癒やしのひととき、ドラマ『ペンションメッツァ』
今回はkayserが担当します。
この人が出ていると、ついつい見てしまう。みなさんは、そんな俳優さんはいらっしゃいますか。
私にとって、そんな女優さんのひとりが、小林聡美です。残念ながら、まだ一度もお仕事をしたことはないのですが、いつかお会いしてみたいなと密かに憧れています。
今回は、小林聡美主演、2021年にWOWOWで放送されたドラマ『ペンションメッツァ』を紹介します。
『ペンションメッツァ』とは
今からちょうど2年程前、WOWOWのオリジナルドラマとして放送された『ペンションメッツァ』。自然体の芝居で多くのファンを魅了する女優、小林聡美が主演を務めています。
長野にある小さなペンションメッツァ。そこを1人で営む女主人テンコを中心に、ペンションを訪れるさまざまな人たちの物語を1話完結で描いています。
突然迷い込んでくる山の紳士、ひとりになりたい保育士の若い女性、カメラマンの常連客、いつも新鮮な野菜を届けてくれるスーパーヤマビコなどなど個性的な客人がやってきます。
ひとりひとり自分だけの大切な物語を持っている━。そんな当たり前にみえる特別な日常を描いた物語です。
豪華キャストたち
この物語の魅了は、なんと言っても毎回訪れる客人の豪華なこと。第1話の役所広司を皮切りに、石橋静河、ベンガル、板谷由夏、山中崇、伊藤健太郎、光石研と登場します。
彼らとテンコこと小林聡美のやりとりが心に染み入るようです。毎回登場するテンコの食事も魅力のひとつ。特別な料理ではなく、いわゆる家庭料理でだからこそ、見ていてなんだかホッとします。やっぱり、小林聡美には料理をしていてほしいですよね!
また、“森の人”として現れるもたいまさこの存在が、なんともステキです。森の人=森の妖精とでもいうように、誰の目にも映りませんが、これまた非常に憎い存在なのです。
こういうところに、監督・脚本を務めた松本佳奈のセンスの良さが伺えます。
個人的には、第1話の「山の紳士」がお気に入り。役所広司演じる常木。彼の正体は実は……というのは、ぜひ本編で確かめてみてください。
まとめ
疲れた時に、一息つけるような“ちょっと一服”ドラマ『ペンションメッツァ』。長野の自然と木の温もりが感じられるステキなペンションを舞台に、温かな物語が繰り広げられていきます。癒やしのひとときを味わいたい方にオススメです!
kayser
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