質問

知らないということの弊害とそれを知りながら分断をあおる仮面ビジネスマンたち

今日のぼくはインフルエンザで暇を持て余しているのでちょっと過激かつスピーディーに書き進めていきたいと思いました。


伝わらなければそれまでなので、できるだけ難しい言葉は使わずにお伝えしていきたいと思っていますがそれでもわからなければ聞いてほしいと思います。


質問

質問の要点をぼくが受け取った形でまとめます。


・私に有益な情報のためにフォローしている
・私にとって受け取りたくない内容は発信してほしくない
・私は活動は応援してます


以上3点ですね。


応援の形をした苦情という風に受け取りました。ええ、とてもネガティブに。


さて、では本題に入るのですがぼく個人としては「喧嘩腰のリプライ」をした記憶がありません。なるべく具体的な場面をご指摘いただけると幸いです。


とはいえ質問者様が「そう感じた」ということは事実ですので否定もしません。ぼくとしては「あなたはそう感じたんですね」という感想でしかないというか・・・。


ぼくが喧嘩腰のツイートをした記憶がないこと=質問者様が感じている感情のねじれを理解できないわけではないので、ここから少し自分なりの見解を書いていきたいと思います。なるべく多くのトリマーさんに見ていただきたいとは思うので無料バージョンでいきたいかな。


結果から先に言うと「半年ROMれ」ということになりそうなのだけれど書いているうちにもしかしたら違う着地点が出てくるかもしれません。


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まずは質問者様にお願いしたいことがあります。それは他者の発信を「感情」と「理論」どちらに軸足を置いたものであるかを認識する力をつけてほしいなと思います。どういうことかこれから説明していきますので、わからないことがあれば聞いてください。多くの方が他人の文章を見るときに必要とされるスキルがwebには存在します。



例1

うちのわんこのためを考えてお店たくさん探し回っておいしいドッグフード買ってきちゃった☆喜んで食べてくれるとイイナァ~~♪



例2

うちのトイプードルはアレルギーがある。おそらく小麦と大豆が原因であると考えられるためその材料が除去されたものを選択し購入した。多くの店舗に買いたいドッグフードがなかったので疲れた。



この二つの文章は「家の犬に合うフードを買った」という同じ事実を、例1は感情を中心に文字にしていて、例2は事実と感想を文字にしているだけなのですがおそらく例2の方が「キツい・冷たい」印象を持たれたかと思います。


質問者様がこれらを単体で見たときに例2のひとは例1のひとよりもキツいと断言できちゃうのであればきっと文字から情報を収集することに向いてないと思います。


Twitterではいわゆる連投をしない限り140字制限の中で行われる文字のやり取りなのでその背景にある事象については他者が見たときに「想像」するしかないということがあると思います。



例えば

いやまじであいつクソじゃん!


というtweetに対して「わかるぅ~」とリプライしているものがあったとしたらその二人の背景に「あいつがクソ」である理由があると思うのですが、それを丁寧にTwitterで発信するヒトがいるわけがないのです。



背景を共有できる人間同士であればそれは「想像」ではなく「具体的なやりとり」となるので本人同士以外の人間が外から見た景色と話しをしている二人が見ている景色がまったく違うものだという認識をしていただきたいのです。


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先日、ある業界関係の先輩が


批判することでしか自分の価値を高められない人と付き合うのをやめなさい。人を傷つけることでしか振り向かせられない人から今すぐ離れなさい。相手にしたら自分も同じになる。


というようなインターネットサイトを引用されていて、そのコメントに「本当にそのとおり!」みたいなのがついていてめちゃくちゃ気持ち悪いなぁと感じました。


批判することを悪口を言っていると勘違いしている人の典型的な言論なのですが、こういうことを言うヒトとはぼくは間違いなく仲良くなれません。悪口と批判は全く性質の違うものなのでこれを同列に語ってしまうと科学的な議論が全くなりたたなくなってしまうからです。


例えば

高橋さんが自分の家で作った石鹸を「洗顔に使いなよ」と佐藤さんに3000円で売った


という事実があったとします。ぼくが見つけたら高橋さんに「違法なのでやめてください」と言います。佐藤さんには「危険なので使わないほうがいいですよ」と言います。批判と注意喚起です。ここに悪口が含まれていないということがわかるでしょうか。


悪口とは、この場合に高橋さんに「おまえの石鹸クッセーけどおまえの身体も臭いの?」と言って、佐藤さんに「クッセー石鹸使ってるから顔くさいよなw」というのが悪口です。これはいけない。



さきほど紹介させていただいた「批判する人とはつきあうな」みたいな言葉はあらゆる場面で悪事をはたらいた人間が逃げるために吐く言葉です。



とはいえ、石鹸のやりとりがオープンな場で起きたときに一定数【手作り石鹸の販売が違法である】という事実を知らない方がおられます。そういう「知らないヒト」がぼくの発する「違法なのでやめてください」と「使わない方がいいですよ」を見たときに(悪口なのでは・・・)と感じてしまうのだと理解しています。


それだけで終わればいいのですが世の中そううまくはいきません。こともあろうか手作り石鹸を違法販売している高橋さんは違法なことを知りながら販売しているのにも関わらず「変な人がイジワルしてくる!」とのたまうのです。そしてその取り巻きたちが「アイツ嫌がらせしてくるから気を付けたほうがいいよ」とか「うちの手作り石鹸が売れてるのをねたんでるのよ!」とか言い出すのです。


もっとヤバい奴はその状況で「叩かれるのは自分が活躍している証だ!」とか言い出す。(悪くないけど叩かれてるヒトが言ってたらまぁそうだよなぁと思いますが)


吐き気がしてきました。(うぇ・・・)


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少し脱線してしまったのですが、戻ります。質問者様に心に是非止めておいていただきたいことがあります。



「適切な批判が世の中を良くしていく」



ということです。例えば過労死の問題が適切な批判をされたことによって労働者が働きやすく、労働基準監督署にも相談しやすいカルチャーが生まれました。間違ったことをした政治家も批判されます。芸能人もそうです。


ただここでも気を付けてほしいのですが、悪口を言っているだけなのに「これは適切な批判だ」と思い込んで発言している人もいるということです。これもめちゃくちゃ気持ち悪いなぁと思いながらぼくは見ています。


このタイプは【批判しているヒト】を援護する形で悪口を言うのですが、最悪です。味方に後ろから銃で打たれてる感じになります。最大の敵は頭の悪い味方とはよく言ったものですね。


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インフルエンザでやっぱりしんどいのでこのへんにしときます今回は・・・


色々な発言を見比べて「この人の言ってることの背景には何があるのかな」と考えてみてください。考えてもわからないこともあると思います。ただ色々な可能性をできるかぎり考えてみる訓練をしてみてください。


ペット業界には数え切れないほどの嘘と本当が入り乱れていますので。。。。。。。。。。


少しでも早く、みんなが疑心暗鬼にならずとも素直に情報を受け取れるような環境にしたいとぼくは思っています。

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