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2022年夏アニメから特におすすめ!『よふかしのうた』が超絶カッコいい!

今回はkayserが担当します。
2022年の夏アニメが最終回を迎えるこの時期、改めてどの作品がよかったのか振り返ってみると、『よふかしのうた』が最高だったなと。そこで今回は、そんな『よふかしのうた』のアニメを中心に、漫画原作も含め紹介していきます。

『よふかしのうた』とは

漫画『よふかしのうた』

『よふかしのうた』は、『だがしかし』で知られるコトヤマ原作の漫画です。2019年より、週刊少年サンデーにて連載が始まりました。コミックスは既刊13巻累計発行部数200万部超えの大人気漫画です。

作者の大好きなCreepyNutsの楽曲『よふかしのうた』。このタイトル使用の許諾を経て、同タイトルとして漫画化されました。昨今のラップブームについて作者は次のように述べています。「バイトシーンやテレビの効果でラップが流行っていることが喜ばしい」と。確かに、今は普通に使用されていますよね。

筆者もこのCreepyNutsの『よふかしのうた』は大のお気に入り。コトヤマの漫画を見た時も「もしかしてCreepyNuts?」と思ったもので、その「もしかして」でした。

アニメ『よふかしのうた』

そんな漫画『よふかしのうた』をフジテレビの「ノイタミナ」枠にてアニメ化。2022年の夏アニメとして放送しています。もちろんアニメの楽曲には、CreepyNutsの『よふかしのうた』もエンディング曲として使用されています。オープニングは、同じCreepyNutsの書き下ろし曲『堕天』。どちらも非常に魅力的です。

また、このアニメの声優陣の豪華なところも見逃せません。主人公・夜守コウに佐藤元、ヒロイン・七草ナズナには雨宮天、そのほか花守ゆみり戸松遥喜多村英梨伊藤静といった声優陣が名を連ねています。そして最終章直前に追加キャストとして沢城みゆきの名が発表されました。改めて素晴らしいキャスティングです。

アニメの放送も残り1回。これで終わってしまうかと寂しい気持ちもありますが、期待も高まります。

『よふかしのうた』あらすじ

中学2年生14歳の夜守コウは、不登校を続けていました。成績も優秀で、クラスメートともうまくやれていたはずのコウ。しかし、ある日を境に何もかも嫌になり学校に行くことをやめてしまったのです。

そんな折、夜に1人で外出します。そこには、思いがけない自由が待っていました。そして、謎の女性、七草ナズナと出会うことに。彼女は吸血鬼。ひょんなことから、ナズナに血を吸われたコウは、彼女によって吸血鬼になりたいと思うのでした。

それには、相手の吸血鬼にをしなければなりません。コウは、恋愛感情というものがよくわからずにいる中学男子。そこから、ナズナに恋するための昼夜逆転生活が始まるのでした。

アニメ『よふかしのうた』の魅力

CreepyNutsの楽曲

前のセクションでも紹介しましたが、この作品『よふかしのうた』にとって、CreepyNutsの楽曲がいかに大切か。タイトルもそうですが、アニメでは、オープニング&エンディング加えて挿入歌とCreepyNutsの楽曲が使用されています。どの楽曲も作品世界にピッタリ。

CreepyNuts、漫画、アニメの夢のコラボが実現し、唯一無二の秀逸な作品に仕上がりました。

声優陣

アニメ『よふかしのうた』の声優陣には、人気実力ともに兼ね備えた豪華メンバーが揃っています。特に筆者がおすすめしたいのは、主人公・夜守コウ役の佐藤元とヒロイン・七草ナズナ役の雨宮天。2人ともこれ以上ないキャスティングとなっていると思います。

また、そのほかのメンバーに関しても、演技力、表現力ともに申し分ない声優陣が脇を固めています。この声優陣が作品のクオリティを上げていることは間違いありません。

夜の描き方

筆者が前に紹介したアニメ『ヴァニタスの手記』。この作品でも紹介したのが、アニメ監督の板村智幸『ヴァニタスの手記』吸血鬼を扱った作品で、夜のシーンも多く登場していました。

本作『よふかしのうた』もタイトルでわかるようにの物語です。しかも吸血鬼を扱った作品。こちらの作品も監督は板村智幸です。

本作は、不登校の中学生コウが夜に1人で外に出たところ、吸血鬼のナズナと出会い夜の魅力に取りつかれていくという物語。つまり、ほとんどが夜のシーンです。

本作では、アニメならではの表現で夜を描いています。特に独特の色で夜を表現。綺麗でいても、どこか妖しくて、まるでこの世のものではない別世界を描いているようです。そんな夜の空をナズナとコウが飛んでいるシーンのなんとも艶めかしく美しいこと。

アニメならではのこのシーンは、本作の魅力のひとつといえるでしょう。『ヴァニタスの手記』でも夜のシーンが非常に美しく、『よふかしのうた』の夜の秀逸さを考えると監督の力量に感服してしまいます。

人間ドラマ

を舞台とした本作の夜の住人は、それなりにくせもあり問題も抱えています。夜に出歩くような人はそういう人が多いということでしょうか。

まあ、ふつうは家で寝ているはずですよね。そんな悩める彼らにコウやナズナは少なからず影響を与えていきます。

人間だけなく吸血鬼にもそれぞれ抱えるものが。そんな人間ドラマがさらっと描かれていくところも本作の魅力ではないでしょうか。

アニメの最終回は?漫画は?

放送も残り1回となったアニメ『よふかしのうた』。探偵の鶯餡子の登場で、これまでの雰囲気が一変しました。アニメの最終回は、この餡子のエピソードで、一旦の完結を迎えるのでしょうか。

漫画では、その後、新たな展開に突入していきます。アニメ第2期が存在すれば、そこまで描かれていくはずです。とはいえ、未だ発表はありません。

ただ、この作品、最初のテイスト餡子が登場したあたりからのシリアスモードのテイストがあまりにも違います。まるで別作品。もちろん、その後の展開も非常に面白く秀逸な作品であることは否定しませんが、アニメに関しては第1期で終わってしまっても、クオリティ的には充分満足した作品です。

DVDなどの売り上げ状況、動画配信サイトでの人気やコミックスの売上などを総合的に判断し、果たしてどうなるのか。ちょっと期待してしまいますね。

漫画は漫画で、なかなか激しい展開になっていきます。最新第13巻では、最初の頃のコウとはもはや別人。この物語ってこういうお話なの!?という具合に。またコウの友人マヒルにも新たな展開が。本作自体がどこへ向かっていくのか。ますます気になります!

まとめ

今回は『よふかしのうた』を紹介しました。気になった方は、漫画でもアニメでもちょっと試しみてください。吸血鬼を扱った作品は世の中に多く存在していますが、本当にこの作品は手応えがあると思います。ぜひ!

kayser

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