【まずは知識から!】株式投資のポイントや用語解説
資産を増やすためには様々な方法がありますが、株式投資は企業が発行する株を売買する資産運用の方法です。知識がない人にとってはハードルが高いと感じられがちですが、初心者でも株式投資で資産を運用できます。ここでは、初心者向けの株式投資の知識やポイントを見ていきます。
■初心者の株の始め方
初めて株式投資を始めようと考えている初心者さんは、簡単に株の始め方をチェックしておきましょう。株式投資を始めるには、証券会社に口座を開設するところからはじめます。株価は毎日変動しているため、購入したり売却したりする際には証券会社で取引口座を準備する必要があるのです。証券会社は各種様々あり、証券会社によって取り扱われている商品や手数料、サポートしてくれているサービスの内容や充実度が異なります。手数料を安く押さえたいのか、それとも様々な種類の商品に投資をしてみたいのか、使いやすさやシンプルさを重視したいのか…。自分の目的や目標に合わせて証券会社を選びましょう。
株式投資を始めるにあたって、まとまった資金が必要と考える人が多くいますが、実は少ない単位で取引できる「ミニ株」を利用すれば、少額投資を始めることもできます。証券会社の中にはミニ株を取り扱っているところといないところがあるため、少額投資から始めてみたい人は、証券会社の取り扱い内容をよくチェックしておきましょう。
■デイトレードとは
株式投資でよく見聞きする「デイトレード」「デイトレーダー」とは、1日のうちに取引を完了させてしまう投資方法と、その方法を用いる人のことを言います。株価の1日の値動きだけで利益を狙う、短期的な投資です。1日の中の値動きでは、中長期のような大きなメリットを狙うことはできません。ただし500株や1000株規模の取引をすることで、小さな値動きでもまとまった利益を狙うことができるのです。デイトレードは1日に取引する量が多いのも特徴です。
デイトレードを上手く活用していくには、株価の変動要因であるニュースの分析などを行って、短期的な投資戦略が重要になります。取引は市場が開いている9時から15時あたりを狙う必要もあるため、日中に仕事がある人には難しいのが現実。デイトレードでは株価が下がり続けるまで保有することがない点がメリットですが、タイミングが難しく、頻繁な取引で手数料がかさみやすいのがデメリット。デイトレードに挑戦するなら、株に少し慣れてからの方が無難でしょう。
■テーマ株の特徴
株式市場にある「テーマ株」という銘柄群は、ハイリスク・ハイリターンな株です。テーマに基づく株式群のことを差し、扱う商品やサービスによって細かく分類されます。株価の値動きが非常に激しい傾向があるため、一気に株価が上がることもあれば、急激に下落することもあるのです。
テーマ株の特徴や、ふとしたきっかけで盛り上がることがあり、時代の流れによって新しいテーマができることもある点。株価10倍も夢ではないため、非常にロマンがある銘柄群です。ただし暴落した場合には損失も膨れ上がってしまうため、リスク管理ができるようになってから挑んだ方が良いでしょう。