ドリームクルーズ 3戦目(3歳未勝利) 観戦記
過去のノート
はじめに
2024年3月17日、スプリングSが開催される中山競馬場で、バヌーシー所属の出資馬ドリームクルーズの3戦目が行われました。過去2戦の舞台は東京芝1800mでしたが、今回は中山芝1600mに変えての戦い。直線の長い東京から、直線が短い中山に変わるのは少し不安がありつつも、良いところなく9着だった新馬戦から、前走は馬群に揉まれながらも4着と、着実に成長している姿を見てきていることから、ここでも好勝負ができる、いやなんならあっさり勝利まであると思っていました。
結果は・・・
惜しい、もう少し!でも、始めて馬券に絡む3着でした。これで9着→4着→3着と、順調に着順を上げています。いよいよ次こそあるか?1着!!
今回はその観戦記になります。写真もたくさんアップしましたので、ドリームクルーズファンの方に楽しんでもらえれば嬉しいです!
レース回顧
ラップグラフ
これは、過去2月、3月、4月に中山芝1600良で開催された3歳未勝利戦のレースを、10戦分集計してグラフにしたものです。そして、黄色が今回のレースということになります。
こう見ると、テンが遅く、その分だけ中盤は速く、ラストは平均的な上がり、という流れでした。1:35.5という勝ち時計は標準的で、この時期の3歳未勝利クラスとしては、レースレベルは平均といえると思います。
3着のドリームクルーズは1:35.8を計時しましたから、何かあとひとつきっかけがあれば、十分に勝ち抜けできる水準です!
序盤
スタートはだいぶ良くなり、五分に出ます。前へと殺到するライバルたちを坂井騎手は先に行かせ、中団の内に控えます。またもや馬群に包まれる形ですが、前走でクビを上げて走っていたドリームクルーズが、一転して落ち着いた走り。たしかな成長を感じると同時に、教育してくれたピーヒュレク騎手に感謝しました。
中盤
馬群はひとかたまりとなって進みます。自然体で流れに乗って、やはり慌てないドリームクルーズ。位置取りこそ窮屈ではありますが、手応えはいい感じです。
終盤
4コーナー手前から坂井騎手が全力で追い始めました。ジョッキーとしては、ここらへんからグンッと加速するイメージだったでしょうか。しかし、見ているこちらとしても、道中の手応えほどには伸びてきません。
そして残り200m。2馬身先の12番の脚色が良く、ドリームクルーズの勝利は諦めるしかない情勢。あとはどこまで着を上げられるかです。まだ前には4頭ほど残っており、すぐ外から併せてきた5番の勢いも止まりません。
ラスト100m。せめて掲示板に載って・・・!と祈ったところで、もう一伸び。内でがんばっていた9番に並びかけ、同時にゴールしました。そして写真判定。しばし息を飲んだのち、結果が表示されました。
すでに報告している通り3着!!複勝で2倍ということで、応援馬券(単勝と複勝を同額賭ける馬券)はプラスマイナスゼロの払い戻しとなりました。4着なら丸々マイナスだったのでこれはでかい!
感想
過去2戦はドスローからのレース上がり34秒弱という瞬発力勝負でしたが、今回はレース上がり35.4と持続力も問われる内容でした。このように、極端にレースの質が異なると、経験の少ない馬は戸惑って力を発揮しづらいものなのですが、ドリームクルーズはしっかりと今回も好走してくれました。
つまり、どんな展開でも対応できるということで、少なくともこのクラスにあっては、能力上位ということの証だと思います。次も同じ中山芝1600ですから、そこできっと勝ち上がってくれることでしょう!
写真館
パドック
返し馬
おわりに
今回はすっかり書き上げるのが遅くなってしまいました。3月は年度末で仕事が忙しく、文章を書く気力がまったくなくなっていました。4月に入ってようやく復調してきたので、今週末がドリームクルーズの4戦目という、このタイミングでの更新となりました。なんとかそれまでに間に合ってホッとしています。
写真へのコメントは省略しましたが、あれ楽しみにしてる人いないですよね?いる?
次戦も例によって現地に応援に行ってきますので、今度はこんなに時間を空けずに観戦記を書き上げたいと思っています!できれば勝利の喜びを報告できれば最高です!
頼んだよ、ドリームクルーズ!!
使用機材
カメラ CANON EOS R10
レンズ RF100-400mm F5.6-8 IS USM
注意事項
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