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白滝山五百羅漢

前の旅行で時間がなく断念した因島の白滝山。次は絶対に行くぞと決めていたので行ってきました。煙となんとかは高いところが好きともいいますが、高いところから見る絶景ってのは間違いなく旅行の醍醐味。その中でも瀬戸内海は格別。多島美というのは本当に素晴らしい

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山頂からの絶景

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■雨の尾道

梅雨の真っ只中に訪れたので朝は土砂降り。向島の宿から尾道に渡船してまずは商店街のバラ屋さんで休憩。お客さんの会話に耳を立てるとどうやら今の尾道で一番不足しているものは駐車場。車で来た方が駐車場難民になるのもよく聞く話のようです。

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レトロな店内が落ち着きます

10時過ぎには雨も小降りになったので白滝山への食糧調達でネコノテパン工場へ。この日は雨のなかわざわざ来てくれたからと1品おまけしてくれました、優しい。一方で空猫カフェの絶品ベーグルは夏季休業に入っていたので味わえず。無念。ネコノテパン工場も含めて尾道のお店は夏季休業が結構あるので訪れる際には前もってチェックしましょう。

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空猫カフェは夏季休業

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雨の尾道も乙なもの

■白滝山フラワーライン

完全に雨が上がったら今回はバスで因島の大浜PAに移動。フラワーラインを歩いてフラワーライン展望台重岩石鎚大権現に寄り道しつつ目的の白滝山へと向かうプランです。
これ最初は晴れてたらレンタサイクルでいいんじゃない?とか思ってたんですが実際に歩いてみて自転車無理、絶対無理!となりました。斜度10%越えがあるとか私の脚じゃ1分も持ちませんよ。山を舐めてはいけない。

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因島大橋を支えるケーブル

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自転車無理

■フラワーライン展望台
大浜PAから25分程えんやこら歩くと白滝山フラワーライン展望台に辿り着きます。樹木が茂っていて開けていないのと、展望台の向きが橋方向ではないために観光スポットしてはそれほどでもないかもしれません。

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風景はいまいち

■重岩石鎚大権現
フラワーラインなら展望台よりこちらの方が断然面白い。道路から唐突に上がっていく階段があるので鳥居をくぐると岩の上から視界が広がります。向島の岩屋山と同じく元々は巨岩信仰の場所だったのでしょうか。

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こういう場所って景色はとてもいいんですが安全柵も何もないわけなので落ちたら完全に一巻の終わりです。特にひとりで来たときに事故ると気が付かれるまでうんヶ月とかになる可能性も高いので細心の注意を。

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■白滝山五百羅漢

というわけでようやく本題の白滝山に到達。訪れたのは日曜日にも関わらず自分の他は誰もいない。少し移動するだけで人のいない絶景スポットに行けるというのも尾道の素晴らしいところ
とにかく居並ぶ石仏が印象的な白滝山。正式な登山ルートであるフラワーセンター横から登り始めると、仁王門をくぐってから頂上までの参道になんと約700体も並んでいるそうです。これを3年で作り上げたというのもなかなかに凄いパワーですよね(そしてその人は毒殺されたとか)。

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そしてこれが山頂展望台から見た瀬戸内海。石仏と海という組み合わせはなかなか斬新で面白い風景。まさにここでしか見れない景色なので来た甲斐があるってもの。遮るものが何ひとつないため風が物凄く強いです。

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展望台からの大パノラマ

ちなみにここも岩の形が面白く、ゴリラ岩とかウサギ岩とか名前の付いたものがありました。特にゴリラ岩は完全にゴリラでうほーってなりましたね。あと、観音堂には恋が叶うというパワースポット恋し岩もあります。

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これからはゴリラの時代さ

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ウサギといえばそうかも?

■はっさく屋

白滝山から再び大浜PAへ戻ったら因島の超有名なお店、はっさく屋さんへ。ここは下り線側のPA横の道を抜けて、因島大橋の自転車・歩行者専用道路から階段を下りていくのが近道。
ちなみにこの専用道路、アダプト制度によって管理されています。こういう看板できちんとアピールするのは重要ですよね。

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この階段を下りるのが近道

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ぽつんと一軒家

周りに何もない場所にも関わらず入口の壁一面には有名人のサインがびっしりと飾られています。因島出身のポルノグラフィティは当然として例えば長澤まさみ、例えばシャ乱Q。関根勤にetc.
それだけ名物のはっさく大福が美味しくてみんなが訪れたい場所。雄大な因島大橋を眺めつつ超ジューシーなもちもちをいただくのは格別。

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■千光寺山荘

尾道に戻って宿泊したのは今回も千光寺山荘。日本人ならとにかく洋室より和室でしょ♪ ということで旅館は落ち着きます。もちろん窓際のあのスペースがキッチリ確保されており、そこからの眺めも素晴らしい。

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あのスペースから見える尾道水道

千光寺山荘は屋上が解放されているのもいいところ。日の出前とかに上がると気持ちいいです。朝焼けの尾道水道はJAPAN!って感じが物凄い。そのまま早朝風呂でゆったり出来るし千光寺山荘には何回でも泊まりたい。

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屋上に面する恋人専用部屋

後はなんと言っても自室からそのまま尾道の夜景を撮れるのが最高。適当に三脚立ててポチポチしたらこんな感じになります。

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■まとめと猫

他への中継地点も含めて1年で4回も尾道に来てしまいました。しまなみ海道も広島県側は結構行った感があるので流石に次回は少し間隔をあけてかな。と思いながら帰り路の共楽園で遭遇したこの猫。めちゃくちゃ可愛かったんですよ!
ベンチに座るとタタッと駆け寄り膝の上に載ってきてふみふみ攻撃開始。それに飽きたらドカッと座り込んで逃がさんぞと拘束されました。

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こんなんされたら動けません!

帰りの電車に間に合わなくなるので泣く泣く下ろして別れを告げるとこの不満顔。後から写真見返すと、この猫はじめて尾道に来て書いた記事のトップ写真にしてる猫さんでした。

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名残惜しい・・・

こいつにふみふみされるためだけにまた来てもいいなと思わせるくらい本気で可愛い。尾道タグでTwitter検索すると結構な割合で映っていたりもしてその人懐っこさが伺えます。

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最初に出会ったときの写真

これで尾道は4月、6月、7月、10月と春夏秋を経験したので次に訪れるなら冬がいいですかね? とにもかくにも絶対にまた来るので!



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