ドリームクルーズ 8戦目(3歳1勝C) 観戦記
過去のノート
はじめに
2024年10月14日、バヌーシー所属の出資馬・ドリームクルーズが、昇級2戦目の3歳1勝クラス、東京芝1600mを走りました。前走はスタートで行き脚つかず、後方に包まれたまま11着と競馬になりませんでしたので、仕切り直しての1戦となりました。
その前走の大敗を受け、最終オッズは5番人気の単勝15倍。これまでドリームクルーズのレースぶりを詳細に見てきた自分からすれば、1勝クラスなら十分に勝ち負けできる馬だと思っており、完全に軽視されているかたち。これ幸いと応援馬券を厚く買っての応援となりました。
結果
ドリームクルーズ、前走の鬱憤を晴らす好走で3着!勝つことはできませんでしたが、ドリームクルーズの才能を発揮した素晴らしい内容だったと思います。応援馬券もちゃんとプラスになりました!
レース回顧
ラップグラフ
これは、過去10月の中旬に東京芝1600良で開催された3歳1勝クラスのレースを、10戦分集計してグラフにしたものです。黒が10戦平均、赤が相対的にハイペース、青が相対的にスローペースで、黄色が今回ドリームクルーズが走ったラップのグラフとなっています。
東京競馬場は直線が長いため、ラスト3Fの瞬発力勝負の形になることが多いのですが、今回は前半が速く後半が平坦なグラフの形で、近年では異例のハイペースとなりました。
この激流をドリームクルーズは番手で競馬して3着ですから、とても強い内容だったと評価できます。勝ったコンテネレッツァは、3番手でドリームクルーズを目標にできたのは恵まれましたが、ハイペースを先行して勝ち切るあたりは文句のつけようがなく、現時点では完敗です。近親にドゥラメンテがいるこの超良血馬と、上の舞台でまた戦いたいものです。
序盤
前走はスタートで運に恵まれませんでしたが、今回は抜群とまではいえずとも、スパッと飛び出すドリームクルーズ。まずは第一関門クリアといったところで、続いて前に取り付くべく、西村ジョッキーはグイグイ押していきます。そしてすんなりと番手を確保したところで、「ヨシ!」と声が出ました。先行して粘り込むのがドリームクルーズの競馬で、それがファンや陣営にも意識されるようになると、いよいよ競走馬として貫禄がついてきた感じがします。
中盤
隊列が決まったら大きな仕掛けはなく、番手のままレースを進めていきます。現地では時計を意識していなかったので、ハイペースとは知りませんでしたが、もしわかっていたら少し不安になっていたかもしれません。
逃げ馬を前に置いて、4コーナーを回ってくるドリームクルーズ。いいリズム、勝てる競馬だと思いました。さあ来い!!!!
終盤
直線を向くと早くも逃げ馬が脱落。これだけのハイペースを逃げればそりゃそうなりますが、現地ではそんなことわかりません。ドリームクルーズが早めに先頭に立ったことで、ソラを使うかもしれないという焦る気持ちが生まれました。お願い!なんとか粘って!
残り100mほどまでドリームクルーズはしぶとく抵抗。しかし、最後には相手の決め脚が上回りました。コンテネレッツァに抜かされ、ものすごい脚で差してきた17番にも交わされての3着でした。
感想
負けはしましたが、全力を尽くしたドリームクルーズの競馬に満足感がありました。自然に「やった!良くやった!!」と声が出て、手を叩いて健闘を称えました。
写真館
パドック
返し馬
おわりに
次走は中1週、10/27の天皇賞・秋の日に東京芝1400mです。初勝利を決めた舞台に、鞍上にレジェンド武豊を迎えて、ドリームクルーズがこの秋3戦目を走ります!
夢の航海はまだまだ続く!!!!
おねがい
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使用機材
カメラ CANON EOS R10
レンズ RF100-400mm F5.6-8 IS USM
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