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推しが

ちょっと何から書けばいいのかわからないのだけれど、ぼくの推しがある日突然理事解任になった。


そしてみるみるうちに箱推しだった場所がとてもつらい場所になっていった。


数年前からぼくのことを見ていてくれている方には伝わると思うのだけれど、NPO法人soarさん。詳しくは言及する立場にはないのだけれど、ぼくの発信からもしかしたら関わってくれた方がいたのかなと思うのでこのnoteを書くこととしました。

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クラウドファンディングでは応援させて頂いたし、soar teaもとてもたくさん買った。ウェブメディアでは異例の「スポンサーをつけない」ということに共感していた。



とても良い印象を抱いていただけに、少し・・・というかかなり心にきている。


それだけではない。


被害者(1名)も加害者も組織も少しずつしっている。という間柄で、組織以外とは直接連絡が取れるということもこの「キツさ」に拍車をかけてる。(被害者は1名と鈴木さんには話しをお伺いできました。cotreeの櫻本さんとは面識はありません)


ぼくは普段ソーシャルグッド界隈にはまったく関わりのない仕事をしています。ぼくの業界課題を解決するためにソーシャルグッドの考え方はとても参考になるな、と思ってずっと応援してきたという経緯があります。


当事者ではないし、当事者からお話しを聞いてはいるのだけれどsoarさん内部で具体的に何が起きているかを細かく知っているわけでもないし、様々な動きがある中で当然違和感もあって。ただそれを言うだけの資格はおそらくぼくにはない。というか言えば言うほどきっと現実と離れていく気がしています。


リアルタイムで起きているこの問題に対してどう解決を提案していいのかさえわからない。


卜沢彩子さんの発信されている内容が全てなのかと今は思っています。


中のヒトが積極的に発信する必要もないし、外の関わりの薄いヒトが積極的に問題介入していくことも違うし、中途半端に知ったフリをして何かを問うこともまた難しいのだと思う。



何がどう着地すれば被害者の方に十分配慮したと言えるのだろうか。何をどうすればこれから被害者の方を少しでも良く生きられるようなお手伝いができるのか。このnoteを書きながらぼくは二次加害に加担するような内容や意図を無意識に含めていないだろうか。加害者は何をどうすればよかったのか、今からどうすれば更生への道が開けるのだろうか。


まわりの人間はどう動けばよかったのか、自分はこの関係性のなかできちんと動けたのだろうか。これから動けるのだろうか。静観したほうがいいのか。


ぼくには全部の正しい答えがわかりません。今も。


二次加害は悪質だが、悪意はない。自分の行動が何を引き起こすのかわかっていないだけ。という言葉が頭から離れない。


知識の問題なのだ。


しかし、知識のあるはずの方々が直接加害をする/二次加害を生む構造を考えなおさなければいけない。


立場、社会構造、利害関係。そういったものは一度捨て置いて対応することが望まれる気がしている。


ぼくにできる事は、手の届く範囲を守ること。この問題としっかりと向き合うこと。対岸の火事では決してない。


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