#2日記(法事)

0310
晴れ それなりに寒い。

親戚の集う法事へ行った。

親戚、命を繋ぎ続けた結果完成した集合体。みたいなイメージ。当然のように次は子供だねと向けられる悪意のない言葉達がしんどかった。

従姪達と楽しそうに遊ぶ旦那を横目に、この人は本来は子供が好きなんだろうなと察した。私と結婚したことで自分の子供を見れる確率が格段に下がっていることを申し訳なく思う。

法事が開始。お経を聞きながら並行して解説(?)を読んでいた。柔軟性に乏しい頭では理解に時間を要し、ギブアップ。極楽浄土には漠然と行ってみたいと思う。宝石で飾られた宮殿はきっと綺麗。だけど信仰心の欠片もない私は絶対に行けない。死んだら無になるだけ。

普段よりも美味しい飯を食らい、解散、帰宅。どっと疲れたし、つくづく捻くれてて生きるのがしんどいと思った。風呂を出て寛いでいれば愛犬が膝に乗ってくる。かわいい。あたたかい。留守番を頑張ってくれてありがとう。

結婚したら子供を産んで、育てたい、と何の疑問も抱かず思える人間でありたかった。斜に構えてるつもりはないのに、何をするにも少数派の意見に寄ってしまう。

明日からはまた仕事。天職でこそないけど、この仕事しか出来ないなと思ってる。働かざる者食うべからず。明日、米を買う。

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