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「コロンブス」話題沸騰で、またしても「パラダイス銀河」が脚光!
先日は、超バズっている動画で「パラダイス銀河」が歌われているのを紹介したばかりですが、今週、またしても「パラダイス銀河」が話題です。
Mrs.GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のMVが大炎上して、公開中止になったニュースの影響です。このニュースは、BBCでも報じられて、世界的なニュースになったようで。
人種差別なのか、奴隷制肯定なのか、表現の自由なのか、芸術なのか、極めて難しい問題ですね。
「コロンブス」の大炎上によって、コロンブスが歌詞に入っている曲が話題に上がり、当然、レコード大賞受賞曲「パラダイス銀河」が大きな話題となったわけです。
『女性自身』の記事は、Yahoo!ニュースにも取り上げられていますね。
【ミセスMV炎上で『パラダイス銀河』が再注目…ASKAが明かしていた「しゃかりきコロンブス」の“真意”にSNS感動「謎が解明!」】
使っているASKAさんの写真に悪意がありますが、それ以外はなかなかいい記事ですね。
アサ芸プラスの記事は、相変わらずですね。
『【教養なし】新曲「コロンブス」類人猿登場でMrs.GREEN APPLE全面謝罪!ASKA「しゃかりきコロンブス」との決定的な違い』
そもそも「アサ芸」って何の略なんだろう、と分からなくなって「浅い芸」の略かな、と思って調べてみたら「アサヒ芸能」の略なんですね。
紛らわしくて覚え間違えてしまいます…。
今回の騒動では、ASKAさんの「パラダイス銀河」の詞に出てくる「しゃかりきコロンブス」については、メディアでも世間でも、称賛されています。
それは、「パラダイス銀河」に出てくる「コロンブス」は、皮肉を込めた意味で使われているからですね。
ASKAさんは、現実に埋没して必死に利益を求めて労働する大人のたとえとして「しゃかりきコロンブス」という表現を使ったわけです。
その対比として、夢と希望に満ちて生き生きする子どもたちを描いています。
コロンブスを負の意味で使っているからこそ、「パラダイス銀河」には称賛が集まっているのでしょう。
この時代にコロンブスを負の意味で使うっていうのは、ASKAさんの先見ですよ。
当時、私は、中学生だったのですが、コロンブスは、歴史の教科書でも、アメリカ大陸を発見した世界有数の偉人という扱いでしたから。
それが今じゃ、侵略者や奴隷制を推し進めた人物として、負の意味の方が強くなっているのですから。
時代の流れは、価値観を全く逆にしてしまうことがあるっていうのは、コロナ禍でも体感してはいますが、歴史上の偉人も例外ではないんですよね。
「パラダイス銀河」については、私も、2008年にレビューを書いてましたので、興味ある方はご覧ください。
『空色のハーモニー』「パラダイス銀河」を語る
光GENJIの「パラダイス銀河」は、公式な動画がアップされていないので、ご紹介するのは、やはりCHAGE and ASKAの熱風コンサートになります。
最後はこの超バズっている動画で笑い飛ばすのが一番ですね。生徒が教壇で歌ってるメロディーが「パラダイス銀河」です。