現在注目中の銘柄記録(2024/3/14)
まずはじめに。
この記事は特定の銘柄の投資を推奨する記事ではありません。
投資判断は資産やリスク許容範囲に基づき、余裕のある範囲で楽しくやりましょう。
投資は、状況や環境によって最適解が違ってくるものだと思っています。
今一度、自分の投資状況と見比べて、
「あー、この人はこう思ってるからこういう戦略なんだー」と参考にして貰えると幸いです。
資産的には大したことないんで参考にするも何もないかもしれませんが。
では銘柄紹介です。
・iシェアーズ 米国債20年超(H有) 2621
一個前のポートフォリオ公開記事にも書いた銘柄。
米国の債券利回りが高止まりしている中、債券利回りの上昇によって価格が下がっているこの銘柄は、
将来米国債利回りが利下げされることを想定して、今の内に買い集めておくというのは良い戦略であると考えています。
現在S&P500のPERは28.01倍(multpl参照)となっており、理論値の利回りとしては3.5%となります。
下落する可能性がある米国株の利回りが約3.5%で、安定資産である上に今後値上がりの可能性が高い米国債2年物の利回りが約4.6%。
まあ自分だったら後者を選びます。
その上で、為替損が発生する可能性があるので、為替ヘッジ有の米国債を買うのが熱いんじゃないかなと思っています。
問題は手数料の関係でこの投資の選択肢は本当に合っているのか少し不安なことですかね。多分大丈夫だと思ってますけど。
まあ投資ってのは常に金額が定まらなくて見てるだけで不安になる物だと思うので、だからこそリスクを取り過ぎず余剰資金で、って話なんでね。
こちらは現状でも買い集めており、今後も継続して購入予定です。
売り時は…まあ長期利回りが3%下回ってから考えるかな…。
・TMF
長期米国債に3倍のレバレッジを掛けたものです。ドル建てオンリー。
現状利回りは3.6%で、手数料率が年0.9%。一応損はしてない。一応。
ただのドル建ての長期米国債だと為替差で損失が出る可能性があるので、それをレバレッジを大きくしてカバーするのも選択肢としてアリかな?
ということで気になっています。
現在自分はドル建ての資産状況がほぼ0なので、
今後ドルで新たに何か購入する時の資金として、今の内にTMF経由で少し入れておくのも選択肢かなと考えています。
まだ買ってないけど多分その内いくらか買うと思います。多分ね。
・J-REIT系
アメリカの話題ばかりが続いたので日本の話題も。
前記事でもチラっと書きましたが、現在日本のリートの利回りが伸び続けており、価格が下落しています。
要因として考えられるのが、マイナス金利解除、地銀の米国債価格低下による損失埋め合わせの為の売却と言われております。
後者はともかく、前者は正直上がっても非常に低い値で推移すると考えられること、また金利が上昇すると今度はそれが価格に転嫁されるであろうことを考えると、
別にそんなに悲観する状況ではないと思うし、むしろそれにしては売られすぎじゃないかと思っています。
まあ、まだ何も買ってないんですけど。
現在リスク資産の比率がまあまあ大きいので、もう少し様子を見ながら資金に余裕が出来たら買っていこうかなと考えています。
・流行り物には乗らない
最後に、ほぼ100%買わないであろう物も書いておきます。
自分はどちらかと言うとこの考え方の方が株式投資においては大事だと考えています。
現状だと半導体、AI関連株、MAG7辺りですかね。
例えばマグニフィセントセブンと言われる企業群は現在PERが非常に高い値で推移しています。
確かに成長性はあり、投資先として非常に面白い物であるとは思います。
しかし、投資において大事なのは、今伸びている株の情報をいち早くキャッチしてそれに飛びつくことではなく、自分が買う株はこれから先伸びるかどうかという部分です。
そういう観点で見た時に、MAG7はPERが余りにも高すぎて、自分にはとてもじゃないですが買えません。
最近さくらインターネットが爆騰して暴落してましたが、話を聞く限りではそこまで値段が上がる理由が自分には分かりませんでした。
話は変わりますが、株式市場には大馬鹿理論という言葉があります。
要はバブル相場におけるババの押し付け合いと考えれば問題ないと思います。
バブル相場は市場全体ではなく個別株で起こることもあります。
(先程挙げたさくらインターネットもそうですね)
そして、ある程度の時間を掛けながら崩壊することもあります。
自分も初心者の頃には何度かこんな株を握る火遊びをして損も得もしてきましたが、
株の本質や適正価格の見つけ方がなんとなく掴めてきた今、こういった株を握ろうという考えは露ほども思いません。
それで現状うまく行ってるので、多分問題無いと思います。
まあ資産の暴騰もありませんが、変に暴騰してもそれはそれで調子に乗りそうな気もするので、このくらいが丁度いいかもしれません。
こういった株を掴んで損をしない為にも、そして持株が暴騰した時にも調子に乗らないように、
我々投資家は日々様々な勉強をして研鑽する必要があると思っています。
そしてそれは相場の研究だけでなく、投資によって自分の精神状況を不安定にさせない為の勉強まで必要だと思っています。
以上、長文にお付き合い頂きありがとうございました。