性別、社歴にかかわらず多様性を意識した公正な人事評価を行っています。

さらに光通信は独立支援制度という制度があり、
経営者になりたい方を応援しており、現在まで72名の経営者を輩出しています。

シンプルすぎるHP

同社HPより

上記のように上場企業とは思えないシンプルすぎるHPはびっくりしました。

ワーレンバフェットが率いるバークシャーハサウェイのHPも下記のように質素なもので両社とも投資を積極的に行っている点で共通点があります。

バークシャーハサウェイHPより

【まとめ】

いかがだったでしょうか🌸

光通信という上場企業の中でも特殊な位置にいる企業の紹介でした。

最後にポイントをもう一度まとめます。

光通信の特徴は以下の通り

  • 継続して収益を上げるストック利益に注目

  • 自己資本を積極的に上場企業に投資

  • 株主還元も積極的

個人的にHPがシンプルだったりボロボロな建物が本社だったりと余計なものにお金を使わない姿勢は非常に好感が持てます。

このような理由から潰れることなく、今後も安定して成長する将来性のある企業だと思いました✨

しかし、現状の株価がすでに将来性を見込んだ価格になっているかもしれません😨
投資は自己責任ですので、きちんと今の株価と照らし合わせて投資を行いましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
インベストメントブリッジでは今後も投資に関するお役立ち情報を投稿していきますので宜しければスキ、コメント、フォローなどをお願いします🌸

本記事の執筆はインターン生の橋口が務めました👻
それではみなさん、また別の記事でお会いしましょう🎵

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