6/19-6/23相場振り返り
こんにちは、投資猪です。日経も踏み上げ相場が一息つき調整感も漂う中、アメリカも各国中銀の利上げを背景に、週末にかけて手じまい売りに押される1週間となりました。今回からは日付の順番にこだわり過ぎずに、簡潔にまとめてみようと思います。
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経済指標振り返り
イギリス消費者物価指数と中銀政策金利が比較的大きなインパクトを与えた1週間となりましたね。それでも長期金利が上昇しないというのが今後のイギリスの景気の行方(ハードランディング)を示しているように思います。
その後のドイツ、フランス、ユーロ圏のサービスPMIが弱かったことも景気後退感を意識させています。
↓(6/22 イギリス政策金利発表後ツイート)
相場観振り返り
米国はまずまずでしたが、日経はボラティリティも大きく、想定より下振れとなりました。ただ緑軸の設定自体はそれほど間違ってはいなかったようです。
まず米国株
パウエル議長議会証言以外は大きなイベントはほぼ無く、ボラティリティマップ的にはFOMC前の状況に戻りました。年後半に向けて本当に企業業績が上向いてくるかを試される時期と言えると思います。2Q決算を控えて自社株買いもこれから止まるので、しばらくは膠着状態になりそうな展開ですね。安いものは買っていく姿勢で良さそう。
日経
日経はETF分配金売りや年金リバランス売りなどがチラつくようになり徐々に下押し圧力も強くなってきた印象ですね。それでも自分が勝手に設定した緑軸より少し右側を移動し始めたようではあるので、世界株式市場における日経全体への見直し幅は定まってきた感じはします。よほどのネガティブニュースが出て再び軸が左にずれさえしなければ 30,000円 を切るリスクは(VI 30などになったりしない限りは)低くなったと見ています。
ただ消費者物価指数は日銀が考えているよりは上振れている気がするので、どこで金融政策の変更が入ってくるかは神経質な展開になってきそうです。↓ 6/23 日本CPI発表時ツイート
来週の相場観
来週は6/30 金曜に個人消費支出(PCE)の発表があります。7月のFOMCまではPCE、雇用統計(7/7)、CPI(7/12)、小売売上高(7/18)あたりが肝になってくると思われますので(あとは毎週の失業保険申請件数くらい)フォローしていきましょう。
あとはワグネルの謀反報道など、ロシアリスクが高まってきています。一気にVIXや日経VIが跳ね上がるようなことも心のどこかには忍ばせておく必要もありそうです。
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