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徹底検証!初心者の私がトレードで稼げるのか? Part.2 「戦略編」

〜この記事でわかること〜

・テクニカル分析とはなにか、わかる
・初心者がテクニカル分析のトレードで稼げるのか、わかる

〜初っ端から結論〜

・売買のタイミングは次の4つで見極める!
 ①移動平均線 ②RSI ③MACD ④出来高
・初心者が手を出すとどうなるか、お楽しみに


*本編*

前回までで、扱う銘柄(FTI)とスパン(数週間〜1ヶ月程度のスウィングトレード)が決まりました。前回の記事はこちら↓

さて、ここからが本番。今回は戦略編です!
「どんな指標を見て、いつ買い、いつ売るのか」決めていきます。

さあ始めましょう!

③ どういう取引をするか?〜戦略編〜

テクニカル分析では主に、以下のような指標が用いられます。

  1. チャートパターン分析:株価チャートに現れる特徴的なパターン(トレンド、支持線、抵抗線、ヘッドアンドショルダーズなど)を分析し、株価の動向を予測する

  2. 移動平均線(MA):一定期間の株価の平均値を連続的に計算し、線で表したもの。株価とMAの位置関係から、トレンドの方向や強さ、転換点などを予測する。

  3. オシレーター系指標:株価の勢いや強弱を数値化した指標(RSI、ストキャスティクス、MACDなど)。これらの指標から、株価の買われ過ぎ・売られ過ぎの状態や、トレンドの転換点を予測する。

  4. ボリューム(出来高)分析:株価の変動と合わせて、取引量の変化を分析します。価格変動と出来高の関係から、トレンドの強さや転換点を予測する。

1つ目のチャートパターンは、パターンが非常にたくさんあるし覚えるのがダルイので却下します。

2.移動平均線 3.オシレーター系指標 4.ボリューム分析の3つを使ってテクニカル分析を行なっていきます。

 戦略#1「移動平均線を用いた分析」

移動平均線(英語でMoving Average)とは、一定期間の価格の平均値を時系列で表したものです。チャートはロウソクみたいなのがボンボン生えている形をしてますが、移動平均線はその動きをなだらかにしたものという感じです。

緑の線は5日間の動きを平均した線
黄色は25日間の動きを平均した線です。
50日線や75日線ではもっとなだらかに、200日線にもなると直線に近いくらいなだらかになります。

そして、この移動平均線を用いた戦略として代表的なのが
「ゴールデンクロス / デッドクロス」です。

ゴールデンクロスは、短期移動平均線(例えば、5日移動平均線)が長期移動平均線(例えば、25日移動平均線)を下から上に抜けることを指します。

これは強気シグナルとみなされ、買いの機会を示唆します。

逆に、デッドクロスは、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜けることを指します。これは弱気シグナルとみなされ、売りの機会を示唆します。

チャートで見ると、このように下から突き抜けると強気相場に。
上から突き抜けると弱気相場になる傾向があります。

この値動きで、ゴールデンクロス・デッドクロスを用いれば
3週間ほどで20%ほどの利益が得られました。


 戦略#2「オシレーター系指標を用いた分析」

オシレーターとは専門的には「価格の変化率やモメンタムを数値化し、グラフ化したもの」だそうですが、すごく簡単に言うと「強気か、弱気か」「買われすぎか、売られすぎか」を測る指標です。

代表的なのはRSI、ストキャスティクス、MACDの3つです。

  • RSI(Relative Strength Index、相対力指数):直近の価格上昇幅と下落幅の比率から算出され、買われ過ぎ・売られ過ぎの状態を判断するのに用いられます。

紫を上回ると「買われすぎ」黄色を下回ると「売られすぎ」のシグナルです。
売られすぎ=割安なので株価は上がりやすく、逆も同様です。
売られすぎの後は上昇に転じ、買われすぎると下降に転じます
  • ストキャスティクス(Stochastic Oscillator):一定期間の価格レンジにおける現在の価格位置を示し、買われ過ぎ・売られ過ぎの状態を判断します。機能としてはRSIとほぼ同じなので、今回は飛ばします。

青いゾーンからはみ出すと買われすぎ・売られすぎ
  • MACD(Moving Average Convergence Divergence):短期と長期の指数平滑移動平均線の差を計算し、市場のトレンドを計測することができます。トレンドを捉えるのに非常に優秀な指標であると言われています。

ルールは簡単、ゴールデンクロスと同じ要領です。

  • ゼロライン付近以下で、青色がオレンジ色を下から上に突き抜けたら買いトレンド。

  • ゼロラインよりも上で、青色がオレンジ色を上から下に突き抜けたら売りトレンド

となります。実際のチャートでも↓

かなり正確に、買いと売りのタイミングを測ることができますね

 戦略#3「ボリュームを用いた分析」

最後にボリュームを用いた分析です。
ボリュームとは何か?直訳すると「量」です。
株で言えば、ボリューム=一定期間で取引された株式の量を指します。
日本語では「出来高」と言います。

チャートの下に表示される、棒グラフで表されます

一定期間に取引される株式数が多い=棒グラフの値が高く
一定期間に取引される株式数が少ない=棒グラフが低く
なります。つまり、

こういうことになります。
ここで考えたいのは取引量が増えているとはどういうことか?
そして、取引量が減っているとはどういうことか?です

自分に置き換えて考えてみると、
どんな時に「たくさん売り買いしたくなり」
どんな時に「売りも買いもしたくない」
でしょうか?

たくさん買いたい時は、これから上がると自信がある時
たくさん売りたい時は、これから下がると自信がある時
売りも買いもしたくない時は、これからどうなるか分からず様子見したい時
ではないでしょうか?

まとめると以下のように言うことができます。

出来高の上昇→上昇 or 下降トレンドが継続する
出来高の減少→トレンド転換の予兆

実際のチャートでも確認してみましょう。

ちょうど、この記事を書いている前日まで取引していたCAZOOのチャートです。
出来高の様子を見ると、極端に出来高が減っている
「様子見期間」のあと明確に上昇トレンド or 下降トレンドが続いています。

このように出来高は「いまは様子見したい」「上がる自信がある」「下がる自信がある」など、投資家心理を測る指標として非常に有用です。


さて、ここまでで学んだ4つの指標をまとめます。

#1:移動平均線がゴールデンクロスした時に買い、デッドクロスした時に売る

#2:RSI指標を見て「売られすぎ」の時に買い、「買われすぎ」の時に売る

#3:MACDを見てゴールデンクロスの時に買い、デッドクロスの時に売る

#4:出来高を見て、出来高が落ちた「様子見期間」後のトレンドを掴む


④ どんなツールを使うか?

もう既に大量のスクリーンショットと共にネタバレしていますが、今回使うのはチャートツールとして鉄板のTradingViewです。

株価チャート, 出来高, そのほかオシレーター系指標など複数のデータを同時に見ることができ圧倒的オススメです。

財務やアナリスト予想も大変見やすい

オススメというより「匹敵する他のツールが存在しない」と言う方が正確かも。

¥250,000からスタート!

そして今回は、口座の狭間に放置されていた1641ドル(約25万円)を使ってトレードしていきます。 

待つのは楽園か、はたまた地獄か??
初心者がトレードで稼ごうと思ったらどうなるか?続きをお楽しみに!!

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