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ホープフルS ふりかえり


はじめに

いぬたい
助手

助手
 もう今週が皐月賞です!「いまさら回顧シリーズ」ラスト、昨年末のホープフルSをふりかえります!

いぬたい
 女帝レガレイラを分析するには欠かせないこのレース、駆け足でグラフを準備したよ。

ラップグラフ

ホープフルS(中山開催)の直近10戦の集計+今回

いぬたい
 1000m通過がジャスト1分、テン3Fが35.4と、この10年では速めに流れた前半だった。それでいてラスト3Fは見ての通り、グラフが右上に突き抜ける加速ラップ。年末の中山の芝は、暖冬の影響で速い時計が出やすかったとはいえ、レガレイラのぐんぐん加速する推進力ばかりが目立つレースだった。

助手
 中山の短い直線をものともせず、大外から鮮やかな追込でした!牝馬ながらにダービーを目指そうとするのも納得です!

レガレイラ

いぬたい
 スタートはよそ見をしていてゆっくりとした発馬。そのまま後方3番手に落ち着いた。向こう正面でじりじりと上がっていき、4コーナーでは扇状に広がった馬群の大外を選択。残り300mほどしかない直線を向いた後は、次元の違うエンジンで全馬なで斬り!凄まじいインパクトのレースだった。

助手
 2着のシンエンペラーは、この春には弥生賞にも出走して、いまだ連を外していませんから、なおさらこのレースで勝ったレガレイラの強さが強調されます。

いぬたい
 前崩れの展開でもなかったし、ちょっとここでは格が違った。

助手
 皐月賞本番の展望はどうですか?

いぬたい
 末脚の鋭さは超一級品なのは言うまでもないとして、しかし、それだけでは勝てないのが皐月賞。イクイノックスだって負けてるわけだからね。今シーズンは牡馬クラシックの層が薄い薄いと言われていたけど、年明けからぞろぞろと実力馬が出てきた。これだけ強い勝ち方をしたレガレイラとはいえ、盤石とまでは言えない。デビューから3戦、手綱を握ってきたルメール騎手の離脱も痛い。

助手
 楽観はできないという感じですか。ちなみに皐月賞に求められる強さって何ですか?

いぬたい
 中山では前にいる方が有利だから、すんなり先行できる競馬センス、そのポジションを維持できる持久力の高さ、そして直線で違いを見せられるパワフルな加速力、かな。要するに、ハイラップを先行して速い上がりを使える馬が強い。

助手
 ?あたりまえのこと言ってませんか?

いぬたい
 あ、うん、まあ、そうなんだけど。ここまでの前哨戦を見て、そういう馬を見つけるのが難しいし楽しいんですよ?

助手
 そうですね!失礼しました!

シンエンペラー

いぬたい
 2着のシンエンペラーは、先行脚質でバテないけど瞬発力がわずかに足りないタイプ。でも、弥生賞では上がり最速の34.8の脚を見せたし、皐月賞はそのくらいの切れでも勝てるレース。目下絶好調の坂井騎手に手が変わった2戦目ということで、本番はもっと積極的に乗るはず。

助手
 藤田オーナーですから、ここを勝ってウマ娘化を期待しましょう!

いぬたい
 短いけど今回はここまで。さあ次は皐月賞の予想だ!

助手
 このノートを楽しんでいただけましたら、ぜひスキを押していってください!今後の励みになります!ありがとー!!


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