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ポンコツ伊武さんのこれまでのヴィジュアルまとめ。
さて、先日お知らせしました中国版の『機巧のイヴ』ですが、表紙はこんな感じになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1640783354883-27YGKpTkXV.jpg)
中国版の伊武さんは、目が大きくて何だかおっとりした感じに見えますね。奥の方に見えるのは十間橋と中洲観音かな。
伊武さんのビジュアルイメージは、おそらく読者の皆さんには文庫版の獅子猿さんのイラストのイメージが強いと思います。私自身も二巻あたりからは意識的に獅子猿さんの伊武のイメージに寄せて書いていますが、実は他にも何バージョンかあるので、ご紹介したいと思います。
まずは、小説新潮にシリーズ連載していた際の岡添健介さんバージョンの伊武。
岡添さんには現在、小説新潮で連載中の『おどろかし 戯場國の怪人』のイラストも担当していただいております。
伊武の顔をはっきりと描いたカットはなくて、読者の想像力に委ねるような感じになっています。挿絵スペースが小さくなったりしているのは、私が依頼よりも多く書いてしまい、予定ページ数に収まらなかったからです。本当にすみません。
続けて、単行本版の伊武さん。
実写版の伊武さんですね。単行本のこの装丁も、結構気に入っているんですが、このモデルさんがどなたなのかは私は存じません。
そしてお馴染みの獅子猿さんのバージョン。
文庫の表紙だけでなく、yomyomでの連載時の挿絵も担当していただきました。特にお気に入りだったのは、この、「はいからさんが通る」風の伊武さん。三巻表紙よりも可愛らしい感じになっています。
宣伝ふぉい!(遅刻)
— 獅子猿 (@shishizaru) October 11, 2018
発売中の新潮社小説雑誌「yomyom」vol.52から新連載の
『機巧のイヴ3 如洲望郷篇』作・乾 緑郎 のイラストを前作に引き続き担当しております。
皆さん是非読んでみてねぃ(*´꒳`*) pic.twitter.com/EmLJfNfW3j
ちなみに「如洲望郷篇」っていうのは、「帝都浪漫篇」の連載時の仮タイトルです。
他にも、連載時に獅子猿さんの手によってビジュアル化されているのは、二巻の登場人物ではジョー・ヒュウガ、フェルさん、マードック、スリーパーさんなど。三巻ではナオミちゃん、林田、八十吉などです。いずれもイメージ通りというかイメージ以上の素晴らしい仕上がりなんですが、ここで紹介できないのが本当に残念。いずれ画集とか出たら速攻で買うんですけどね。
次は、英訳版の表紙の伊武さん。
何だか椎名林檎っぽくなっていますね。もっとオリエンタルムードを前面に出した表紙になるのかと思っていましたが、これはこれでアリかも。
まあ、書いている私の頭の中では、獅子猿さんの伊武でイメージ固定しているんですが、今後もいろんなバージョンの伊武が誕生すると面白いかな~とは思っています。
アニメ化しねーかなー(心の叫び)。