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K-Pop大型新人グループの日本デビューから注目する企業とは


こんにちは。本村健です。


ゴールデンウィークが終わり、新入社員が早くも退職すると言うニュースを見ました。
退職代行サービスに利用者が相次いでいるといいます。

背景には入社前の期待と現実のギャップ、希望する部署に配属されない職場環境の問題、または自身のキャリアプランとのミスマッチ、上司との人間関係などが挙げられます。新しい環境でのストレスがピークに達し、連休を通じてじっくりと自身の将来を考える時間が持てるため、この時期に退職を決意する人が増えるようです。

わたしの新入社員時代のことを思い出しますと、証券会社の営業で支店に配属でしたが、その時代の証券界は縦社会で体育会系的な所があり先輩や上司の言うことは絶対だ!的な感じでした。

右も左もわからない新人でしたので、始めは素直な気持ちで従っていましたが、意地の悪い上司や先輩が数人いて日に日に会社に行くのが苦痛になりました。

その中でも、体が大きく同期の中でも評判の悪かった先輩ですが通称「ロボコップ」と呼ばれる人に目を付けられ、営業中にジュースやタバコを買いに行かされ、上司のいないところでは物を投げられたり他にも陰湿ないじめを受けました。

社会人1年目でこれが業務なのかと?ストレスが溜まり悔しい日々が続きましたが、後日新人歓迎会がありました。

酒が入り、その先輩は理不尽な要求や暴言が益々、エスカレートし2次会で行ったスナックで、わたしの中で何かが壊れ気がつくと先輩と取っ組み合いの喧嘩になり、テーブルはひっくり返りグラスは割れ止めに入る上司達や、やめて!と叫ぶホステスさんの悲鳴で店はめちゃめちゃになってしまい大立ち回りでした。

証券会社は噂が広まるのが早く、本社にいる同期達からはあの先輩とよくやったなと電話で称賛の声をいただきました。(笑)

その当時、所属していた証券会社の親会社は大手の信託銀行系で、本社に呼び出されましたが、役員からの一言。「理由はどうあれ、今回は目をつぶってやるが2度はないぞ!」と‥叱責されました。

わたしは謝る気はさらさらなかったですし、最悪退職しても良いと開き直っていました。すると意外なことに先輩の方から謝罪がありました。

当時は湾岸戦争が始まりバブルがはじけ日経平均は大暴落でした。担当するお客様からのクレームやノルマなどのストレスがあり、わたしに当たってしまい申し訳なかったと目を赤くし頭を下げいつも強気だった先輩の弱い部分を初めて見たような気がしました。

それから先輩は変わり、きちんと仕事を教えてくれるようになり自分が経験した成功や失敗などの話をしてくれ、悪い大人の遊びも教えてもらいましたが、2人で飲みに行くようになりよくおごってもらいました。

昨日の敵は今日の友
です。ぶつかり合って相手の本心を知り良いこともあるんだなとレアなケースです。

証券界を退いてからはいろいろありましたが、他業種に転職した会社が自主廃業をしたりリストラも経験しました。就職氷河期の時代でしたので今ほど人材派遣の会社が少なくハローワークに行っても、仕事や給料を選ばなければ転職先はありましたが、まぁ真ともな求人が少なかったです。ですから今の人たちを少し羨ましくも思います。

大手企業は別としても終身雇用と言う言葉はむしろ死語になっており、まだこれからの若い方もいらっしゃるかと思いますが、自分のやりたいことに自信のある方や、今の仕事にやりがいを感じない方、職場で精神や体を痛めつける位まで追い込まれている方はわたしは無理をしてまでも、この時代1つの場所にとどまる必要はないと考えます。


◆話題の銘柄 Pick UP:【4772】ストリームメディアコーポレーション


今週は、韓国エンタメ大手・SMエンタテインメント傘下。モバイル、イベント等でコンテンツ展開。【4772】ストリームメディアコーポレーションを取り上げます。


◾️tripleSがソニーミュージックから日本デビュー、マネジメントにSMエンタ日本法人が参加!



過去にも取り上げたことがある銘柄になりますが、今週発表された話題性から再注目します。

tripleSがソニー・ミュージックレーベルズのSME Recordsより日本デビューします。


【tripleSとは】

「tripleS」は日本、韓国をはじめとする様々な国籍を持つメンバーが所属する多国籍グループ であり、現役K-POP女性グループ最多人数の計24名を誇るグループです。日本人メンバーは 「ニコ☆プチ」専属モデルとして活動していたカエデや「Girls Planet999」出身のコトネに、 そしてマユ、リンの4名が在籍しています。

2023年には韓国Mnetが主催する「2023 MAMA AWARDS」にて女性新人賞(ベスト・ ニュー・フィメールアーティスト)を、「Hanteo Music Awards 2023(韓国)」にて「今年の ルーキー賞」を受賞し、今後のK-POPを担う新人グループとして期待されています。

5月8日に韓国で行われた、ニューアルバム「ASSEMBLE24」を引っさげたショーケースイベントにて日本デビューを発表。日本活動のマネジメントはSMエンタテインメントの日本法人Stream Media Corporationと、乃木坂46の公式ライバルグループ・僕が見たかった青空が所属する事務所Ligareazが共同で担当する。日本オフィシャルサイト、および日本語のXは5月9日にオープン。正式な日本デビュー日は、これらを通じて追って発表される。

同社ではエスエム・エンタテインメント所属アーティストの日本国内マネジメントをメインに展開していましたが、今後はこれに加え「tripleS」を始めとする他社アーティストのマネジメントや、同社オリジナルIPの発掘・育成にも注力するようです。

話は変わり、今月2日に同社は24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比11.2%増の30億5600万円、経常利益は同25.5%増の2億3600万円となった。経常利益は第1四半期ながら通期計画(9400万円)を上回っており、これを好感され株価には変化が見られます。エンターテインメント事業では大型公演を中心に、計16公演のコンサートを実施。前年同期の動員数約32万人を上回る約55万人の動員を達成した。放送事業ではK-POPプレミアムコンテンツを計5作品放送したことなどを背景に視聴世帯数が回復し、視聴料収入が増加。

株価は高値からしばらく調整されており、K-Popの大型新人グループの日本での活躍が期待され初動の値動きと値ごろ感から買いにて注視しています。


【4772】ストリームメディアコーポレーション 日足チャート(引用:TradingView)


◆個人的に気になる銘柄:【3962】チェンジホールディングス


今週は、企業・公共団体のIT構築支援。ふるさと納税や遠隔研修も。SBIHDが持ち分。【3962】チェンジホールディングスを取り上げます。

お待たせしました!3月9日のコラムで長期目線で買いにて取り上げました【6050】イー・ガーディアンですが、配当方針の変更や株主優待制度新設を好材料視され今週上昇しました。

【6050】イー・ガーディアン 日足チャート(引用:TradingView)


注視する理由ですがイー・ガーディアンは、チェンジホールディングスの事業子会社である株式会社チェンジと共同で、主に SaaS スタートアップ企業向けに「事業グロース支援パッケージ」を 2024年4月より提供開始することを発表しています。


これまでにイー・ガーディアンとチェンジの両社が、自らの事業運営、事業成長の過程で学習したコア業務 にリソース集中することの重要性、そして実践してきたリソース集中の実現手法について、それぞれの得意分野を活かしてサービス化しました。本サービスは、まさにこれから成長する SaaS スタートアップ企業の顧客に対して、事業グロースの早期化を支援するものです。

2023年10月にチェンジグループとなったイー・ガーディアンは、自社のケイパビリティとチェンジの業務 コンサルティングを通じて、現在、グループ内の業務集約を進行中であり、既に一部について効率化効果を創出しています。自らの経験を通じた実効性ある支援を、SaaS スタートアップ企業に提供し、顧客が生み出す革新的なサービスの早期普及・市場拡大に寄与すると言います。

2022年に政府が閣議決定した「骨太方針 2022」において、スタートアップ企業は、経済成長の原動力であ るイノベーションを生み出すとともに、環境問題や子育て問題などの社会課題の解決にも貢献できる新しい資本主義の担い手として評価され、政府が掲げる「新しい資本主義」の重点投資分野の一つに挙げられていま す。その結果、スタートアップ企業の育成に1兆円規模の予算措置が決定しました。

各種助成金含め資金面での壁が低くなったこともあり、学生ベンチャーや再チャレンジなど多様なスタートアップ企業が生まれています。

注視する理由は、買収し子会社化したイー・ガーディアンが好調であること。ふるさと納税は期初に手数料率引き上げ急拡大し、25年3月期は買収フル寄与、セキュリティ関連も伸びており、柱のふるさと納税は年末中心に微増、自治体関連も着実に寄与されると見て子会社が好調なら親会社も悪くないだろうと睨み、株価は出遅れ感や割安感もあり中期目線で買いにて注視です。

【3962】チェンジホールディングス 日足チャート(引用:TradingView)

個人的なロスカットのラインは、心理的節目と考えます1050円割れとみています。
ここを下回るような一旦は損切りします。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益の確定をお願い致します。


また来週お会いしましょう。本村健でした。



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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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