【緊急警報】P2P案件は赤信号が点滅か!?
皆様こんばんは!お気楽投資家ハルです。
いつもだとノンビリと過去に起きた詐欺案件の解説を行っておりますが、今回は「かなりキナ臭い話が出てきた為」緊急的に注意喚起の記事をまとめて参ります。
P2P案件に参加されている方には「当然分かっている」という内容となるかもしれませんが、改めてリスクへの意識を高める為にも一読して頂けると幸いです。
それでは始めて参りましょう!
1.そもそもP2P案件とは?
まず、P2P案件がどのような謳い文句で宣伝されているかというと必ず次の文章を強調してきます
P2P案件でありローリスクです!!
P2P案件は運営にお金を預けないので安全!!
実際SNS上でも上記のような事を前面に出して宣伝されている方も多いのではないでしょうか?
ここで疑問となるのは「そもそもP2Pとは何だ?」「本当に安全であるのか?」といった部分となるでしょう。
まずP2Pについて簡単に解説致しましょう
「Peer to Peer(ピア・トゥ・ピア または ピア・ツー・ピア)とは、複数のコンピューター間で通信を行う際のアーキテクチャのひとつで、対等の者(Peer、ピア)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、あるいは通信技術の一分野を指す」
Wikipediaの文章をそのまま転記すると上記のようになりますが、仮想通貨界隈におけるP2P案件というのは単純に
運営の財布にお金を預けずに、ユーザー間同士でお金のやり取りを行う
という一種のメルカリ的な個人間売買を行っている案件であるという事となります。
近頃急激にその数を増やしてきているP2P案件ですが、その内容は全て同じものであり、
運営が用意するデジタル上の商品を購入し、一定期間保持した後に他者にその商品を売る(売る際には10%程度金額が上乗せ)
価格が上がり過ぎた商品は分割販売が可能となる
運営は商品が飽和しないようコントロールする
といった内容で共通しています。違うのはほぼ見た目だけですね。各運営によって掲げるロードマップ(将来の展望)が異なりますが、あまり気にする必要は無いでしょう(どうせすぐ全部つぶr)
上記は実際の販売されるアイテムとなりますが、異なる会社でもほぼ同じ仕組みであるのが分かりますね。
運営側は「手数料でのみ稼がせていただきます(^_-)」と控えめな発信をしているのも特徴的です。
2.P2P案件は安全なのか?
さて、次に掲げられる「P2P案件は安全」なのか?といった部分ですが、ここに関しては注意喚起されている方も多くいらっしゃるので、ほぼ同じ内容となりますが…
当然の如く「超危険」です
正直今までのウォレット案件と危険性はまったくといって変わらないものであると私は考えています。
確かに資金は「実践編3:仮想通貨の最先端に挑戦しよう!」でも紹介した個人ウォレット(トラストウォレット等)とリンクする事で売買を行う為、PGA等のウォレット詐欺のように必要資金を長期間運営に預けるものではありません。多くの紹介者は「だから安全なんですよ(^^」なんて言っていますが
そんな事はありません!!
P2P案件であろうとウォレット案件であろうと、運営側の都合により突然機能停止となる事は必然と言っても良いでしょう。ではその際P2P案件では何が起こるのでしょうか?答えは簡単です
所持しているデジタル商品が一切売れなくなる
です。勿論この部分に関しては運営サイドやインフルエンサーからも注意がなされている部分ではありますが、「運営によってコントロールされているから大丈夫だよ!」という一切信頼出来ない一言のみで片付けられています。多くの人は「多額の利益を得る為に数種類のデジタル商品を購入」しているかと思われます。中には「短期で売り抜ける為」といった方もいるかもしれませんね。
それでも「誰も売買が行われない」状況というのは突然やってきます。
所持しているデジタル商品は「一定期間所持しなくてはならない」ルールがあるため、その時点で電子のゴミとなり購入した資金は戻っては来ません。
突然出金停止する詐欺ウォレットと何が違うのでしょうか?
3.中には警察による捜査が開始された案件も?
日本では現時点で「今一番盛況な案件!!」なんて言われているP2P案件ですが、韓国では大きな案件が既に潰れてしまった事により社会問題となっているものも存在します。
上記は韓国で流行した「ドラゴンスター」と呼ばれるP2P案件ですが、見ての通り日本で浸透しているP2P案件と仕組みはまったく同じものです。
韓国では「ドラゴンスター」や「モンキーレジェンド」といったP2P案件は「詐欺案件である」とニュース記事にまとめられています。(ニュース記事はこちらから)
注目したいのはこの記事が「2020年7月」にまとめらている点ですね。すでに半年近く前に問題となっている案件であるという事です。さらに記事を読んでいくと「運営側はカジノ事業への展開も準備中であり、詐欺ではない!」と書いてあります。~カジノ事業への展開~これも良く聞く内容ではないでしょうか?
4.日本のP2P案件が危ない理由とは?
ただ、多くの人は「そのリスクは承知の上」で投資を行っているかと思われます(始めて聞いた!?って人は今すぐ撤退しましょうね)。
そんな中でもここ最近は少しきな臭い話が出てきています。
4-1 エクシカシーファームは終了か?
まず1つ目は2020年7月頃から名前や形を変えながらも続いてきた「エクスカシーファーム」が昨年12月頃より不安定な状況が続き、現在も取引が行えない最悪な状態となっている所です。2月から復活か?とも言われていますが、復活したとしても撤退続出により即座に潰れてしまう事でしょう。
仮想通貨案件は一度の信頼喪失=案件そのものの崩壊
となります。日本では最初にと言っても良いほどのP2P案件が潰れるという事は一つの危機と言えるでしょう。
4-2 マリンベイも怪しい?
次に聞こえてくるのがマリンベイに投資している方のTwitter等による報告でしょう。何やら
といった報告が相次いでいるようです。
ショートというのは「デジタル商品の購入資金が不足したため、取引を行う事が出来なかった」という事となります。
つまりは
運営のコントロールを超えたデジタル商品の飽和が始まっている
可能性がある!?
売る人>>>>>>>>買う人というような売買バランスの崩壊によって終了間近ではないか?と各地で話題となっている模様です。
マリンベイの開始は2020年8月頃となるので、投資案件としてはかなり短命となり、P2P案件の行く末そのものを示唆しているかのような不穏な気配がしますね。
4-3 P2P案件の異常な乱立
気付いている方も多いかと思われますが、そもそもにP2P案件が生まれすぎです。Twitterでゴッドソード等のP2P案件名で検索すればそこには #トレジャーボックス#マリンベイ#エクスカシーファーム#ゴッドソード#ポケットアクア#バトルチョイス#ゴッドオブドラゴンとインフルエンサーも紹介報酬を自分が得る為に必死なのか、ゴキブリのように増殖し始めている姿が見受けられます。
P2P案件というものは「取引の場に多くのユーザーが存在しないと成り立たない!」といった大きな特徴が存在します。これは「少しでもユーザーが減れば即座に潰れる」という事にもなります。既に2つの案件が消えかかっている中「新規参入者はほぼ生まれない」状態へと陥っている事でしょう。
エクスカシーファームやマリンベイを煽っていたインフルエンサーの中には「次のP2P案件へ早期移動だ!」なんて言う人も存在している様子ですが、ここまで新しい案件が次々に生まれてしまえば既存の案件が潰れる速度も半年から3か月、3か月から1か月へと加速してしまう事となるでしょう。
P2P案件には今すぐ完全徹底し、新規参入は行わない
これを強くオススメ致します。勿論今なお稼働しているP2P案件も存在しています。後悔の無いよう利確は早めに行うよう心掛けていきましょう。
5.まとめ
さて、今回は今話題となっているP2P案件についての現状をまとめていきましたがいかがでしたでしょうか?
「そんな事分かっている!」という方も多くいるかと思われますが、中には安易に「○○で損した分を取り戻す為にオススメ!!」なんていう言葉で勧誘されてしまった方もいるのではないでしょうか?
この記事がそのような方へ届き、今一度自分の行っている投資が危険である事を認識して頂けることを切に祈ります。
また暫くしてから「やはり詐欺だった」という記事をまとめる事とならないといいですね…笑
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!!
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