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25歳独身OL|私が家を買った理由①
きっかけは偶然の出会い
「ちょっと見てみようよ」
パートナーと散歩中に建売住宅の内覧会を見つけ、初めて都内の一戸建てに足を踏み入れたのは今年の春。
ショッピングモールで目を引かれたお店にふらりと入るような、そんな軽い気持ちでした。
そこには広々としたリビングに食洗機付きのキッチン、たくさんの収納と居室…。
1LDKの賃貸とは違う、明るくゆとりのある暮らしが目に浮かびました。
その物件は、利便性の高い駅から徒歩10分圏内のルーフバルコニー付き4LDK。
当時は家を買うなんて想像もしたことがなく、真剣には考えませんでしたが、初めて「戸建てっていいな」と思うきっかけとなった家でした。
それから3ヶ月、私は都内で建売住宅の購入を決めました。
契約書にサインをしたときは不安の方が大きかったですが、時間が経つにつれて決断して良かったと思っています。
そんな私が戸建ての購入を決めた理由について振り返ってみます。
家を買った4つの理由
私は今の賃貸に特段大きな不満はなく、マイホームに憧れがあったわけでもありませんが、いろいろな観点から比較をして「借りるより買った方がいい」と判断して購入に踏み切りました。
特に大きなメリットに感じたのはこちらの4つです。
広い家に安く住める
車とバイクを近くに置ける
資産になる
「一度購入を見送ると数年は買えない」
今回は1と2について書いていきます。
広い家に安く住める
ある物件で見積を作成してもらったところ、私たちの場合はフルローンでも月々の返済<現在の家賃+駐車場代だったので、今より安く広い家に住める状況でした。
現在の賃貸は、私が昨年の秋に上京したとき二人で決めた部屋です。
予算オーバーであったものの立地と景観の良さで部屋を決め、二人暮らしを始めました。
しかし、入居から1年も経たず届いたのは
賃料改定のお知らせ
当初の家賃より10%以上も引き上げられており、賃貸のリスクを思い知らされました。
より安い賃貸に引越すことも検討したものの、家賃を重視すれば職場から遠い不便なエリアに限られ、さらに仲介手数料などの初期費用を考えるとわざわざ引越すメリットはほとんど無いため諦めました。
購入の場合は、住宅ローンで変動金利を選択すれば想定より返済額が増える可能性もありますが、家賃改定ほど急激な負担増ではなく、また繰り上げ返済を利用することで支払利息を減らすこともできます。
(住宅ローンについては改めてお話ししたいと考えています)
住宅ローンといえば毎月の返済に追われるというネガティブなイメージでしたが、実際に返済シミュレーションを出してみることで、賃貸を借りるよりも負担が少ないことが分かりました。
気になるお家があれば、まずは一度見積もりを出してもらうと購入のハードルが具体的に見えてくると思います。
車とバイクを近くに置ける
都内で車やバイクを所有されている方の多くが、駐車場に困っているのではないでしょうか。
近隣の駐車場は全て埋まっているか高額のため、自転車で10分ほどのところに駐車場を借りているなんていう話は珍しくありません。
私もその一人です。
家から1.2km離れたところに駐車場を借りています。比較的近くに空きはあったものの、少し遠くても相場より安い駐車場を選びました。
今でこそ慣れてしまいましたが、非常に不便!
大きな荷物があるときは一度家の前に車を停めて荷下ろしをし、駐車場まで車を置いて、自転車で帰ってくる…。
家に車を置けたらどれほど便利になることでしょうか。
パートナーのバイクも家から離れたところに駐車場を借りています。
彼の所有しているバイクは大型で、家の近くで借りられる月極駐車場はありませんでした。
ちょっとした用事や気分転換のツーリングで乗れるバイクなのに、駐車場まで行く手間を考えると腰が重くなってしまいます。
駐車場付きの戸建てを買うことで、お互いの趣味である車とバイクを近くに置けるようになるのは大きなメリットでした。
なにより家と駐車場の往復にかかっていた時間を削減できる。これが一番嬉しいです。
残り2つは後編で
今回私が家を買った理由として挙げた2つは誰にでも当てはまることではありませんが、借りるより買った方がお金・時間の節約になる!というものでした。
次のnoteでは住宅の資産性や住宅市場の観点から家を買った理由をお話ししたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!