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米国市場の定点観測記事 #3
■記事を読む時間の無い方向けサマリー(要約)
記事の内容を端的にまとめると以下の通りです。
下記の内容の意味や過去の推移、買いポイントについての考察など、
より詳しく知りたい方はこのまま記事を読み進めて下さいっ!
①Fear&Greed Index:55pt (Neutral)
②Put/call Ratio:0.93pt
③BBSPX:73.20pt
④米国債長短金利差(逆イールド):+0.06pt(+0.05pt)
⑤米国失業率(*月1更新):4.2pt(8月失業率)
⑥NAAIM指数(*毎週水曜更新):71.93pt
■自己紹介
それでは本編に入りたいと思います。
■S&P500 恐怖、強欲指数について(市場センチメント指標)
![](https://assets.st-note.com/img/1726631506-6yNXkEx3sGQm0TtndfhbzLjW.png?width=1200)
9/18時点のS&P500種指数の恐怖、強欲指数は55ptでNEUTRALです。
GreedよりのNeutralです。
![](https://assets.st-note.com/img/1726631615-QrWsiZoLAHzj4dT7CPYJ3XBR.png?width=1200)
SP500チャートとFear&Greed Indexを重ねて表示。
今年に関しては40ptぐらいまで下がったら押し目買いをしていくのが良さそうです。
11/5の米国大統領選挙までに押し目買いチャンスはくると思うので、
絶好の買場を逃さない為に日々チェックしていきます。
<過去の推移>
8/20:45pt
8/27:54pt (前回比 +9pt)
8/29:52pt (前回比 -2pt)
9/18:55pt (前回比 +3pt)
■S&P500 プットコール・レシオの推移について(逆張り指標)
![](https://assets.st-note.com/img/1726632635-1gDoPQEU92YHvthu4FrIZd7a.png?width=1200)
8/27時点のプットコール・レシオ:0.93pt(記事執筆時点で未更新)
株価の上昇時は下落するはずですが、微妙に上昇中。
まあどちらにせよ今は買い場とは程遠い状況です。引き続き経過観察。
*プットコール・レシオが1.1以上は買い推奨、1.2以上は最高の購入ポイントと言われています。
<過去の推移>
8/20:0.94pt
8/27:0.90pt(前回比 -0.04pt)
9/18:0.93pt(前回比 +0.03pt)
■BPSPX指数(Bullish Percent Index)について(トレンド分析)
![](https://assets.st-note.com/img/1726630960-H5j8B1xAEiRrOFgDGTn9CKcV.png?width=1200)
9/18時点のBPSPX:73.20pt
過熱感が高まっています。80ptまで来たら短期枠は利確推奨です。
RSIも70.52ptとこちらも過熱気味なのは否めません。
ここから大きく下落するかはわかりませんが、停滞もしくは減速はすると思われます。今は買い時ではなくホールド時期&下落警戒時期です。
チャンスを掴むために引き続きチェックしていきます。
*過去から分かるように、BPSPXは80pt付近で天井を付ける傾向があるため、80pt付近まで上昇した場合は一時売却も検討すべきかもしれません。
逆に20ptを下回るようなことがあれば買い増しを推奨します。
またその時が来たらアナウンスしますね。
<過去の推移>
8/20:62.80pt
8/27:68.00pt
8/29:67.00pt
9/18:73.20pt(前回比 +3.20pt)
■米国債券の長短金利差(逆イールドの深さ)について(暴落予知)
![](https://assets.st-note.com/img/1726631935-3QqtoPMsuFZ6rGXOpK190WzJ.png?width=1200)
8/29時点の逆イールドポイント:0.06pt
8月末~9月頭で米国長短金利差(逆イールド)がついに解消。
ここから先、実際に景気後退に陥るかどうかは ”失業率”が上昇するかどうかにかかっています。
ソフトランディングできるか、ハードランディングとなるのかは誰にもわかりませんが、 どちらのシナリオにも合わせてトレードで利益を得られるよう常に準備しておくことが大事ですね。
引き続きチャートと併せて分析していきます。
*歴史を振り返ると、この逆イールドがマイナス圏からプラス圏に転換するタイミング付近にリセッションが発生している為、注意は必要です。
<過去の推移>
8/21:-0.17pt
8/26:-0.09pt
8/29:0.01pt(前回比 +0.1)
9/18:0.06pt(前回比 +0.05)
■米国の失業率推移(暴落予知)
*米国の失業率推移は月に一度更新されますので、更新されたタイミングで掲載しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1726632102-RnNO3s5JUu9oHtgSbXFPMiEd.png?width=1200)
今月出た8月の失業率は4.2pt(7月時点4.3pt)
4,5,6,7月と4か月連続の上昇はストップしましたが、前月はハリケーンの影響で一時的に高く出たと言われていますので、6月から考えると引き続き上昇傾向と捉えて差し支えないと思われます。
失業率は上がり始めると急激に上昇することで知られていますので、過去の歴史を見るとこのまま上昇していく場合はリセッションが近づいているのかもしれません。
*歴史を振り返ると”失業率が急上昇するときにリセッションは発生している”為、本指標も常にチェックしておくべきと言えます。
徐々に上昇してきているため、要注意です。米国失業率が急上昇する兆しがあればすぐにアナウンスします!!
・総評
日本時間の9/19 AM3時にあるFOMCにより米国政策金利が変更される見通しです。その後は一時的な買い場が発生する可能性が高いので要注目ですね。
ただ下げてすぐ飛び付くと血だらけになりかねないので、注意しつつ買いを狙っていきます。(現状はSQQQ(nasdaq100ベア3倍)を運用中)
今回の記事は以上となります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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