見出し画像

だが、情熱はある。けど、それだけではどうしようもない。

「トリマーって続けてるだけで勝手にポジションが上がるし運がよけりゃ評価される。ライバルは勝手に減ってく。だから続けられるだけで100点だ。頑張らくていい。早く目立ったやつがえらいわけでもないし60歳になったときに幸せな人生だと思えるような選択をしたほうがいい。」



これは今までぼくが直接会ったことのある若いトリマーにかけてきた言葉だし、語彙力の少ないぼくが若い子にかけられる言葉はこの程度しか持ち合わせていない。



遅ればせながら「だが、情熱はある」をHuluで観ていて、いま9話の南海キャンディーズとオードリーがM1敗者復活で出会う場面で止まっている。



リアルタイムでドラマを観ていなかった理由としては忙しかったから…というのもあるのだけれどリアルタイムで「たりないふたり」を追いかけていた身として少々身構えていたという点のほうが大きいかもしれない。

ドラマが流行って外に着て歩くのが急に恥ずかしくなってしまった



「だが、情熱はある」は、トリマーとしてうえ(どこが上なのかは個々に違うと思うが)を目指してやってきた人間には少なからず刺さる場面が多いんじゃないだろうか。



少なくとも、ぼくには9話までの話しは突き刺さっている。



※ここからは少しネタバレが含まれるため未視聴の方は避けてほしい※

ここから先は

2,635字

¥ 500

取材費や研究費に使わせて頂きます。おなかがすいたらぼくの晩ごはんがアップグレードします。