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出資馬紹介②ドリームクルーズ(パセンジャーシップ21)

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パセンジャーシップ21

コストパフォーマンス

 前回、ウィープノーモア21に出資することを決めた話をしました。ウィープノーモア21は、総額1億円で募集されている高額馬で、予算の大半を持って行かれてしまいました。

 でも、1頭だけの出資ではさみしいなと、お手頃価格の馬を見ていたところ、パセンジャーシップ21がいました!

 パセンジャーシップ21の募集総額は2600万円と、社台グループで生産され、バヌーシーで募集されている馬の中では、2番目に安いお馬さんです(ちなみに白老F生産)。 

 1番コスパがいいのはノーザンF生産のヴィラ21ですが、自分がバヌーシーに入会する頃には、すでに満口となっていました(こっちも良さそうですね!)。

 パセンジャーシップ21が生まれる1年前の2020年。父エピファネイアの種付料は500万円でしたが、2021年に1000万円に値上げ。2022年には1800万円と国内最高額まで吊り上がっています。

 安くエピファネイア産駒に出資するのであれば、今年がラストチャンスだと思いました。

 ただ、パセンジャーシップ21は、値段だけではない、たくさんのいいところがあります!

尾花栗毛

 栗毛の中でも、タテガミ・シッポが白や金色のお馬さんは、特別に尾花栗毛と呼ばれ愛されています。

 尾花栗毛で有名な競走馬としては、タイキシャトルやゴールドシチーで、ウマ娘でも金髪キャラとして描かれていますね。

 パセンジャーシップ21も明るいきれいな金髪の持ち主です。

早熟っぽい

 血統はエピファネイア×ダイワメジャー。父、母父ともに、2歳戦から活躍できる産駒を出している馬ですので、早いデビューが見込めます。

 早く生まれたほうが早く成長する、という単純な理屈からいっても、誕生日が1/23というのは大きなアドバンテージです。ライバルが心身の成長を待っているうちに、ささっと1勝を上げてくれればと願います。

 また、募集時の馬体重が、牝馬なのに500kg以上あったことから、デビューするときにはどれだけ増えているんだ・・・と危惧されていましたが、本格的な調教が始まってからは大きな増加がありませんので、馬体の成長そのものは完成している(?)ように思えます。

調教で良化

 募集時の歩様は、いかにも大型馬らしい、もっさりゴツゴツとした雰囲気がありました。

 はじめはそれを理由に出資をためらっていたのですが、調教が進むごとにどんどん良化しています。意外と手先も軽いようで、最近では歩様がずいぶんと柔らかくなってきました

 募集時と現在では、いい意味で違う印象の馬です。

 今も調教は順調に進んでおり、直近の動画では、乗り手の方に「直線でスピードに乗ると安定感が増す、全然クセがなく乗りやすい」と、なかなか良さげなコメントをいただいています!

関東馬

 自分は関東住まいなのですが、最初に出資したウィープノーモア21は関西に入厩します。できるかぎり現地に応援に行きたいと思っていますが、スケジュールや経済面で、そうはいかないことの方が多いでしょう。

 それもあって、関東馬を持ちたいと思いました。パセンジャーシップ21の入厩先は、美浦の戸田博文調教師です。バヌーシー馬ではタイムトゥヘヴンで重賞制覇しており、頼りになります。

 東京競馬場と中山競馬場はすぐ行けますので、そこでパセンジャーシップ21が走るようなら、現地に応援に行きます!

エピファネイア×ダイワメジャー

 この配合で中央に登録された馬は16頭です。そのうち4頭は未出走ですので、実質12頭のうち6頭が勝ち上がっています。デビューさえできれば、勝ち上がり率50%ということで、1勝の期待値は高いです!

 同じ配合の活躍馬としてはモリアーナがいます。先日のクイーンCで3着に入り、そのまま桜花賞に向かうとのことで、やはり芝マイルが合う血統だと思います。

 血統構成が一番近いのはグローリアスカペラです。パセンジャーシップ21は母母父がクロフネ(その父がフレンチデピュティ)ですが、グローリアスカペラは母母父がフレンチデピュティで、両馬とも母系の奥にノーザンテーストが入っており、かなり似通った血統です。

 グローリアスカペラは、5月生まれながら2歳7月にデビューし、2歳9月に芝マイルで勝ち上がりました。この血統の早熟性とマイル適性を感じます。デビューから一貫して芝を使われており、惜しい着差のレースもありますので、今後どこかで2勝目を上げてもおかしくありません。

 ただし、テシオ理論的には、パセンジャーシップ21の優先祖先はフレンチデピュティとなります。母がダート短距離でずっと走っていたこともあり、ダートに出る可能性もあります。

 エピファネイア産駒はダートが得意とはいえませんので、その点ではやや割り引きが必要です。しかし、パセンジャーシップ21は雄大な馬体をしていますので、ダートでも馬格負けしなさそうなところは頼もしく映ります。 

 以上、あれこれとパセンジャーシップ21について語ってきました。

 2勝してくれれば馬代の元が取れるお手頃エピファネイア産駒。狙え阪神JF!桜花賞!ヴィクトリアマイル!

 がんばれパセンジャーシップ21!!

デビュー(●´ω`●)タノシミ


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 メジロマックイーン対トウカイテイオーの天皇賞・春が、競馬に関する最初の記憶。母がテレビ観戦しているところを、興味なく横目で見ていた。レース後、母は嘆いていたから、トウカイテイオーを応援して馬券を外したらしい。

 数年後、ウイニングポストやダビスタに触れ、本格的に競馬に目覚める。ナリタブライアンからディープインパクトまでの時期に熱中。一番好きな馬はヒシミラクル。2022年には牧場まで出向き、十数年越しに初めての対面を果たした。

 ディープインパクトの引退と時期を同じくしてプライベートが忙しくなり、しばらく競馬から離れる。それでもオルフェーヴルの凱旋門賞チャレンジは、リアルタイムでテレビ観戦した。

 ウマ娘ブームをきっかけに本格的に競馬に帰還。以後、予想記事を書いたり、血統を調べたり、牧場見学に行ったり、一口馬主になろうとしたりと、競馬が趣味の中心となりつつある。

 犬と馬が好き。

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