#006 君は神様
1st miniAlbum『Chorus』より
M-6「君は神様」
最近、アコースティック体制でのライブでもよく披露される、全体的にゆったりとしたテンポの曲。
「剥がれ落ちていく」
『羽音』という曲にも出てきますが、" 剥がれる" というワードは、funnySkashの持つ繊細さを表すうちのひとつだと思います。
「愛がすべてかはまだ わからないけど 愛ですべてが生まれた」
ちょっと矛盾が生じている気がしないでもない歌詞なんですが、でも、"愛" とか "生まれる" ってそういうことじゃないんだよね、っていう。
「愛で愛だけを集めて」
"愛" を持った人の周りにはきっと、集められるだけの "愛" が溢れているのでしょう。
愛は愛でしか集まらない。
愛があれば愛は集まる、集められる。
"泣く" ということを、曲が終わりに近づくにつれて、いい意味で "開き直り"、前向きに捉えているように思います。
泣いて晴れるんだったら泣いて進んでいくさ、っていう…
『Chorus』の帯をめくった部分に書いてある文字「Everything starts with tears.」は、和訳すると「すべては涙からはじまる」となります。
このミニアルバムの核になっていることを、こっそりと教えてくれるのです。