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中東リスクの高まりから過去の相場を振り返り連想する企業とは!


皆様、こんにちは。株式会社SQIジャパン、金融コンサルタントの本村健です。

今週ですがマンション入り口の小さな花壇に誰が植えたか分かりませんが彼岸花「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」が咲いていました。


日本特有の「彼岸」を用いた彼岸花は「夏の終わりに咲く」といった特徴が由来です。今年は開花が遅いようですが、長く続いた猛暑が影響しているようです。

そのほかにもたくさんの別名、しかも「死人花」「幽霊花」など、ちょっと不気味な呼び名があるのには理由があるようです。

その姿から、「子どもの頃、彼岸花を見ると足がすくむほど怖かった」「何だか不気味」という人もいれば、「あの妖艶さが好き」「この花を見ると癒される」という人もいます。いずれにしても、妖しい雰囲気が漂う彼岸花ですが、わたしは線香花火のように見えて好きです。

その彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」です。これらは墓地などで見かけることの多い花であることが由来とされています。

墓地で彼岸花を見かけることが多いのは、彼岸花の持つ毒が理由です。モグラやネズミから遺体やお供え物を守るために毒性の強い彼岸花を植えたことが、墓地で多く見かける理由とされています。

また、彼岸花の花には毒性があり、多量に摂取すると嘔吐や腹部けいれんなどに陥ることがあります。自宅や庭先で彼岸花を育てる場合は、小さい子どもやペットが触れないよう十分に気を付けながら管理する注意が必要です。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、今週水曜日は東京の気温は30度を超えましたが、それにしましても秋と言うより夏ですね!

◾️株式市場にも影響を及ぼす自民党、石破政権は大丈夫か?


さて、石破内閣が発足されましたが、決戦の様子が各メディアで生配信されていましたが、「高市氏支持」と報じられていた麻生太郎前副総裁が石破氏のあいさつ後にSNS上では「拍手をしない仏頂面の麻生太郎」といった声が相次いだ。

また、自民党の石破茂総裁率いる党執行部人事が了承された9月30日の臨時総務会で、最高顧問に就任した麻生太郎前副総裁が集合写真の撮影を辞する場面がニュースでも話題になりました。

15年前の首相時、石破氏に退陣を迫られた経緯がある麻生氏。両者の間の溝の深さが早くも露呈したとの見方のほか、慣例上麻生氏が身を引いたとの指摘もある。麻生氏と石破氏は確執があり、かつて麻生内閣に農水相として入閣していた石破氏が真っ先に麻生おろしに動いたことを根に持っていたようです。政治の世界で無くとも権力争いは企業でもあり、やったやられたはお互い様で15年前のことを根に持って公の場で露骨に態度に出すなど最高顧問の立場でありながら政治家である前に大人げない態度ではないでしょうか‥
党内を裏で操るように感じますが、この人が今の自民党を悪くしていませんか?

石破氏が自民党を離党して新進党に加わり、自民党に復党した「出戻り組」であることも、家柄や格式を重んじる麻生氏は気に食わなかったようです。石破政権だけは絶対に阻止することが、麻生氏の最優先事項だったとも報じられています。同じ党なのにバチバチ‥権力争いをしている今の自民党にそんな余裕はあるの?と言いたい(笑)

統一教会や裏金問題などで、政治不信を払拭し国民の信頼を回復させようと結束した矢先に同志の自民党内で少なくとも2つに割れていることが国民の目にもはっきりと見て取れます。

石破総理大臣は、4日に衆参両院の本会議で就任後初めてとなる所信表明演説を行いましたが、選挙前の発言には期待していただけにすっかりトーンダウンしすり替わった内容にブレない頑固で芯のある政治家だと思っていましたが残念に思いました。

これでは政治家は選挙の時だけと言われてもしょうがないですね‥
益々、政治不信を招いたような気がします。

この状況下で早期解散をして自民党は選挙で勝てるのか?日本経済や株式市場にも影響及ぼす石破政権はパッと咲いてパッと散る彼岸花のように短命で終わらないか懸念しています。

◆話題の銘柄 Pick UP:【1605】INPEX


今週は、原油・ガス開発生産国内最大手。政府が黄金株保有。豪州でLNG案件(イクシス)を操業。【1605】INPEXを取り上げます。


◾過去の相場を振り返り中東情勢の緊迫化から注視!


中東情勢の緊迫化から、今週ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が大幅に上昇しました。資源開発大手のINPEXには原油の販売価格上昇などを連想した買いが先行しています。

ニュースなどで報じられていますが、イスラエル軍は1日、イランがイスラエルに向けて180発を超える弾道ミサイルを発射したと発表した。大半は撃墜されたとみられる。イスラエル軍報道官は反撃を示唆しており、軍事専門家やマーケットでは中東の緊迫の度合いは一段と高まったとの見方が広がっています。

イランの弾道ミサイルによる攻撃を受けたイスラエルが数日以内に報復攻撃に踏み切るとアメリカのニュースサイトが伝えました。

イスラエル当局者の話として伝えたもので、イラン国内の石油生産施設やその他の戦略的拠点を標的にする可能性があるという事です。

専門家の見解では、レバノンへの攻撃にとどまらずイスラエルとイランの国対国の本格的な戦いになり泥沼化して長期化するのではないかと言う観測もあります。

(10月3日 記)

過去にありました「湾岸戦争」の時にも関連する「石油株」は相場になりました。「中東リスク」の高まりから中期的な目線で買いにて注視しています。

【1605】INPEX 日足チャート(引用:TradingView)


◆個人的に気になる銘柄:【215A】タイミー


今週は、単発・短時間のスキマバイトサービス提供。給与即日払い。物流・飲食・小売業軸も領域拡大中の企業。【215A】タイミーを取り上げます。


◾️業界初のスキマバイトで人手不足の解消に期待される企業!


CMも流れていますので投資家でなくてもご存知の方は多いかと思いますが、7月26日に東証グロース市場に新規上場したばかりの企業です。公開価格1450円を400円(27.6%)上回る1850円で初値をつけました。

大暴落のあった日の8月5日には1179円まで売られ、9月3日には2235円の高値まで買われました。

◾️「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス


働き⼿は、働きたい仕事を選ぶだけで、履歴書・⾯接なしですぐに働くことができ、勤務後すぐにお⾦を受け取ることができます。手軽さも若い層に支持される理由の1つです。
事業者は、来て欲しい時間や求めるスキルを設定するだけで、条件にあった働き⼿が⾃動的にマッチングします。

日本は世界一の少子高齢化国家であり、労働市場における慢性的な人手不足が深刻な社会問題となっていますが、少しでもそれを解消し担う企業として注目されています。

株価ですが、現値はチャート上では8月5日の安値を窓埋めしてきた水準にあり、このタイミングで山を張り逆張り買いにて注目しています。

【215A】タイミー 日足チャート(引用:TradingView)

個人的なロスカットのラインは、心理的節目と考えます大台割れの1070円割れとみています。

ここを下回るようなら、わたしは一度は損切りして仕切り直します。興味のある方は、ロスカット水準はご自身での調整をお願いいたします。

わたしのコラムを参考にされている方は、思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益確定の売りをお願いします。

また来週お会いしましょう。本村健でした。



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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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