【2020松本山雅】vsセレッソ大阪プレビュー(2/16)
はじめに
ルヴァンカップのスカパーでの視聴に関して、直前に契約することにしたため、簡単なレビューとなります。
次回からはしっかりわかりやすい図を用意したいと思っています。
スタメン予想
ルヴァンカップの規定により、21歳以下の榎本・山本龍・山田・村越の中から1人スターティングメンバーでの起用が求められる。
松本山雅
FW
25 榎本樹
9 ジャエル
MF
10 セルジーニョ
26 山本真希
21 アウグスト
27 鈴木雄斗
DF
42 高橋諒
36 乾大知
31 橋内優也
3 田中隼磨
GK
1 圍謙太朗
セレッソ大阪
FW
9 都倉賢
25 奥埜博亮
MF
10 清武弘嗣
5 藤田直之
6 デサバト
17 坂元達祐
DF
14 丸橋祐介
15 瀬古歩夢
3 木本恭生
2 松田陸
GK
21 キムジンヒョン
セレッソ大阪は1週間前の京都戦で
①左SHの清武が引いて受けに来ることで、DFを引きつけ
②そのスペースにトップの選手が走り込む
③中のCBを釣りだし、ハーフスペースを攻略
④深い位置でのクロス
という形が多くあった。
山雅の守備に照らし合わせると、右SBが清武に引きつけられ、その裏を使われるという形でイメージ出来るだろう。
ただでさえ、4バックで組むのであればミラーゲームとなり、個vs個の勝負が生じている上、セレッソは規定のポジションからローテーションするように人を入れ替えているため、自陣に攻め込まれている段階では焦らずブロックを組むのが無難か。
攻撃では、昨年リーグ最小失点のチームが相手となることから苦戦が予想されるが、ゾーンを横切る動きや、個の力で突破することが求められる。チャンスがあれば積極的にシュートを放つことでも、セレッソの強力なブロックを無効化出来る可能性があるため、ボランチには積極的なシュートチャレンジを期待したい。
守備時5バック化案
布山雅流を試す絶好のチャンスであるが、あえてセレッソ対策を考えてみる。
今回有効だと考えるのが、昨年11月、山雅がアウェイ鳥栖で負けたゲームで鳥栖が使っていた、攻撃時4バック、守備時5バックの可変システムである。
今回のスタメン予想ではセルジーニョが左SHとなっているが、山本龍平が入ることによって5バック化し、右SB田中隼磨が清武に食いついたとしても4人で最終ラインを構成し、ハーフスペースへの侵入に対応しつつ、中央で数的優位を確保したままクロスに備えることが出来る。
セレッソは容易にハーフスペースに侵入出来ないため、山雅はブロックの外でボールを回させることが出来、ゲームを優位に進めることが出来ると考えられる。
問題点としては、サイドチェンジ時に右SB松田がフリーになるため、誰がプレッシャーに行くのかが曖昧にならないこと、坂元に対するマークを龍平と左SB高橋で受け渡すことが重要になる。
この試合に期待すること
今回の試合はルヴァンカップ予選で次の試合との間隔が1週間空く唯一の試合である為、現時点のベストメンバーを両チームが揃えてくるだろう。
J1へ再昇格を目指す山雅にとって、自分達のやり方がどうJ1に通用するか試す絶好の機会である。
全力で戦い抜いて欲しい。