現金の価値は、この20年で、1/10になっている。

世界最大のヘッジファンド: ドルは既に紙くずになっている | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

この記事を読んでの感想です。
まずは、下記のチャートを見てほしい
金1オンスを購入するために必要なドルの量が増えていることがわかる。

2001年の頭には、220ドルで購入することが可能だった金は、今や2500ドルも出さないと購入することができない。
20年で、1ドルの価値が1/10になっていることがわかる。

日本円は、どうだろうか。

2000年に28,900円で、購入できたのが、362,940円になっているため、
約1/11になっていることがわかる。

だからと言って、現金は常にゴミという風になるわけではない。
現金が金に対して、リターンを挙げていた時期もある。

それは、現金が金との兌換紙幣の時である。
その時は、金に対して裏付けがある紙幣が発行されているので、金利がある紙幣の方が良いリターンを叩き出す。

そのため、紙幣がある程度の金利を維持しているときは、銀行預金をして、
金利がない時は、金を持つことで、通貨価値の下落に備えるというやり方が強いのではないだろうか。