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保護犬Danbowの生い立ちのおはなし
愛してやまない我が家のDanbowは、もうすぐ二歳になります。一昨年の11月1日に我が家に来てからの日々は、たのしくてたのしくて、早すぎてあっという間でした。
生まれて4か月の間、あちこち転々としてきた彼。来た当時は重度の分離不安で、これからどうしようかと本気で悩みました。彼をそうした現実。
彼が来て二週間後にFBにあげた記事をnote に残しておこうと思います。
今日は夏至。これからも変わりなく、犬たちと共に(^^)
(↑当時記事に添えていた写真。いつもいつもベッタリ。どこか私の顔色をいつも伺っている感じでした。ほんとに安心できる場所を持った今。。。人に全然媚びない自由過ぎ犬らしすぎの天真爛漫フリーダム犬に変貌しました(笑)きっとそれが素の彼だったんだと思います。)
<2018.11.14記事。多少追記>
Danbowはまだ4ヶ月か5ヶ月くらいしか生きてないのに、すでに5箇所移動してきました。
お母さんと兄弟と一緒の生まれた家。
川崎の河川敷でダンボールに入れられて兄弟4人で一緒に棄てられたところを助けてくれた拾い主さんの家。
1人だけもらい手付かず、また棄てられた川崎動物愛護センターで一週間。
Pooch Dog Rescueさんがレスキューしてくれて、神クラスの預かりさん宅で1月半。
そして終のすみかの私の側。
いつも周りの大切な人が消えていき自分だけが取り残される哀しみを、表立っては見せないけどしっかりと根っこに持っています。
付いて回ってはくっついて。
私がいないと泣いて。
泣き止んでる部屋に戻るとドアの前でおすわりしてる。
きたその日から、おすわりしたらいいことあると学んで、いろんな時にヒョコンと座って静かにこっちを見る。
どのお家でもセンターでも、嫌な思いはそんなにしてなさそうで、いろんな経験してる分打たれ強く、この子の気質はもともと天真爛漫。
でも根っこにある「おいてかれるかもしれない哀しみ」は変な興味の引き方や子犬らしからぬ気遣い、離れたくないという主張という形で、時にじんわり、時に強く出てきます。
保護犬を飼うのははじめて。
保護犬といえど子犬だから普通の子犬と一緒かと思っていたけど、やっぱりちがう。
個性的でとても興味深い。
そして愛おしい。
置いていかれない、一番に愛されるしあわせを、ゆっくりじっくりのんびりと伝えていきたいなぁと。
この子が来て約二週間でしみじみ感じています。
この子が私の元に来るまで、本当にたくさんの人の愛情とご厚意助けられ命がつながっています。
それってとてもありがたくしあわせなこと。
新しいスタートをきった保護犬達にはたくさんの愛情という幸せがいっぱい詰まっていて、だからたくさんハッピーになる子が多いんだなと、自ら体験して改めて感じました。
この経験は、きっとまた私のこれからを支えて糧になってくれるだろうと、この人に逢ってまだたったの一月半ですが、強く感じています。
目の前に現れてくれてありがとう😊
つないでくれた、背中押してくれた、すべての人たち、犬達に心から深く感謝です!
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我が家に来て約一年半。1歳11カ月のDanbowには、今もいくつかトラウマだろうなぁと思うことがあります。
でもこまっていた分離不安は、私はいつもそばにいるよという安心感を母として友達として群れの犬のように態度で示していたら、苦手ではあるけれどお留守番も受け入れてくれるようになりました。お留守番=クレートになっちゃって、クレートには入ってくれなくなりましたが(笑)泣き叫ばずに、ちゃんと自制しておうちで過ごしてくれるだけで、もう十分ありがたいです。
保護犬と暮らすようになって私はずいぶんと変わりました。その話はまたいつか・・・。
最近の彼。しっかりとした洋犬系の我の強さをゆずらない(笑)たいそう表情豊かな最高のオモシロ相棒犬に成長しました(^^)