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オーストラリアワーホリを決断した訳

「何で28歳で安定した会社員を辞めて、オーストラリアにワーキングホリデーで行こうと思ったんですか?」という質問をよく頂くので、決断に至った理由とその時の自分の胸中について話したいと思います。

海外への憧れ

そもそもワーキングホリデーに行く前に海外に対して興味があったのかというと、大いにあった。
なぜなら、高校で始めたアメリカンフットボールの本場がアメリカだったからだ。
NFLというプロリーグを見ていると、実況は英語だし、プレイしている人の中に日本人はいない。普段の生活では見かけない海外の屈強な男たちが戦う姿に憧れていた。

その影響から「海外=かっこいい」というイメージが出来上がり、大学に進学してからすぐにパスポートを取って、毎年の様に海外旅行に行っていた。けれど、その時は海外には旅行に行くだけで、生活をするなんて、したいかどうか、できるかどうかを考える前に、日本で生きていくということが当たり前だと思っていた。

会社員時代

そんな状況のまま、大学を卒業して会社に就職。そこから2年半ほど経ってから転職をしたのだが、その会社での出会いが転機になった。
そこは中途入社の営業マンしかいないという環境で、年齢はもちろんバラバラで、全く異なる業界や業種、経歴や経験をしてきた先輩たちが集まっていた。

今まで生きてきた私の世界(学校や会社)は似た様な経歴や考え方の人が多かった。
どんな人が世の中にいて、どんな生き方をしてきて、どうして今、私と同じ場所にいるのか。
シンプルに気になった。

有難いことにほとんどの先輩がこれまでの人生について、話を聞かせてくれた。
その中で私が特に衝撃を受けて、カッコいいなと思う先輩の生き方には共通点があった。

3つの共通点

❶環境を変える決断をしたことがある

自分のやりたいことのために、学校や仕事を辞めて、今あるもの(学歴やキャリア、住みやすい環境など)を捨てて、海外に行き、そこで生活する決断をした人たちだった。
色んな社会のしがらみや反発がある中で、勇気を持って行動したという事実。

❷当時の話をする時の目が輝いていた

海外に行って生活をしていた時の話をする時は、目をキラキラさせて、いつにも増して優しく微笑みながら楽しそうに話してくれるのだ。
その姿はあまりにも美しくて綺麗だった。
それに、実際に体感して経験してきたことだから、自然と言葉にエネルギーと説得力があった。

❸自分の人生に誇りと自信がある

自分の人生に誇りを持っていることが伝わってくるのだ。例え、人に批判されたり、妬まれたりしても決して揺るがない自信がそこにはあった。「もしやりたいことがあるなら、絶対やった方がいいよ」そうアドバイスをくれる先輩たちの言葉は、なぜか重みが段違いにあった。

周りを見渡してみると、同年代の中にも海外に行っている人もいた。
「何でそんなことができるんだ?」
「キャリアや将来はどうなるの?」
そんね疑問がまず初めに思い浮かぶ。
そんなこともきっと行動する前に考えたはずだけど、進むことを決めて動いた人たち。
カッコいい。羨ましいで終わらせるのは嫌だ。

1つ目のホームステイ先の庭

海外で生活をする決断

こんな人たちみたいに自分もなりたい。
自分は何者なのか。
それを職業や仕事ではなく、生き様で表すことができたら、こんなにかっこいいことはないと思った。だから、私も今持っているものを全て捨てて、先輩たちの様に海外で生活をしよう。
いつやるのか、迷っていたら、きっと時間なんてあっという間に過ぎてしまう。
結局、決断できるか、行動できるかどうかなんだろう。それに、自分には先輩たちから話を聞かせてもらうチャンス(波)が巡ってきたんだ。
やるなら今しかない。この波に乗ろう。

こうして私は2つ目の会社を辞めて、海外に行くことに決めたのだった。

まとめ

オーストラリアワーホリを決断できたのは、実際に海外生活を経験した先輩の姿に憧れたから。

今の気持ち

機会を逃さずに行動した自分に拍手したい気持ちで今日は終わります。

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