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DMMバヌーシー2024年度出資方針の整理

はじめに

 バヌーシーが分割募集と400口募集を始めたので、出資方針が複雑になっています。頭の中で考えがぐるぐる回っているので、ここに書き出して整理することにしました。

 人に読ませるつもりで書いたわけではないので、他の記事より口調が硬いのはすみません。同じように悩んでいる方がいれば何か参考になるかも。

1期募集馬の出資候補

 総額6000万円超の超高額馬については、2期募集に回ったレインオンザデューン23で枠が埋まった。

 できれば牡馬に出資したいため、1期募集馬からは手頃な値段の牡馬の4頭、ヴィンクーロ23アポロフィオリーナ23アイワナシーユー23ジョリーリュバン23を出資リストに入れた。そして歩様が硬すぎるヴィンクーロ23を候補から外し、残る3頭を順位づけした。

世代のエース・4/2000口評価
 なし
準 エ ー ス 級・3/2000口評価
 アポロフィオリーナ23
大 化 け 期 待・2/2000口評価
 アイワナシーユー23
純粋な推し活・1/2000口評価
 ジョリーリュバン23

アポロフィオリーナ23

評価とリスク

 見ての通り、イイなと思っているのがアポロフィオリーナ23。馬のデキは、1期募集馬の高額牡馬スティールパス23、シスタリーラヴ23らと比較しても遜色ない。ただし、そうは言っても「◎」評価までは行かず、あくまで「◯」どまり。本馬は400口募集のため、強制的に5/2000(1/400)口を出資せざるをえず、評価以上のリスクを負う

400口のメリット

 400口募集ならではのメリットもある。4口出資して使い切ってしまうキャッシュバック枠だが、アポロフィオリーナ23に1口出資してもまだ3口が残る。極端な話、400口の馬に4口出資すれば、2000口なら20口相当のキャッシュバックを受けることができる(1口当たりのCB上限が1万円なので還元率が下がる馬はいる)。効率的なCB枠の使い方として、以下に例を挙げる。

例1(現在の募集条件)
(a)400口募集のアポロフィオリーナ23に1口出資(5/2000口)
(b)2000口募集のヴィンクーロ23に4口出資

 (a) 85,000△10,000=75,000円
 (b) 18,000×3×80%+18,000=61,200円
  合計 136,200円

例2(仮定の募集条件)
(c)2000口募集のヴィンクーロ23に4口出資
(d)2000口募集のアポロフィオリーナ23に5口出資(5/2000口)

 (c) 18,000×4×80%=57,600円
 (d) 17,000×5=85,000円
  合計 142,600円

 この例であれば金額にして6,400円、現在の募集条件の方が得することになる。つまり、キャッシュバックの使い方次第で、従来よりも得できるのが400口募集のメリットだ。

 もし、アポロフィオリーナ23が2000口募集だったら、キャッシュバック効率を高めるために2期募集開始まで待って、その間に満口になるようなら諦めていたと思う。400口募集だからこそ、2期を待たずに出資するという選択肢が生まれている

栗東所属

 もう一つの懸念としては、馬の能力とは関係なく、栗東所属であること。出資馬はできるかぎり現地応援したいと思っているが、自分の住まいが関東なので、栗東所属だとどうしてもその機会は少なくなりがち。できれば美浦所属の馬に出資したい

 とはいえ、1期募集馬の中では、現状「◯」以上で美浦所属の出資候補がいない。そして、2期募集でそれがいるとは限らない。であれば、アポロフィオリーナ23が満口になる前に押さえた方がいいのではないかとも思う。

アイワナシーユー23

 美浦所属の牡馬で、キセキ×ステゴと血統的にも応援しがいのある馬だが、キャッシュバックの都合で9/22まで出資しないのは確定。その前に満口になるようなら仕方ない。また、アポロフィオリーナ23のように400口募集の馬に出資した場合も、予算の煽りを受けて出資できなくなる可能性がある。

ジョリーリュバン23

 これも川西先生のチャレンジに乗っかりたいと思うが、現地応援がほぼできない名古屋所属なので、出資するとしても1口限定。それもキャッシュバックの都合で9/22まで出資しないのは確定だし、やはり400口募集の馬に出資した場合も出資できなくなる可能性がある。

2期募集馬の出資候補

 2期募集馬で出資が確定しているのは、動画で歩様が確認できているレインオンザデューン23だけ。他は実物を見てからになるが、価格・血統面から期待を寄せているのがファイナルドリーム23シルバーバレットムーン23。あとは好みの隠し玉があれば。

レインオンザデューン23

 レインオンザデューン23のセリでの落札価格は税抜8000万円。G1級と評価しているキングスコールの妹ではあるが、オルフェーヴルの牝馬ということで、8000万円募集となるといかにも高い。スウィッチインタイム23やメジャーマジック23の例を見ると、そこからの値下げは十分にあり得る。2頭は約30%の値下げとなったため、レインオンザデューン23も募集価格を最大で5600万円まで下げてくる可能性がある。

 昨年の募集馬を見ると、上に重賞馬を持つライネリーベが6000万円募集で満口。同じく上に重賞馬を持つジュルナールが6800万円募集で満口ならずだったため、間を取って総額6400万円・2000口募集と予想。実際にこのくらいの価格に収まってくれれば助かる。

 レインオンザデューン23の評価そのものはエース級の「◎」。本来は4/2000口行ってもOKな馬だが、栗東所属だったり、値下げなしの8000万円募集だったら、3口に押さえることも想定している。400口募集の馬に出資した場合も、そこで予算が圧迫されるため、泣く泣く3口で我慢するかもしれない。

ファイナルドリーム23

 キタノコマンドール産駒ということで世間の注目度は低いが、日本と欧州の良血を束ねた血統が素晴らしく、上のオブシディアーナ(ファイナルドリーム22)のデキも良いことから、芝クラシック路線で期待している馬。今年の牡馬エースとして「◎」評価になりえる。募集条件は、総額2800万円・2000口募集と予想

シルバーバレットムーン23

 ニックスの効いた配合が気に入り、芝スプリント~マイル路線で期待している馬。牝馬ではあるが、デキがそれなりに良く美浦所属であれば狙っている。募集条件は、総額1600万円の2000口募集と予想。こちらのニーズから少し外れているため、仮に「◎」評価としても3口に留める可能性はある。

隠し玉

 2期募集で判明している募集予定馬は牝馬の方が多い。そのため、牡馬の隠し玉が1頭か2頭いると予想している。1期募集を見ても、23年産のスワーヴリチャード産駒は少ないにも関わらず、牡馬をしっかりと確保してきたミーハーなバヌーシーのことだから、それに匹敵する馬がいてもおかしくない。

 仮に隠し玉が2頭いるとして、うち1頭がまことしやかに噂されているキストゥヘヴン23だとすれば、これは短距離からマイル路線の血統であり、芝クラシック路線を希望する自分としてはニーズからやや外れる。

 残る1頭だが、注目のコントレイルは牡牝あわせてすでに3頭いるため、十分に弾数が揃った。エピファネイアは王子ラヴズプレミアムがいる。とすれば、芝クラシック路線の隠し玉として、キタサンブラックの牡馬が2期募集で登場する可能性を最大限に警戒している。それなりに高額になるし馬のデキにもよるが、総額6000万円・2000口募集までであれば、口数の調整で十分に予算の範囲に収まる。

出資パターン

 予算は出資金にして24万円まで。総口数は2000口換算で12口まで。

(仮定の募集条件)
 レインオンザデューン23 :総額6400万円・2000口
 ファイナルドリーム23  :総額2800万円・2000口
 シルバーバレットムーン23 :総額1600万円・2000口
 隠し玉(キタサン牡馬?) :総額6000万円・2000口

予算超過

① レインオンザデューン23   4口
  アポロフィオリーナ23    5口
  ファイナルドリーム23    4口
  シルバーバレットムーン23  4口
  隠し玉(キタサン牡馬?)  4口
  総額391,800円・総口数21口

② レインオンザデューン23   3口
  アポロフィオリーナ23    5口
  隠し玉(キタサン牡馬?)  3口
  総額241,800円・総口数11口
  (このくらいなら許容できるが)

予算内

③ レインオンザデューン23   4口
  アポロフィオリーナ23    5口
  ファイナルドリーム23    3口
  総額225,800円・総口数12口

④ レインオンザデューン23   4口
  ファイナルドリーム23    3口
  隠し玉(キタサン牡馬?)  3口
  総額234,400円・総口数10口

⑤ レインオンザデューン23   4口
  ファイナルドリーム23    4口
  シルバーバレットムーン23  4口
  総額190,400円・総口数12口

⑥ レインオンザデューン23   4口
  隠し玉(キタサン牡馬?)  4口
  総額222,400円・総口数8口

検討

 やはり、アポロフィオリーナ23に出資したあとでは、「◎」評価の他の馬を3口に留めないといけないパターンがある。さらに、ファイナルドリーム23、シルバーバレットムーン23、隠し玉のどれかもしくは2頭以上が「◎」評価の場合で、しかも400口募集となると問題は大きい。「◯」評価の馬に先に出資していたことで、「◎」評価の馬に出資できない可能性がでてくるからだ。

 そうなれば、アポロフィオリーナ23に出資したことを後悔するかもしれず、そうなったら本当に馬に申し訳ないため、これだけは絶対に避けないといけない

 ここまでアポロフィオリーナ23への出資に慎重になる理由は、リスクヘッジや予算の都合もあるが、20頭ほどのバヌーシー募集馬で「◎」評価の1番馬を選んだとしても、その他何千頭ものライバルとの競走の中では、井の中のかわずよろしく成功しない可能性の方が高いから。「◯」評価となる2番手、3番手の馬ならなおさら。

 現時点の結論としては、8/22の1期募集開始すぐは行かない。ジャストイマジニング23との比較だと、アポロフィオリーナ23の方が慎重な姿勢を取っている人が多く、数日は満口にならないはず。

 9/5の2期募集馬公開まで十分な口数が残っているのが理想。そうすれば、2期の馬との比較で出資を決めることができる。そこで改めてアポロフィオリーナ23がイイと判断できれば、すぐに出資する。キャッシュバック上限の1万円還元を受けることができるため、2期募集が開始される9/22まで出資を待つ必要はない。

 2期募集馬公開の前に満口になりそうな場合は、それまでにアポロフィオリーナ23が「◎」評価まで上がらないなら諦めるべき。 

おわりに

 ここまで書き上げて、やっと頭の中がスッキリしました。アポロフィオリーナ23の出資については、前向きに保留することにします。

 こんなんでも何か楽しんでもらえたなら、「スキ」を押してください。ニーズがあれば、またダラダラと未整理の長文を垂れ流すことがあるかもしれません。

 こんなグチャっとした文章をここまで読んでいただいて、ありがとうございました!

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