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第52回 座談会のご報告 テーマ:脚が弱ったときの工夫&LaLaWalk試着会(2018年2月4日)
1月23日、衣笠のカフェsoraさんにて、今年はじめての座談会を開催しました。
風が強く寒い日にも関わらずたくさんの方が参加してくださいました!
参加してくれた可愛いワンちゃんたち。寒い中ありがとう♪
美味しいランチを楽しみながら、今回のテーマ「脚が弱ったときの工夫」について話合いました。
足が弱ったとき、しっかり歩けなくなったとき、どのような工夫をされたのか、たくさんお話をしてくださいました。
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★補助をするために使ったもの★
●タオルを使う
・前庭疾患のため足取りがフラフラしていたとき、トイレの介助のため、胸とお腹を覆うようにタオルを巻いて、少し持ち上げて支えました。
・高齢で前脚が弱ってきたときに、同じようにタオルを使いました。首や胸に負担がかからないよう、柔らかいタオルを使いました。
※この方法は、男の子の場合、トイレでタオルや身体を汚してしまう可能性があります。
●サポートグッズ
・トイレの時だけ支えが必要だったので、後脚用の介護ハーネスを使いました。
・脳腫瘍で足取りがフラフラしていたので、上半身用の介護ハーネスを使いました。その後、後脚用のハーネスも買い足しましたが、犬にも人にもあまり使い勝手が良くなく、ほとんど使いませんでした。
・前半身でも後ろ半身でも支えられるサポートドーナツリングを使いました。装着しやすく便利ですが、足は少し弱っているけど元気な子は、脱げてしまうこともあります。
※上半身と下半身をそれぞれサポートするものは、単独で使うには良いけれど、両方同時に使うと犬の背中が反ってしまうので使えない、という意見がありました。
●ハーネスを改良
・認知症のため円形サークルの中をクルクル歩いていましたが、前庭疾患も患い身体が傾いて倒れやすくなってしまいました。倒れると起こすのが大変なので、その直前で助けるために、ハーネスの背中部分に持ち手をつけて、さらに自立するようにして、つかみやすくしました。
●手作りの後脚補助具
・介助具がまだほとんど無いときだったので、愛犬に合わせて後脚用ハーネスを自作しました。後脚が弱り脱げてしまうようになったので、市販の前脚用のハーネスと自作のハーネスを接続して、2ヶ所で吊り上げられるようにしました。1年ほど使い、その後車イスに移行しました。
●車イス
・介護用ハーネスなどでは追いつかなくなり、車イスを使うようになりました。
・1年くらい歩けなかった愛犬が、ある車イスに出会い、坂道をのぼるくらいまで歩くようになりました。
★補助しなかった★
・後脚が弱っていましたが、なんとか歩けていたので、後ろから見守りながら一緒に歩きました。
★歩けないとき★
・抱っこして時々降ろしてあげたり、カートでお散歩していました。
★爪先の怪我防止★
・脚がナックルしたときの怪我の防止や、脚が弱って滑るのを防止するため、PAWZを履かせていました。今は犬用の靴などたくさんの種類があるので、愛犬に合わせて選べます。
★室内の滑り止め★
室内にヨガマットなどを敷いて、滑らずに歩けるようにしていました。
※マットを齧ってしまう子もいるため注意が必要です。
★鶏冠(トサカ)★
ヘルニアのため、主治医から絶対安静と言われましたが、それだけで良いのか不安に思っていたところ、知人から鶏冠が良いと聞きました。
安静を守った上で、さらに鶏冠を柔らかく煮て食べさせていたら、立てなかった子がオスワリできるようになり、その後歩けるようになりました。鶏冠のおかげかはわかりません。
※滋養強壮のために良いと昔から言われているそうですが、お腹を壊してしまうこともあるそうですので、注意してください。
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以上のようなお話をお聞きすることができました。
実際にグッズを使った感想や、思いつかなかったアイディアなど、大変勉強になりました!
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★歩行補助ハーネスLaLaWalk の試着会★
今回の座談会では、LaLaWalkを展開する(株)トンボ様にご協力をいただきサンプルの試着ができました。
有難うございました。
実際に試着してみると、装着した愛犬の様子や、飼い主さんへの身体の負担、使い勝手などがよくわかり、大変勉強になりました。
皆さんの感想です。
・装着してしばらくしたら受け入れて気にしなくなる
・介護する人の負荷が分散されるので負担が少ない
・お尻、尻尾が気にならないよう、ベルトの位置などを工夫してほしい
・カラフル、明るい、かわいい、介護っぽくない所が良い
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今年初めての座談会も、とても活気のあるひとときとなりました。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
次回は2月を予定しています。
皆さまのご参加をお待ちしています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください♪