先週取り上げた銘柄が、今週末値上がり率ランキングで頂点に立ちました！
皆様、こんにちは。株式会社SQIジャパン、金融コンサルタントの本村健です。
今週ですが、来年子供の「お受験」の志望校をめぐる意見の食い違いから妻と口論になり大喧嘩に発展しました。
妻からは、「あんたは何もわからないんだから黙ってろ」と罵倒され、わたしは、「そうか勝手にしろ！」と机を叩き（百条委員会かな？）それ以来、目も合わさず会話もありません。
おまけに妻のセコンドについた子供まで敵に回しわたしを無視する始末です‥
皮肉にも今週11月22日は、「いい夫婦の日」ですが、逆に「わるい夫婦の日」はいつでしょうか？
そんなこともあり、必要最低限の伝えたい事は妻にLINEで送信しています。
返信はありませんが既読はついています。
ドラえもんがいたら、タイムマシーンに乗ってあの日の僕に忠告したい。笑
さて、先週のわたしのコラムでは、「ビットコイン上昇とエネルギー関連から注視する企業！」と題して【3825】リミックスポイントを取り上げました。
今週月曜日の終値は247円で、日経平均株価は軟調な動きでしたが逆行高して脅威の5連騰でした！週末金曜日の株式ランキング（値上がり率）では、終値で1位を獲得し兜町の頂点に立ちました。
毎回コラムで目指しているのは、短期で急騰する銘柄ですが狙ってもなかなか取れるものではありません。現在日本で上場している企業は4000社近くありパーフェクトで理想的な値動きになりました。
来週も1位を取れると期待される方もいらっしゃるかと思いますが、無理でしょう。笑
過去にも上位獲得の銘柄は多数ありますので、今後の活躍にもご期待ください。
◆話題の銘柄 Pick UP：【2503】キリンホールディングス
今週は、ビール大手。ビール類で首位級。医薬品強化し多角化推進。豪、アジアに展開。傘下に医薬の【4151】協和キリン。
【2503】キリンホールディングスを取り上げます。
先日ですが、わたしのコラムでは流行情報誌「日経トレンディ」の「2024年ヒット商品ベスト30」を取り上げました。その中で第6位に選ばれたキリンビールの「晴れ風」ですが、年間550万ケースを販売する見込みで今年最も売れたビールではないでしょうか？
◾️いま話題のプラズマ乳酸菌からワクチン開発に期待される企業！
同社には、もう一つヒット商品があります。
最近CMでもよく流れており感染病も流行しているので始めている方も多いかと思いますが、スーパーやコンビニでも販売する「キリン おいしい免疫ケア」です。
キリンの独自素材「プラズマ乳酸菌」を1,000億個配合した「健康な人の免疫機能の維持をサポート」する機能性表示食品です。おいしい免疫ケアに含まれるプラズマ乳酸菌は、免疫の司令塔を活性化します。活性化した免疫の司令塔の指令を受けた免疫細胞が外敵に反応し、健康をサポートする飲料です。
一般的に言われているのは、免疫力が落ちるとウィルスが攻撃して病気になりやすいと言うのはよく聞く話です。同社の商品を飲み続けている方の感想では風邪をひかなくなったと言う声が多数あります。
寒くなりこれからの季節は販売増が見込め、爆売れの予感がします。
昨年は、睡眠の質を高める【2267】ヤクルト1000が話題になり商品が一時、品薄になり株価は大幅に上昇しました。良い商品は売れます！
老若男女問わず健康に気をつけている方は実に多いと言うことですね！
◾️コロナ•インフル防御効果に期待されるプラズマ乳酸菌
同社は今週18日、機能性素材「プラズマ乳酸菌」を使ったワクチンで経鼻接種から感染防御効果を非臨床試験で確認したと発表。国立感染症研究所との共同研究で、国の公募事業にも選ばれています。キリンHDは自然免疫の機能を高めるプラズマ乳酸菌の特徴を生かし、今後は臨床試験なども踏まえ、ワクチン開発を目指すと言う。
国のワクチン開発の司令塔である先進的研究開発戦略センター（SCARDA）の公募事業で、キリンHDと感染研の共同研究は3月に採択された。助成期間は2026年1月まで。これまでプラズマ乳酸菌に新型コロナウイルスの増殖を抑える働きがあることは確認されていた。
今回は新たにワクチンを鼻から投与することで新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染を防ぐための免疫細胞の増加やウイルス増殖の抑制が確認されたという。経鼻型は気道粘膜に直接作用するため、呼吸器ウイルスが感染しやすい上気道での免疫応答を強化する効果も期待できる。
今後は投与濃度や頻度などを非臨床試験で確認し、臨床試験の実施を目指すと言います。
プラズマ乳酸菌はキリンHDの独自素材。免疫の司令塔にあたる「プラズマサイトイド樹状細胞」に作用し、免疫細胞全体を活性化する機能があるとされ、機能性表示食品の原料として飲料やサプリメントにも使われています。
私見ですが、これから臨床試験に入りますが、ワクチンに対してアレルギーを持つ方も多いかと思いますが、実用化されれば乳酸菌なら試してみようとする方のハードルが下がると期待されます。
株価ですが、チャート上では低い水準にあり現値の株価は過小評価されていると考えます。配当利回りも3%を超えています。
目先の値動きにとらわれない、NISA投資の方や来年の配当も受け取ってじっくり保有する長期投資向けの銘柄とも考えます。
下落リスクを心配される方のロスカット水準は、チャート上の心理的節目と考える1800円割れとみています。
◆個人的に気になる銘柄：【7707】プレシジョン・システム・サイエンス
今週は、独自技術のDNA抽出装置。全自動遺伝子診断システムに強み。関連試薬も。【7707】プレシジョン・システム・サイエンスを取り上げます。
◾️アフリカでの「エムポックス」感染拡大とワクチン承認で物色が向かう
アフリカを中心に感染が広がっている「エムポックス（サル痘）」を巡り、世界保健機関（ＷＨＯ）により日本時間20日の取引時間中、【2269】明治ホールディングス傘下のＫＭバイオロジクス製ワクチンについて、緊急使用リストに登録されたことが明らかになった。その後、国内メディアにおいて、アフリカでの感染状況に関する報道が出ており、ドイツ社製のエムポックスのＰＣＲ試薬の国内販売を手掛ける同社に対する思惑的な買いを誘う形となり個人投資家を中心に、物色されています。
ＷＨＯによると、日本政府はコンゴにＫＭ製ワクチン305万回分と接種用の専用針を贈与する予定。このワクチンは日本でも過去のエムポックスの流行時に使用され、安全性と有効性が示されている。
ＷＨＯの最新データによると、アフリカで今年、感染者と感染が疑われる人が5万500人超に上っており、1100人超が死亡しており日本での感染も確認されています。
信用倍率は拮抗しておりパンデミックの懸念や上記の株価材料から、初動の値動きに1ヵ月程度の中期目線で買いにて注目しています。
今週はロスカットの設定をしませんが、下がった場面の押し目を狙いたいと考えます。
わたしのコラムを参考にされている方は、思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益確定の売りをお願いします。
また来週お会いしましょう。本村健でした。
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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。
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