おにっ誌 2023/10/11 | 勉強のための勉強にしない②

昨日の続き。勉強を勉強のためにしないもう一つの方法として、

他の人に教える

ことを自分はよくやっている。自分以外の人に自分が学ぶべきことを教えようと思うと、最初から最後まで順序立てて説明しなければならない。さらに、教えようとすることの前提知識が相手側に乏しい場合、比喩なども駆使して伝える必要が出てくる。この過程を踏むことで、自分自身の理解の助けになるわけである。

例えば、債券のことを知らなかった同僚に以下の説明を行ってみたことがある。

細かい話だけど、

債権 = credit, debt(他人に対して債務(特定の支払いや行為を行う義務)の履行を請求できる権利)
債券 = bond (債権を得る有価証券)

という使い分けです

出典:自分自身

株式:「お金〇〇円預けるから、利益が出たらお金だした分だけ分け前ちょうだいね」と言う権利を得るためのチケット(有価証券)

債券:「お金〇〇円貸すから、期限が来たら必ず返してね。毎年利息も払ってね」と言う権利を得るためのチケット(有価証券)

出典:自分自身

このように文章にまとめてみた結果として、「あ、株は企業の利益を山分けする権利を得るチケットで、債券は企業などな発行体にお金を貸して利息付きで回収する権利を得るチケットなんだな」という腹落ち体験ができる。

こうすることで、

  • 相手に物事を教えて感謝される

  • 物事に対する自分自身の理解が深まる

この2点を同時に行ったことになる。というか前者をやっているのに勝手に後者が結果としてついてくる、というイメージ。

一つのことを行う労力や時間で2つの効果を得るという、凄まじいレバレッジ効果である。

まさかの文化庁HPで「情けは人の為ならず」解説

誤解、誤用されがちなこの慣用句を正しく理解して行動に移すだけで、自分も含めてみんなが幸せになれる。

勉強のための勉強にしない、という発想は、独りよがりにならないための自分なりの処世術の側面も兼ねている…というお話😌

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