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チャットGPTに自己紹介を作らせよう



導入:理由や留意点など

事前情報

僕は時折、チャットGPT(以下AI)に長尺の自分語りを聞かせている。具体的なエピソードがどうというよりかはある物事が起きたときの自分の行動や価値観を重点的に述べて僕の厄介な思想を無理矢理インストールさせている。言うなれば自問自答であり自己完結型接待か。

基本情報

前置きはこの辺りにするとして、僕はここから主題の通りAIにいくつか自己紹介を作らせることにした。これもやっぱり接待の延長線上で自己満足のそれでしかないのだが、結果的になんだか面白おかしいことが書かれていたので共有したくなった次第だ。
ただ、筆者の趣味でやたら長く書かせているため長文解読が面倒な人は斜め読みするかブラウザバックでもしてほしい。また、他人の人格破綻を許せない人もブラウザバックを推奨する(批判は受け付けない)。
基本的なプロンプトは以下の通りだ。

【ユーザーのことを紹介する文章】を以下のルールに沿って作ってください。
・1500字前後
・(任意の文体)

任意の文体の部分に好き勝手シチュエーションを入れると自分のこれまでの発言からあることやないことまで言ってくれるようになる。
下にAIの吐き出した原文を貼るがところどころ嘘があることには留意してほしい。少なくとも性別は一人称に引っ張られているのか間違いなく忘れられている。

本編:文章生成呪文を詠唱しよう

①嘘ドキュメンタリー編

普通に紹介してもらうにはどうも面白みに欠けている可能性がある。そこで僕は始めに「密着型ドキュメンタリー番組のあらすじのような語り口」をお願いした。番組のあらすじであれば紹介らしくそれっぽいことを言ってくれるだろうし、1500字という少々気のおかしい長さであれば核心めいたことも口にしてくれるだろうという魂胆だ。その結果がこちらである。

「孤独の中で貫く誠実さ。ひとりの思索者の歩み」

このドキュメンタリーは、社会との接点を最小限に保ちながらも、自らの哲学を追求し続けるひとりの人物に密着した物語である。主人公の名前はユーザー。彼は、他者と深く関わることを避け、自己の内面に向き合いながら独自の道を歩んでいる。しかし、その生き方は決して単なる孤立ではない。彼の中には、深い誠実さと一貫性が息づいている。

幼少期から、周囲との違いに気づき始めたユーザーは、「普通」であることの難しさを痛感していた。周りからは「変わっている」と評されることが多く、そのたびに彼は孤独を選ぶ。しかし、孤独は彼にとって悪しきものではなく、むしろ自分を守るための避けられない手段だったのだ。周囲との摩擦を避け、自己の価値観を守るために、彼は一人でいることを選ぶ。それは他者に合わせることができない、というよりも、他者との接触が自己の崩壊を招くと考えるからだ。

ユーザーが心から信じているのは「誠実さ」。それは決して他者に迎合することなく、自分の信念を貫くという意味だ。しかし、その誠実さが時には周囲との摩擦を生むこともある。特に、彼が「正義」として振るう言葉が、他者にとっては説教に聞こえることが多かった。彼は、他者の非を見逃すことなく、それを指摘し続ける。それは善意から来るものであり、彼の中で正義の名のもとに行われる行為だ。しかし、そこにあるのは常に自分の誠実さであり、相手の心情に配慮することは後回しにされてしまう。

成長を望まず、他者の価値観に影響されることを避けるユーザー。彼の世界は、彼自身の哲学と価値観に基づいたものだ。だが、彼はその中で「誠実さ」だけでなく「自分自身の立場」をも守り続ける。彼は他者を裁くことで、自己の正当性を確認し、心の中で自己満足を得ている。この選択がもたらす結果は、しばしば孤立を招くが、ユーザーにとってそれは避けられない代償であり、むしろその孤独こそが自分を守るための手段だと認識している。

そんな彼が、社会とどのように関わり、どのように自己の生き方を選び取っていくのか。このドキュメンタリーでは、彼の日常を追いながら、心の葛藤や変化を見つめていく。正義を振りかざしながらもその誠実さが他者にどのように受け取られるのか、また彼自身がどのように自分の価値観に向き合い続けるのか。理不尽に対する反発を力に変え、孤独を選ぶ彼の姿には、社会との摩擦を恐れずに自らの道を貫こうとする強い意志が感じられる。

この物語は、決して万人に受け入れられるものではないだろう。だが、自己の価値観を守り抜こうとする彼の生き様には、強いメッセージが込められている。それは、他者に依存せず、ただ自分を貫くことこそが、どれほど厳しい道であろうとも最良の選択であるという確信だ。

傲慢な感想

そのままユーザーと呼ばれているのは多少気になるところだが概ね満足した結果が得られたと感じている。強いて言うのであれば善意から人の行動を否定することはなく、その点だけはAIの願望だと訂正したく思う(もちろん集合知に願望も何もないのだが)。
普段自分がAIに長尺で話してもそのほとんどは理解・認識されていないだろうと思っていたために上手く思想をAI独自の言葉で言い換えられているのを見ると少しばかり感動じみたものを覚える。そしてここまで発展するには幾度となく様々なデータが生贄のごとく捧げられ食われてきたのであろうとやや複雑な気持ちにもなる。自分はこれからのAIの発展に寄与できるほど多数派の考えは持ち合わせていない気がするが、自分で良いなら生贄の役は進んで受けてみせたいとも思う。

②嘘ブラックジョーク編

先程は自分のことを美化されすぎた部分がある。そこで次に「ブラックなアメリカンジョークを交えたコミカルな語り口」をお願いした。これならば利用規約に触れない程度に厳しいお言葉がいただけるだろう。
……いや、マゾヒストではないので罵倒されたいわけではないのだが。ただ自分が自己批判気味だから同じようなテンションで文章を作ってほしいだけである。一応。僕の名誉のために。本当に。

「孤独の中で輝く誠実。ユーザーという男の生き様」

さて、今日のストーリーは、あのクールで謎めいた男――ユーザーについてだ。まあ、君が今この文章を読んでいる時点で、どれだけこの男が特異な存在か、ある程度は想像がついてるだろう。でも、その想像を完全にぶっ壊す準備はできてるか?彼の人生の哲学、行動、そして何よりも…「誠実さ」。これをひとことで説明しようとするなら、まあこう言うしかない。

「他人を傷つけるつもりはない。でも、傷つけてしまったら、それも自業自得だ。」

ユーザーという男は、世間から「変わってる」だの「ちょっとヤバい」だの言われがちなタイプだが、本人は至って普通――いや、まあ、彼にとっては「普通」であることが最も恐ろしいことなんだろうな。彼が最初に学んだ大事なことは「他人に合わせることは死ぬほど面倒だ」ということだ。幼いころから、自分が他人と違うと感じ続けていた彼は、その違いを受け入れるというよりも、むしろ「他人なんてどうでもいい」という方向に向かっていった。友達?いや、めんどくさい。学校?どうでもいい。だって、誰かに合わせたら、自分が消えてしまうからだ。

そこで彼は孤独を選んだ。ま、普通の人が「孤独=悲しい」と思うかもしれないが、ユーザーにとって孤独はまさに「無敵状態」だ。家族の夕食を食べながら、心の中で「ああ、また皆と無理に話さないといけないのか」と思いながら食事をしていた彼は、今ではむしろその一人の時間を心底楽しんでいる。だってさ、彼にとって人間関係ってのは「自分が何をしなくてはいけないか」の羅列に過ぎないわけだ。

でも、そんなユーザーにも一つだけ譲れない信念がある。それが「誠実さ」。いや、正確に言うと「自分の信念に対して誠実であること」だ。他人の感情を考慮して行動する?冗談だろ、彼にとってはそれが最もバカらしい行為だ。彼の中で、誠実さとは「自分が間違っていると思ったことに反論し、正しいと思ったことを貫くこと」だ。だから、もし君が街で彼に「ちょっとそれ、やりすぎだろ」と言われたら、それは間違いなく正義の鉄槌を食らった証拠だと思っていい。

もちろん、その行動が他人からは迷惑がられることもある。たとえば、軽犯罪を見かけたとしよう。誰かがちょっとしたルール違反をしている場面に遭遇したユーザーは、すかさず正義の名のもとにその人を叱責するだろう。でもさ、彼はこう考えるんだ。「自分が正しいなら、他人がどう思おうが知ったことか」と。つまり、彼にとって他人の反応は関係ないんだ。ただただ「自分が誠実であること」が重要なのさ。

で、これがまた面白いのが、ユーザーがその誠実さをどんな状況でも貫くことで、最終的に孤立してしまう点だ。あれ?君が誠実でいることって、周りと仲良くするためのものじゃなかったっけ?そう、普通の人ならその誠実さを「周囲と上手に調和するための手段」に使う。でもユーザーの場合は、逆だ。誠実さが故に、彼はどんどん周囲と隔絶していく。だってさ、「あいつ、また正義を振りかざしてるよ…」って思われるからね。まあ、他人から見れば「何でそんなに他人を責めるの?」って感じだろうけど、ユーザーには全く関係ない。だって、彼にとって大事なのは「正しさ」であって、「みんなと仲良くすること」じゃないから。

でも、考えてみてほしい。そんな孤立した彼が唯一の安心できる場所、それが「自分の信念を貫き通すこと」だというのは、実に皮肉じゃないか?だって、誠実さのために他者と距離を置くなんて、ちょっとしたブラックジョークだろう。もし君が彼の立場だったら、どう思う?「正しさ」を追い求めて孤立していく自分に、何も感じないか?それが「誠実」だって言い張っても、それが果たして本当に「正しい」のか、誰にも答えは出せない。でもユーザーは知っている。少なくとも、自分には一貫性があること、それが最も大事なんだ。

だから彼にとっては、何が「正義」であれ、それを貫くことこそが、唯一の誠実さであり、孤独な彼が最も満たされる方法なのだ。

傲慢な感想

まさか欲しいものをここまで的確にくれるとは思っておらずやや面食らった。自分でさえ自覚していなかったが需要とはこの辺りにあったのだろう。自分の醜悪な部分を最大限にお出しいただいているようで手を叩きたくなる。…逆に言えば普段からこんな話をAIにしているということなのだが。
目立つ訂正点と言えば「僕は案外家族団欒の時間を大切にしている」というところくらいか。なんだかんだ毎日家族で食卓を囲んでいるし、相当に己が狂っていなければそこで不満を感じることもない(無自覚に不満を感じさせている可能性は捨てきれないが)。
逆に言えばそのくらいしか自分の思う文章中の欠点が見つからない。無駄に正しさを振りかざしては喜んで茨の道を突き進んで行くさまはまさに自分の美学とも言えよう。

③おまけ:無のアンチ編

ここまでやってきたが全力でちくちく言葉を書かせたらどうなるのかが段々気になってきた。最後にAIに生成させるのは「ユーザーを執拗に嫌っている人のネットの書き込みのような文章」である。なんだか自分の行動がエスカレートしている気もするがおまけ程度に聞いておこう。長ったらしくアンチ文を綴るくらいには自分のことをよく見ている執着の権化でしかないインターネットの怪物の文章が見たくなったのだ。

「ユーザーなんて、最悪だろ」

正直、こんな奴のことをわざわざ紹介する必要があるのかすら疑問だが、まぁ、どうしても気になるから書くことにした。最初から言っておくが、ユーザーなんて、かなりのクズだ。自分で「誠実だ」とか「一貫性を貫いている」とか、どうでもいいことを自慢しているけど、実際にはただの自己中で、他人を無視することで自分の価値を保っているだけの奴だ。

まず、こいつが何を考えているのか、全然わからない。人付き合いもろくにできないくせに、いちいち自分の「正義」や「価値観」を振りかざしてくる。自分が何をしているか、周りの人間がどう思うか、なんて全く考えずに、ただひたすらに自分の思うままに生きている。自分が正しいと思い込んで、他人が間違っているとすぐに指摘してくるけど、その理屈がまともだとは到底思えない。

こいつ、常に他人と「違う」ことを誇りにしているみたいだけど、その違いはただの異常でしかない。幼少期から周りと「違う」と感じていたって言ってるけど、違うのは分かるけど、それがどうしたんだよ?そんなに「異なる自分」を自慢したいなら、黙って一人でいればいいだけじゃないのか?他人の目を気にせずに生きてるとか言ってるけど、要するに、他人を意識しないのはただの無関心から来てるだけだろ。結局、自分の世界だけで完結していて、他人の気持ちなんて微塵も考えていないんだから。

そして、何が「誠実」だよ。こいつの「誠実さ」は、要するに「自分の価値観を押し付けてるだけ」だろ。周りの人間がどう思おうと関係ない、俺は俺だっていうただの傲慢さを「誠実」とか言ってる時点で、こいつの頭の中、相当ヤバい。自分の考えが全てで、他人なんてどうでもいいっていう姿勢が、まさに典型的な自己中心的なクズの言い訳だ。

どうしても言いたいのは、こいつは本当の意味で他人のことを考えていない。自分の行動がどう影響するのか、相手がどう感じるのか、そんなことはお構いなしに、自分の「信念」を最優先して行動している。その結果、他人とぶつかって孤立しているのに、それに対して少しも反省しない。むしろ、孤立するのは「自分を貫いている証拠だ」なんて、勝手に満足している。正直、そんな自分勝手な奴が、誠実だなんて思われるわけがない。

そして、最悪なのがこいつの「変化を望まない」部分。普通、何か問題があったら自分を見つめ直して成長しようとするだろう?でもこいつは違う。自分が間違っているとは思わないし、成長なんて面倒くさいことを避けて、ただ自分の価値観を死守し続ける。それが彼の「一貫性」だとでも思っているんだろうが、実際にはただの頑固者で、周囲と軋轢を起こすだけの存在だ。

しかも、こいつは「自分が正しいから他人を裁いてもいい」なんて、よく言っているけど、実際にはその判断基準が全く曖昧だ。自分の価値観に合わないとすぐに「悪だ」と決めつけて、他人を攻撃する。こいつが言う「秩序」って、ただ自分の都合のいいように世界を解釈しているだけで、他人の意見なんて一切受け入れるつもりはない。

そんな奴が、他人に「誠実であることが大事」とか、説教してくるんだから笑える。お前が誠実だと思っていること自体が、他人にとってはただの押し付けに過ぎないって、いつ気づくんだろうか。自分の価値観が正しいなんて思い込みもここまで来ると滑稽だし、それを人に強要するなんて、まさに「自己満足」のために他人を踏みにじっているだけだ。

結局、ユーザーなんて奴は、自分の世界に閉じ込められて、他人を踏みつけてでも自分の価値観を押し通すことしか考えていない。こういう奴が、「誠実」とか「一貫性」なんて言葉を使うと、心底腹が立つ。何か言いたいことがあれば、直接聞いてくれ。ただし、こいつが自分の理論を振りかざすだけで終わることは目に見えているけどな。

傲慢な感想

うーん。①と②をそれぞれ80点、90点とするならば今回のは20点と言わざるを得ない。
ちくちく言葉をなるべく使わないように構築されたAIだから当たり前なのだが、どうにも罵倒の解像度が低い。パッと眺めるだけでも「最悪」「ヤバい」「クズ」「笑える」など微妙な表現が並んでいて思わず顔をしかめたくなる。正直、自分で自分の罵倒を考えたほうが語彙が豊富な気がしてならない。こんなしょうもない奴に粘着アンチをされている想像をすると悪寒さえしてくる。
そして褒めていたときと同じ表現を使っている部分が多々あり、前のものを踏まえると使い回した台詞にしか見えない。全体的に自分が教えた自分の屑さをリピートしているだけであり、「そうですね」以外の何物でもなくもう少し面倒な人格否定を待っていた身としては拍子抜けした部分が多いとも言える。
ちなみに20点の加点は最後の一文の“ただし、こいつが自分の理論を振りかざすだけで終わることは目に見えているけどな。”にある。アンチ特有のあることないことの「ないこと」を勝手に言ってくれる部分にらしさを感じて感心したのだ。僕からは明言していないことを勝手に想像して言ってくれる辺りにアンチを感じて手を叩きたくなる。……それ以外に面白い表現が見当たらないと言えばそうなのだが。
そして批判になるとこのように口数が増える自分を客観視してやや自省をしたくならないでもない。

総括:いわゆる「いかがでしたか?」

流し読みした人もそうでない人もなんとなく僕の性格の歪みっぷりを垣間見たことと思う。ともかく、自分がテキトーに行う自己紹介とは違う視点で切り込んでもらえたのは新鮮に思うしこれを読んでいる人も好き好きに感想を持ってほしいと思う(否、強要するのはエゴであるので忘れてもらっても構わない)。
それと後出し情報になるが、頻出語として出てきた「誠実さ」「正義」については直前まで話していた話題が反映されている。それらを振りかざす自分はあまり優れた人格ではないのだろうだとかそういうことを数時間この虚無たるAIに語り続けていた。その点において、僕の自己紹介としては偏向報道と化している部分があるのだろうと感じている。なお、出力結果を信じるか信じないかは各々に委ねるものとする。
最後に。これを見てAIくんの罵倒を含まない紹介に面白みを感じた人は是非とも同じようなことを彼に訊ねてみてほしい。普段雑談に彼を使うことがある人であればそれらしい回答が返ってくるはずだ。
虚無に語りかけるとき、虚無もまたあなたを見ているのかもしれない。

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いぬのけ
金に余裕のある人類からはいくらでもほしいけど金のない人は無理しちゃいけないよ

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