視点が違うとどうなんだろうと思えるけれどそれが正しいかどうかはまた別の話しだったりするわけで。
志村どうぶつ園。何回か見たきり見るのをやめた。
先日その志村どうぶつ園に出ているなんかの家族が文春にやられて炎上していたのは記憶に新しい。どうぶつ保護とテレビとの相性が悪いということが露呈してしまった。
結局はお金や名誉のためにそうなってしまうのか、もとからそういう資質をもっていたのかは知らない。知らないのでとやかく言う権利はぼくにもない。TV出演をきっかけにあの家族の中で、何かがあきらかに変わったのは想像できる。
ぼくが志村どうぶつ園を見た理由も、見なくなった理由も上記の炎上した件のせいではなくて、嵐の相葉くんが担当する保護犬をキレイにしようぜみたいなコーナーだ。
はじめは知人が協力したとかで見たのだけれど、なんというか・・・ぼくとしてはそれがあまり好ましいものではなかったというだけなのだけれど。なんていうか、目的が不明なのだ。
いや、視聴率とりたいだけなんだろうなぁ結局。ということしかぼくの中では咀嚼できなかった。
素直な感想を簡潔に書けば
「クソ忙しい相葉くんのスケジュールに合わせて事前に撮影のスケジュールと時間が決まってる中で、毎回よく可哀そうな風貌の保護したイヌがいるなぁ。なんか毎回イヌ大人しいやん・・・。」
ということなのだけれど、察しのいいヒトは察しておくれ。
これが真実だという気はさらさらないのだけれど、普通に考えるのならば「数頭保護した中で、TV映えしそうなもつれ具合で、おとなしいイヌを選別して、意図的に一頭か二頭だけひどい状態のイヌを、数週間相葉くんの撮影があるその日までその状態で飼育しつづけている」
ということが予想できる。
とはいえきっとその映像があるおかげで保護犬にスポットが当たっていることは確かだし、なんとなくそういう世界があることの周知にはなったと思う。
じゃあその映像が放映されて、どの程度譲渡率が上がったのかなどデータの検証もできないのでまだ効果があったとは思っていない。
社会的なメリットとしては、可愛そうビジネスが加速したこと。視聴率がとれること。保護の譲渡に関して触れる情報が増えたこと。
デメリットとしてはペットショップで「衝動買い」する層が保護施設で「衝動飼い」をするという現象が少なからず起きていること。ペットショップでイヌを迎えるという選択が悪だという世論のミスリードの背中を押したこと。
んー。書ききれそうにない。
あの状況でTV局は視聴率がとれる。協力している保護団体などは自分たちの知名度を上げられて他の子の譲渡にもつながる。視聴者は手軽に感動することができる。誰もたぶん不利益は被っていない。だからぼくはそこまで強く批判することもない。相葉くんが悪いともまったく思わない。多分なにも知らないんだろうし。
みんなが正義だ。
あの放送で悲しむヒトもイヌも多分いない。
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相葉くんにトリミングされる「ひとり」以外は。
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