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コンサルスキル解説①論点
考える技術・書く技術は名著であると伝えるコンサルの方はたくさんいるがこの本は若手からは、読解することがとても難しいとして評判が悪いことが多い。
本書はコンサルスキルの最も重要なものを余すことなく解説されており、とても参考になる書籍である。
私自身にとって本書はバイブルであり、プロジェクトで立ち行かないときや、どう考えるべきかが分からないとき、常に机の横に置いておきことあるごとに参照していた。
どのように論点を整理すべきか、どのように作成する資料での論理構造を構成するか、どのように構築した仮説を検証するか。。。等プロジェクトでは幾度となく壁にぶつかりそのたびに本書の内容を理解することによって、少しずつ本書の内容が身についてきたと感じる。
しかし本書の内容がしっかりと理解されず、エッセンスを学ぶことができないままコンサルの現場に出て苦しむ方をすこしでも減らしたい、と今回私の解釈をベースに「考える技術・書く技術」の解説noteを書くことにした。
私の経験もふんだんに入っており、あるいはより読みにくい可能性もあるが、ご容赦いただきたい。
今回は初のシリーズものとして3部作程度を想定している。まず最初はピラミッドストラクチャーとは何か?と(ここはあっさり行く予定である)ピラミッドストラクチャーを使う前段階の、「問い」をどのように導くか、について、つまり第4章までの箇所について解説を加えたいと考えている。
それ以降の解説は随時出していきたいと考えている。
ピラミッドストラクチャーとは
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