《孤独なシュプール》 世界への前奏曲のような、小さな音楽たち。Part.10
このまえ、「孤独なシュプール」という曲を書いた。
この曲のイメージのみなもとになったのは、フィンランドの作曲家シベリウスが書いた同名の作品。
同名というか、わたしが勝手にあやかって、オマージュを込めて、同じ題名の曲を作ったということなのだけれど。
シベリウスは、とっても長生きした。
1865年に生まれて、1957年に亡くなった。91歳。
わたしの大好きなおじいちゃんだ。
わたしは、シベリウスの作品に漂う静謐さが好きで、ピアノなどの小さな作品をよく聴いていた。