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転職後一年未満で、抑うつ→退職の失敗。それでも転職活動して良かった理由。
転職活動。
人生における大きな決断のうちの一つでありますが、私、ノブオも30歳の時に当時6年勤めた会社を退社し、転職しました。
転職後、わずか一年未満で抑うつ状態となってしまい、退職することとなってしまいました。
紛れもなく、転職大失敗ですが、
それでもやって良かったと思っております。
今回は私の転職して良かったと思える理由を、私の経験から独断と個人の価値観を全面に押し出した形で紹介したいと思います。
転職するかどうか、現在迷っているサラリーマンも多いと思います。
また、転職してみたいけど、今回の私のような失敗したらどうしようと思っている方も多いかと思います。
そんな人に向けて、背中を押すというよりは、
今回の私の経験を少し参考にしていただいて、
「それならやってみよう!!」
「そんな感じなら辞めとこかなー、、、」
みたいな読者の方の判断材料に
微力ながらお力添えできたらいいなと思い、
書いてみました。
大きく次の3つにまとめてみました。
1)元の会社の良い点も結構見えた。
2)「キャリアを積む」という視点が手に入った。
3)会社員という殻を少し破れた。
では早速一つ目から、
1)元の会社の良い点も結構見えた。
こんな会議ダラダラしてて、何の意味があんねん!?
今どきフレックスタイムないとかありえへんやろ!!
なんで俺ばっかり忙しいんじゃい!!
あんなやつと一緒に働いてたら気が狂うわ!!
転職って意識高い人が
「キャリアアップのためです!!」
みたいな感じでするもんとは限らないですよね??
転職が頭をよぎる時って不満爆発5秒前!!
みたいなこともありますよね??
というか私がそうだったんですが、、、
(そういう私も転職活動中はもちろん、
キャリアアップのためです!キラーンみたいな感じで言うてます。)
とにかく、今いる会社に不満全くないです!!
でも転職します!!みたいな人は中々いないかと思います。
このように在籍時は会社の悪いところばっかりに
目が行きがちですが、いざ会社を離れてみて
他の場所に移ると、
え??
こっちもこっちでクソやん。。。。
え??前の会社のあれって普通じゃなかったん??
みたいなことも結構あります。
実際の私の経験から言うと、
転職前の会社はかなり風通しが良かったのかな
ということがありました。
上司にもガンガン反対意見ぶつけてましたし、
周りにもそんな人はいっぱいいました。
(もちろん関係性あってのことですが)
連絡もchatでOKみたいな風潮もあり、働きやすかったです。
ただ!!これは在籍時に
全く感じたことはありません。笑
外に出て、違う組織に入って
初めて感じたことです。
やはり、「相対比較」ができることによって
「客観的な視野」が広がるように思います。
例えば、某有名なOpen Works。
私も転職先のこと調べる時は
必ずお世話になっています。
特に、退職理由と企業文化!!
ここはよくよく目を通しております、、、
ただ、ここの情報もかなり「主観的な意見」が多いということが分かります。
私も1社目退職の時はそれなりに文句を書き連ねたような気がします。笑
しかし、それはあくまで新卒入社で一社しか知らない若造の主観的意見でしかないのです。
そういったことに気づいたのは転職を行なった後でした。
そこに気づけば、会社の見方も少し変わり、
元の会社も悪くはなかったかもな、
あいつはクソやったけど。笑
みたいなことが冷静に見えてくるかもしれません。
一社のみだと良くも悪くもその会社の色眼鏡に染まっていきます。
組織を客観的に見れるというのは今後の人生においても間違いなくプラスに働いてくると思いますし、この点は良かったと感じている1点目になります。
2)「キャリアを積む」という視点が手に入った。
さて、特にJTCで働いている皆さん。
こんな仕事続けていて社外に通用すんのかな?
通用せんかったらこの会社にしがみつくしかないんかな?
もっとスキルとか磨いた方がええんちゃうかな?
そういった漠然とした不安感じてませんでしょうか?
私はビンビンに感じておりました。。。
もっと社外で通用するような経験やスキルを
積めるような仕事をしないと!!
こんな社内ルールに則っただけの仕事!!
社内政治力を上げるだけのような仕事!!
やってる場合じゃねよ!!
そう思いながら謎に焦りながら、
でも、
あれ?社外に通用する経験やスキルってなんや??
ってなってました。
「社外に通用する経験やスキル」とカッコつけて
いっておきながら、その中身は極めて抽象的で曖昧だったのです。
その答えは、
当然ながら「社外」にあります。
そう、実際に転職活動をする中で
社外に触れることでハッキリしてきます。
求人の募集要項や、実際の面接を通して、
え?そこって需要になるの?みたいなことが分かりました。
そういったことが分かってくれば
社内でどういった業務に取り組んでおくべきか。
どのような工夫をする必要があるか。
少し解像度は上がってくるかと思います。
私でいうと、
海外出張や、
後輩を動かしたり、上司に直談判して人を動かして問題解決に当たった点等は面接をしていても食いつきが良かったように思います。
(これは業種や業界によって変わってくるかと思います。)
現在、漠然と不安を抱えながら業務にあたるより
こういった経験を積んでおけば
社外でもやれそう!!
よし!
今度この業務させて欲しいとお願いしてみよう。
みたいな発想があれば、経験も積めるし
主体的に仕事をやってワンダフォー!!
みたいに評価が上がることがありますので
ぜひお勧めいたします。
(もちろん、お願い前に実績と信頼を
勝ち得る必要があるのは言わずもがなです。)
3)会社員という殻を少し破れた。
会社員は現代の奴隷である。
社畜。
こういった言葉に代表されるように
会社員という立場は非常に弱いと感じないでしょうか。
私もそう感じております。。。
(全国の会社員みんなすごいよ、、、)
ただ、これはある程度覆すことが可能です。
そう!!
それが退職(転職)する!!という必殺のカードです!!
なぜ立場が弱くなるのか?
なぜパワハラしてくるようなクソ野郎が蔓延っているのか?
舐められているからです。
こいつはどこに飛ばそうが、どんな仕事振ろうが
どんな罵声を浴びせようが辞めることはない。
お前みたいなのが社外に行けるはずがない。
そうやって舐められているからです。
謙虚さや素直さは大事ですが、
阿呆には通用しません。
阿呆は謙虚なやつを
そのまま自分より小さいと認識して
徹底的に自分の支配下に置いてきます。
こちらからも反撃が必要です。
退職届という最強のカードを
常に懐に忍ばせましょう。
そして、適切にその最強カードを
ちらつかせて下さい!!
そっちがその気ならいつでも出ていきますよと。
ただ、悲しいかな。
このちらつかせ方の凄みは、
ある程度バレてしまいます。
要するに退職する気もないのに、辞めますよ!
といったところで、
どうせ無理やろと見破られてしまうのです。
転職活動で他の会社から内定をもらう。
実際に転職の経験を積む。
こういったことは社外に飛び出せるという自信になり、この最強カードの凄みが増すのです。
そうすると、ある程度強気に出れることになります。そうすると働き方の環境のコントロール権を少し取り返すことができます。
雇っていただけている。。。
から
働いてやってる!!!
と一段階、
会社員としての殻を破ることができます。
そうすると、少しだけ自由度が上がることが実感できるかと思います。
転職を行うというのは
この最強カード「退職届」の凄みを増す、説得力のある実績です。
この効力は別に、このような守りにのみならず、
大胆に仕事を進められて結果的に評価されるという攻めにも使えます。
(実際、私の場合、転職すると決めてから、怒られてもええわ。と大胆に仕事を進めたことが功を奏し、転職直前に評価が上がるという謎の経験をしました。笑)
皆さん、ぜひ会社員という殻を少し破り、少し自由を取り返して下さい。
さて、ここまで転職して良かった理由を大きくまとめて述べてきました。
が、
ちゃぶ台をひっくり返すようで悪いですが、
一社で務める=間違っている
転職=正しい
みたいなことは断じて!!ないと思ってます!!
昨今、エージェントの広告も多いし、
キャリアアップだ、人生100年時代だといって
やたらと転職を煽る風潮もあるように感じますが
別に1社目で幸せに働けているならそれに越したことはない!
と強くいっておきたいと思います。
キャリアアップが人生の幸せじゃないです。
キャリアアップが一社で出来ないこともないです。
これまでの3つの利点を一社に留まりながら得るのも一つです。
転職は、皆さんの幸せを最大化できる選択肢の一つでしかないということを最後に念押ししておきたいと思います。
以上!!
すみません、ものすごくダラダラ書いてしまいました。
最後によろしければ、スキやコメントしてくださると、noteの更新頻度を増やしよると思います。笑