ウィルソンスポーツ用品の伝記
第一章: 創業の精神
昔々、スポーツの世界はただの遊び場でした。しかし、ある日、スポーツの舞台に一人の男が現れました。その名はトーマス・E・ウィルソン。彼は革新と情熱を胸に、1913年にウィルソンスポーツ用品を立ち上げました。彼のビジョンはシンプルでした。最高のスポーツ用品を作り、全ての人にスポーツの喜びを届けること。
第二章: テニスの革命
ウィルソンはテニス界に革命を巻き起こしました。彼らのラケットは、プレイヤーがより速く、より正確にボールを打つことを可能にしました。BLADE、Pro Staff、そしてUltraシリーズは、テニスの歴史に新たなページを刻みました。
第三章: バスケットボールの進化
そして、ウィルソンはバスケットボールにも革新をもたらしました。彼らのエボリューションシリーズは、選手たちがコート上で最高のパフォーマンスを発揮するための道具となりました。NBAとのコラボレーションは、スポーツ用品の世界におけるウィルソンの地位を不動のものにしました。
第四章: 野球とソフトボールの伝統
ウィルソンは野球とソフトボールにおいてもその伝統を守りつつ革新を続けています。彼らのグラブは、プレイヤーがフィールドで最高のパフォーマンスを発揮するために必要な信頼性と耐久性を提供しています。
第五章: 未来への展望
ウィルソンスポーツ用品は、100年以上にわたりスポーツ界に貢献してきました。今日もなお、彼らは革新を続け、新しいスポーツ用品を開発し、世界中のアスリートたちを支えています。ウィルソンの物語はまだまだ続きます。次の100年も、スポーツの世界をリードし続けるでしょう。
第六章: 世界を驚かせた企業の再生劇
しかし、物語はそこで終わりません。2000年、ウィルソン社はフィンランドのAmer Sportsに買収されました。これは驚きました。アメリカで最大のスポーツ用品メーカーが、北欧の会社に買収されるなんて!しかし、それが物語の新たな始まりでした。
Amer Sportsはウィルソンを再び輝かせるために奮闘しました。彼らはウィルソンブランドに新たな力を注ぎ、製品の品質向上に努め、世界中のアスリートたちにより優れたパフォーマンスを提供することに尽力しました。
そして、2024年2月、Amer Sports(AS)は再び公開会社としてニューヨーク証券取引所に上場しました。
これが、ウィルソン・スポーツ用品の素晴らしい再生劇の一端です。革新と情熱の力がいかにビジネスを変え、世界中のアスリートたちに影響を与えるかを示す物語です。
この新商品
Airless Gen1 Basketball | Wilson's First Airless Basketball
露出が多いので見られた方も多いのかもしれませんが2500ドル。一個。箱付き。
それが、もう売れ切れているみたいなので、いずれこのボールがまた新しいプレミアムを生んでいきそうですね。
個人的には、
「空気入れがいらないんだったらランニングの手間とか省けるな。色は黒だな。高くても、5万円くらいかな…」
と考えていて公式ページにとんで、びっくりしました。
「公園で、しかも地面についていい値段じゃない。箱のまま飾るレベル…。」ということで諦めました。
あと、ここまで読んでもらって残念なんですが、マネックス証券のトレードステーションでは、見えるけど買えない気がします。(24/3/5)取り扱いリクエストは出しました。
そして決算が3/5、
売上:○
EPS:×
特殊要因は、23年2Q、3Qで物流の問題が出ていたが今は解消したと。ただ、決算の成長性は現在、中国だけで総売上高の 19% 以上を占めています。ということなので、ここまで調べて持ち上げて時間を費やしてきたけど、EPSのミスも許せないし、中国も20%近くあるしショート目線推奨の銘柄かもしれません。
Amer Sports, Inc. (AS) Stock Earnings Dates & Report (seekingalpha.com)
24年2Qまで、マイナスの予定を出しているので、変にあがったら観察しておくのもいいですね。さすがに新商品の高級なバスケットボールで、中国のセグメントすべてを網羅するほどスケールしないはず。なので、調べてはみたけどあんまりロングじゃ儲かりそうにない話でした。