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進路を決めて、ミトンと出会う
前回の記事の続きです。
グルーマー暦13年のいとうはるかです。
犬達に教えてもらったこれまでのことを振りかえります。
今回は高校時代に「グルーマー」の道に進んだきっかけ
動物愛護ボランティア、愛犬「ミトン」と出会ったお話です。
グルーマー暦13年のいとうはるかです。
犬達に教えてもらったこれまでのことを振りかえります。
今回は高校時代に「グルーマー」の道に進んだきっかけ
動物愛護ボランティア
愛犬「ミトン」と出会ったお話です。
目次
1. 将来の夢
2. 愛護センターでボランティア
3. 愛犬ミトンと出会い
1.将来の夢
中学生の時に図書室で職業を調べる授業がありました。
その時に本棚で見つけたのが
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こんな感じの本。
自然と犬に関わる仕事を調べていました。
その時は憧れていた訳ではなく
こんな仕事があるのねという感じでした。
高校生になり進路を決める段階で
この本を調べていた中学生の時のことや
両親が昔美容師をしていた過去もあり、
似ている職業につきたかったのかもしれませんが
何より、犬が好きだから、楽しそう〜やってみよう〜という本当に軽い気持ちで
犬の専門学校への進学を決めます。
応援してくれた両親に感謝致します。
2.愛護センターでボランティア
高校卒業して春休みの間、
犬の専門学校へ通うことにワクワクしていた私は早く犬に触れたくて、
近所にあったNPO法人が運営している愛護センターへボランティアに通いました。
保健所から犬・猫を引き出し
土日には里親を希望するご家族へ「レクチャー」をします。
「レクチャー」とは
なぜ保護される犬たちがいるのか、
殺処分される命があるということについて
これから犬や猫を家族へ迎え入れたいご家族全員に
動物がその命を終えるまで適切に飼養することを約束
していただくためにお話をすることです。
たくさんのボランティアさんたちが
お世話や電話対応、レクチャーの司会進行など様々なお仕事をしていました。
そしてみんな楽しそうでした。
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1頭だけ記憶に残っている犬がいます。
その子は他の子達と違い成犬でした。
外を好むので外のスペースで暮らしていました。
怖がりで、心の許したボランティアさんしかお世話ができません。
黒くてかっこいい顔をした彼を気に入った親子がいました。
彼の性格を理解してその親子は
よく会いにきて、焦らずに
彼が心をひらいてくれるタイミングを待っていました。
大事な命を引き受ける大切さを丁寧に、慎重に、
彼がその家族に相応しいのか考え譲渡する。
彼のタイミングを尊重する。
人間が関係を决めるのではなく、
犬が决めるのです。
とても大切なことだと思います。
3.愛犬ミトンと出会い
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今見返すととんでもなくかわいいみーちゃんも
ボランティアで出会いました。
一目惚れとかではなく、
一緒に過ごしているうちに段々と、
サスケとお別れして半年程しか経っていなかったのですが
やっぱりうちには犬がいてほしいと意識するようになり
母が「この子に名前をつけるなら手袋つけてるからミトンだね」
と言って名前先行で決まりました。
うちに来てくれて本当にありがとうね、ミトン。
世界一かわいい子です。
流れるように
グルーマーを目指すことも、
ミトンと出会ったことも
すごい特別なストーリーがあったわけではありません。
私は優柔不断で流れるように、なんとなく学生時代を過ごし、進路を決めていきました。
けれど流れるように決まっていった進路は正しかったんだと感じています。
いつでも応援し、味方でいてくれ、背中を押してくれた両親に改めて感謝したいです。
次回は専門学生時代。
またふらふらと悩むことになります。