ババア旅 さっぽろ⑨2泊3日到着日 2023 12月

 札幌で行った二軒の回転寿司チェーンについてお話ししますね。

 行ったのは1日目の本当は夜食になるはずだった(笑)〈根室花丸〉そして、翌日の早めの夕食、または、遅めのおやつで行った〈トリトン〉です。
 どちらも行きたかったのでそれぞれで実食できてとても嬉しい。
 嬉しい、美味しい、幸せ。

 雰囲気の違う2店舗。
 回転寿司というと、スシローとかはま寿司、とか、大手があるじゃないですか。あのイメージがトリトンです。

 回転レーン毎に番号がついていて、レーンの横にテーブル席が設けられていて、タッチパネルで注文。調理場見えず。出来上がった寿司は、こちらあなたのですよー、とお知らせがきてレーンで流れてきて、目の前でストップ。という見慣れたシステムですね。

 それに対して〈根室花丸〉は、中央に調理場、職人さんが寿司を握ってくれていて、それを囲むようにぐるっとレーン、その横にテーブルと椅子。通路を挟んだ反対の壁側にはテーブル席。
 注文は紙に書いてスタッフに手渡し。
 一応レーンも回っている。ばばあとMちゃんはレーンの横の席に対面で、それぞれレーンの前に座りました。でも、一度もレーンから取ることなかったです。注文用メモ紙に書いた注文をレーンこちらから中にいる職人さんに手渡しする。出来上がった寿司の皿は、職人さんがこちらに寄越してくださるのでそれを受け取る、と、いう感じでした。

 〈根室花丸〉も〈トリトン〉もどちらも美味しかったです、

 ライブ感があるのは〈根室花丸〉。目の前にネタあり、職人がいて握ってくれるわけですから。当然元気で活気があるのも〈根室花丸〉

 一方、お値段に関して言うと、比較するとなんとなく〈トリトン〉の方が若干安い気がする。あと、トリトンの方が、3貫付とかのセットメニューがあって品数を楽しめる。
 もちろんお馴染みのタッチパネルなので、
 職人さんのタイミングを見計らって注文しなきゃ。いま。あ、ダメだった、いまかな、あの、あの、
 みたいなこともない。安定のポチッと注文。

 街中で行きやすいのは〈根室花丸〉。札幌駅近のビルに支店があるし、駅からも大通りからも歩いて行けるビルにも店舗が入ってる。
 〈トリトン〉は市内に何軒か支店があるけど、みんなちょっとづつ郊外。

 どっちも行けてよかったー。
 どっちも好き。
 〈根室花丸〉のライブ感もいいし、〈トリトン〉の3貫セットメニューも捨てがたい。

 会えなかった札幌友Kが、汁物が多いので〈根室花丸〉の方が好きって、言ってたな。なるほど。そう言う選択の仕方もあるのね。

 季節は冬。

 ニシンとか白子がメニューにあった。
 どちらも特に寿司ネタで注文したいと思わなかったので、今回は流す。

 白子は白子ポンが好きだなあ。
 自営の店舗で、ツレアイが作るのがうまいので、よそでいただく気がしません。

 手書きメニューに、オススメ〈白子〉ではなくて〈たち(白子)〉って書いてあった。それが、その北海道言葉が今風に言ってエモかった。

 そうそう。
 母親が、きょうはタチのお味噌汁だよ、とか、作ってくれたな。

 北海道では白子より、タチっていうよね。
 忘れてた。
 すっごく懐かしい。
 タチって言い方も、その言葉から引っ張り出された母の作った味噌汁の思い出も。

さっぽろ⑩へ続く


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