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年頭に石破総理が掲げる「地方創生」から注目する企業!


皆様、こんにちは。株式会社SQIジャパン、金融コンサルタントの本村健です。

今週ですが、新年明けてさっぱりしようと行きつけの床屋へ行きました。
一般的には、仕事も始まっており平日だから空いているだろうと店内を覗くと順番待ちの客が4人待機していました。正月休みでダラけて疎かになりヒゲが伸びていたので待つことにしました。

だいぶ待ちましたが、順番が回ってきていつもは3人いる理髪師さんが2人しかいませんでした。もう1人の方はどうしたんですか?と聞くと、インフルエンザに感染してしまい休んでいるとの事で、お子さんから感染したようです。

◾️感染症の拡大からマスク関連株が再燃!

連日ニュースでも報じられていますが、インフルエンザが爆発的に流行しているようです。それに加えて中国では呼吸器感染症が流行していることもあり株式市場では、医家用衛生材料最大手でガーゼ、脱脂綿などを販売する【3604】川本産業や昨年わたしのコラムで、「防衛関連銘柄」として取り上げた【7980】重松製作所までマスクの連想から物色されました。
想定外でしたが、狙った趣旨や角度は違っていましたが何が起きるのわからないのも株式の醍醐味ですね!上がれば良しとしましょう。(笑)

中国では今月下旬に始まる春節(旧正月)の大型連休前後に延べ90億人の移動を見込んでおり、国内外への感染拡大が懸念されています。来週も引き続き、コロナ禍のように短期で急騰する銘柄があるかと注視しています。

その他、わたしが注目します個別銘柄では、米デュポン社製の防護服販売が主力で自社製品も。畳資材、裏地などのアパレル資材も扱う【3161】アゼアスですとか、防塵・防毒マスク大手で防衛省向け独占。環境改善機器や医療・精密機器等も扱います【7963】興研なども、コロナ禍には相場がありましたので、今後の感染状況にもよりますが、1ヵ月程度の中期目線で買いにて注視しています。

気配があれば、上昇の流れに乗って逆指値の買いをうまく活用しようとも考えております。やるやらないは相場の地合いとタイミング次第ですが‥

◆話題の銘柄 Pick UP:【6696】トラース・オン・プロダクト


今週は、情報機器装置の受託開発。メディアプラットフォーム提供。デジタルサイネージ端末に注力。【6696】トラース・オン・プロダクトを取り上げます。


◾️AI電力削減ソリューションが大手百貨店で導入エリア拡大決定


同社は、昨年12月24日の大引け後、AI電力削減ソリューション「AIrux8」を大手老舗百貨店の本社ビルに導入し、空調電力の25%を削減することに成功したと発表。これを受け、導入エリアの拡大が決定したという。発表を材料視した買いが入り物色されています。

昨年3月に一部エリアへの導入完了後、実証運用を進めた結果、電力使用量の削減と快適性の確保を実現した。本件による売上高の影響は、通期の売上金額の3%程度に相当する額となる見通し。導入エリアの拡大が進んだ場合、26年1月期以降の中長期的な業績向上につながる見込みとしています。

■AIrux8の特徴と特許技術

AIrux8は、天井に設置された人感センサーを組み込んだ「Node(ノード)」と呼ばれるセンサーを通して、施設内の混雑状況や空間温度などの環境データを取得。その取得された環境データは、 本特許アルゴリズムにより空間の温度斥力にマッピングされ、空調の温度変化で消費されるエネルギー 量を事前に予測する事で、最適な温度変化の解を得る事が出来る仕組みに。同社は、その制御ロジックと環境データをクラウドに集積しており、データが増えれば増える程、他社が追随でき ないサービスに育って行くと考えているようです。その結果、AIrux8を導入することで環境温度と設置され る建物の特性に応じた温度調整ロジックが最適化されることになり、消費電力を大幅に抑えることが可能になると言う。

個人的な見解ですが、電気料金をはじめとした昨今のエネルギー価格の高騰もあり今後、本格導入されれば百貨店にとどまらず大企業や、機械や鉄鋼、化学、繊維、非鉄金属、セメントなどの製造業は電気の使用量が多く、例えば大手のホテルや屋内型ドーム球場や鉄道などにも用途が広がる可能性を秘めており、「新エネルギー関連株」として初動の値動きに買いにて株価を監視中です。

【6696】トラース・オン・プロダクト 日足チャート(引用:TradingView)


◆個人的に気になる銘柄:【3418】バルニバービ


今週は、和洋レストラン、カフェ、スイーツなど飲食店を展開。店舗プロデュース、地方創生に注力する企業。【3418】バルニバービを取り上げます。


◾️石破首相が年頭所感“地方創生で多様な幸せ実現できる日本を”


石破茂首相は新年6日の記者会見で、2026年度中の創設をめざす防災庁を含む政府機関の地方移転を推進すると表明した。地方創生を巡り自らがかかげる「令和の日本列島改造」を進めるため「官が一歩先に出るべきだ」と強調した。

首相は国の若手職員による二拠点活動を支援する制度を新設すると明らかにした。民間と連携しながら多様な形で地域に関わる人材を養成し「新たな人の流れを生み出す」との考えを示した。

地方でのスタートアップの創業や、都市部に立地する企業の本社機能の移転にも取り組む。「若い方々、女性の方々が働きやすい職場作り、地域作りに官民一体となって取り組んでいく」と話した。

首相は、自身が政治の師と仰ぐ田中角栄元首相が高度経済成長期に唱えた日本列島改造論と対比させる形で、人口減少時代に合わせた「令和の日本列島改造」の必要性を訴えた。「成功させなければ日本に将来はない、との危機感を強く持って列島改造を進める」と語り、多様性のある社会の実現に向け、地方創生に取り組む決意を示した。

政府は電力や水素などの供給網の効率的な整備や、新たな産業集積を首相の看板政策である「地方創生2.0」の重要な柱と位置づける。首相は「再生可能エネルギー、原子力、水素などの次世代燃料の供給拠点を拡大する」とも語った。

地方経済を支える農林水産業や観光産業にも言及した。「スマート化を徹底的に推し進め、もうかる産業にしていく」と述べ、農林水産物の輸出を促進する考えを示した。

◾️淡路島をモデルケースに食を起点に地方創生をすでに始めています

同社は、飲食店の企画・経営が主力で、プランニング力を背景としたバッドロケーションへの出店に強み。近年は「食から始まる日本創再生」に注力しており、まずレストラン旗艦店や宿泊施設を出店し、その後地域の特性をみながら飲食店や物販・レジャー施設などの店舗・施設を出店することで地域の活性化を目指している。既に淡路島の西海岸で同事業を展開しており、これをモデルケースとして今後10年で7ヵ所以上の開発を目標としています。
人は強がっていても孤独なものです。安らぎや優しさを求め都会から地方に移り住む条件としては、環境が良く住んで楽しい街、美味しいものやイベント等には人が集まりコミュニティーが生まれます。

石破首相の掲げた「地方創生」ですが、今年はこれも株式市場ではテーマになるだろうと考え、国策に沿った関連銘柄として、緩やかな上昇を描いており長期目線で買いにて注目しています。

【3418】バルニバービ 日足チャート(引用:TradingView)

あくまでも個人的なロスカットのラインですが、心理的節目と考えます970円割れとみています。

ここを下回るようなら、わたしは一度は損切りして仕切り直します。興味のある方は、ロスカット水準はご自身での調整をお願いいたします。

わたしのコラムを参考にされている方は、思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益確定の売りをお願いします。

また来週お会いしましょう。本村健でした。



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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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